まだ諦めるのは早い。年初の目標達成!今何を見直すべきか?
約2ヶ月がすぎました。
あなたが今年作った目標の達成状況はいかがでしょうか?
もう、忘れたよ!って言われるかもしれません。(笑)
例えば
- ・英語のWEBページが読める程度まで英語力を高める
- ・税理士の資格を取る
- ・知り合いをネット含め500人に増やす
- ・自分の部門でNO1のプレゼン力を身につける
等々。
2ヶ月も経つと、12月その目標がどうなっているか想像がつくようになるでしょう。
・だいたい順調に進んでいるよという方であれば、年末にはハッピーに
・既に壁に当たっている人であれば、年末の目標達成は…
というように。
目標は人それぞれ。しかし、目標は自分の課題から生まれてきたものであり、自分で作ったものだと思います。
だから、やっぱり今年もできなかった!と笑って済ませることではないと思います。
では、年初の目標がもう既に躓いている人と、毎年順調に目標達成に向けて進んでいる人。
この違いは何でしょうか?
今年の目標には、その目標達成するためのいくつかのプロジェクトの達成が必要になってくると思います。会社から命令されたプロジェクトとは違い、自分の意志で立ち上げたプロジェクトという事で、それを自分プロジェクトと呼びましょう。
例えば今年の目標が「500人の人とネットワークを作る」という事でしたら、
- リアルの世界で知り合いで50名の知り合いを増やす為に毎月2回は何かの勉強会に参加する(勉強会参加プロジェクト)
- Twitter・フェースブック等で交流する人を300名にする(Twitterプロジェクト)
- 仕事でお付き合いする人をその場限りの付き合いにせずに、手紙、定期的メールフォロー、電話フォローを行う (フォロープロジェクト)
等々の自分プロジェクトを実行する必要がでてくるハズです。
これら、自分プロジェクトが全てうまくいけば、あなたの2011年度目標が到達することになる。
逆に目標達成できない人って、いいかえれば、「自分プロジェクトの管理が下手な人」とも言い換えることができるのです。
自分プロジェクトは、誰かの命令でやるものではなく、自分の意志で「やろう!」と決めたものです。だから、目先の美味しい話(楽しい出来事)や突発的緊急事態や急ぎの用事が入ったら、つい「絶対にやる事」である自分プロジェクトのタスクを「いつかやること」に降格させ、先送りにしてしまうのです。
自分プロジェクトは、やらなかったからといって誰も怒ってはくれません。だからこそ、自分で自分のことを管理していく仕組みをきちんと作っておく必要がある。弱い自分に任せておくと、自分プロジェクトは先送りされる運命にあり、年初目標はいつも絵に描いた餅に終わっていくのです。
まだ2011年は2か月しかたっていません。挽回可能です。
2011年目標達成のために、次の4つの自分プロジェクトをマネジメントしていく仕組みを作っていきましょう。
- 2011年目標達成の為に、やり遂げるべきプロジェクトを明確にする
- プロジェクトの為のタスクを洗い出し、目標達成する為のスケジュール化する(プロジェクト計画)
- プロジェクト計画を必ず、スケジュール帳に入れる
- プロジェクト計画の進捗管理を月1見直し、スケジュール帳も見直す
この中で特にポイントになり、実際にやっている人が少ないのが3,4です。
1、2の年初にプロジェクトは明確にし、そのスケジュール(プロジェクト計画)も作っている人は多いと思います。
しかし、これだけではどうやるかは決めたけ。ここで止まってしまうと「やらないパターン」に陥る可能性がまだ高い。今月やろう!今週やろう!程度では、実際はやらないで終わってしまうことが多いからです。それは自分プロジェクトは、「やらなければ誰かに迷惑をかけることも、誰から怒られることもない仕事」だからです。困るのは自分だけだから、今月やろう!程度の思いでは、「コレ早くやってくれよ!」という周囲の人の要求や目先の快楽欲求に負けて、どうしても後回しになってしまうのです。
そこで3の「プロジェクト計画を必ずスケジュール帳に入れる」が大切になってきます。日常使っているスケジュール帳にお客様との大事なアポイントを書き込むのと同じように、自分プロジェクトのタスクもきちんとスケジュール化する事です。「できたらやろう」程度に思ってもやらないものです。スケジュール帳に書き込むという事は、「自分で自分にアポ(約束)を入れる」というこです。プロジェクト計画を作っただけではダメ。スケジュール帳にアポを入れて初めてスタートラインだという認識が必要になります。
しかし、そうしていても、私達は弱い者です。
美味しい話、緊急事態が目の前で起これば、自分プロジェクトのタスクをつい後回しにしてしまいます。
それが続くと、年初に建てたプロジェクト計画も目茶苦茶になってきます。
本来、ここでプロジェクト計画の全体を修正するという作業が必要になってきます。
例えば、現在2月ですが、順調にいっていないという事であれば、プロジェクトスケジュールの大幅修正を今、やる必要があります。しかし、この作業が、意外に面倒なんです。
計画修正が滅多になければいいのですが、自分プロジェクトの場合、タスクが後回しになりがちのため、プロジェクト計画修正の頻度が高くなる。少し計画の修正を行っていれば、大幅に計画の修正が必要な状況になり、「もういいや!」って気分になってしまいます。
そうなると計画修正もやらなくなり、自分プロジェクトも自然消滅してしまうというパターンになってしまうのです。
計画修正がされている間は「自分プロジェクトは生き続ける」のですが、計画修正を辞めた途端、プロジェクトは死んでいくことになるのです。
そこで一般的には、週に一度、月に1度、レビューする時間を設けて、それをやりましょう!なんて言うのですが、それをやっている人は少ないものです。新しく今年何かをするのを決めるという話は楽しいけど、計画修正する作業は面白くないからです。またメンドクサイ。
だから多くの人が「やる必要がある」ことは頭では理解しているのですが、この作業をやっている人は少ないのです。
しかし、プロジェクト計画修正作業は面倒だけど、避けることはできないものです。そこで工夫が必要になります。(私のような不精者は特に)
そこで私がやっている方法を少しだけ紹介します。私は、スケジュール帳の修正をすれば、プロジェクト計画が同時に変更されるという仕組みをiPhoneとクラウド(Googleカレンダー)で作っています。
スケジュール帳の見直しは、日常的に行う作業なので絶対に行います。それを行うと、いちいちプロジェクト計画を修正しなくても、自動でそれが修正されているという状況を作っているのです。
私はプロジェクト管理とスケジュール管理をiPhoneで行うことで、これを解決しています。(下の図が私が行っているプロジェクト管理とスケジュール管理のフロー図です)
*Googleカレンダーと連携できるタスクマネジメントアプリのdomo TodoとGoogleカレンダーアプリを使っています
自分プロジェクトを前進させていくことは、自分のモチベーションを高め、仕事をワクワクさせていくために不可欠な事です。年初目標管理がうまくいっていない人は、今一度、これらのやり方を見直されたらいかがでしょうか?
PS
自分プロジェクト管理とスケジュール管理については、iPhoneワクワク仕事術でも詳しくご紹介しています。お楽しみに
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