小田急箱根ホールディングス株式会社(本社:神奈川県小田原市 社長:抱山洋之)では、観光におけるDX推進の一環として、箱根での新しい旅行体験の提供を目指し『観光型MaaS』を本格的に開始する。
2021年10月1日(金)から、観光情報サイト「箱根ナビ」を箱根観光プラットフォームへ大幅リニューアルし、「デジタル箱根フリーパス」を含めた全13種類のデジタルチケットが順次登場。すべてのチケットがブラウザ上で購入可能となる。
デジタルチケットの中には、目的地で選べる「大涌谷きっぷ」「芦ノ湖きっぷ」に加えて、車で来る観光客をメーンターゲットに据えた、箱根の乗り物をコンパクトに楽しめる「箱根のりものパスLite」が新登場。行き先や来遊スタイルに応じた多様でお得なチケットをいつでもどこでも購入することが可能。
また、11月には箱根湯本駅から芦ノ湖を結ぶ座席定員制バス「芦ノ湖ライナー」座席券の発売。加えて12月からは、期間限定で箱根エリアの魅力ある観光施設や温浴施設など、全22施設が有効期間中に何度でも利用できるサブスクリプションサービス「箱根遊び放題チケット(はこチケ)」の発売を予定している。
2022年3月には多言語版「箱根ナビ」のリニューアルを予定しており、インバウンド需要の回復を見据えた受け入れ環境の整備を行う予定。将来的には『観光型Maas』の機能を拡充し、宿泊施設や観光スポットと連携した予約や決済の一元化などを推進していく。
小田急箱根グループでは、小田急グループ経営ビジョン「UPDATE 小田急」で掲げるDX、共創、ローカライズの発想によって、シームレスな移動を実現し、非接触により安心で魅力的な箱根観光の提供を目指すとしている。