登録日:2009/08/06(木) 00:26:52
更新日:2021/08/06 Fri 09:46:40
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概要
ブロッコリーと富士見書房が共同企画したTCG。2007年~2009年に渡り販売、2011年まで展開されていた。
いわゆる版権もののTCGで、ブロック(参加企業)が
ブロッコリー
メディアワークス
エンターブレイン
角川書店
富士見書房
の五社であるため、実質角川+ブロッコリーとなっている。
システムは同じ遊宝洞制作、ブロッコリー企画の「ディメンジョン・ゼロ」(D0)を簡略化、アレンジしたもの。
D0と同様……というかMTGと同様、カードは赤、青、緑、白、黒の5色に分かれており、
1作品は原則1色で統一されている(後述の作品一覧を参照)。
版権もののお約束通り、計算式が決まっており完全な下位互換は存在しない事になっている。
特徴的なルールに
スターシステムがある。
一部のカードには-1~2個のスターアイコンが設定されており、デッキ内のスター総数は15以内に収める必要がある。
主に各作品の主人公やヒロイン、ボス等に付けられており、スター1や2のカードは強力な反面サーチ・回収が難しい。
一方で-1に相当するリバーススターカードを入れる事で強力なスター1や2のカードの枚数を増やす事が出来るが、デメリットがある為、単純なグッドスタッフや札束は通用しづらい。
他ではスポットがあたりにくい漫画・
ライトノベルが参戦しており、一時期はプレイヤー人口を集めたが
1.0の参戦作品は(当時としては)知名度が今一つだったり、
メディア展開が数年前とか逆に数年後の作品が多かったり(例えば、角川1.0の「未来日記」は2011年アニメ放送。「
成恵の世界」は2003年)と、
リアルタイム性、話題性の乏しさからくる原作ファン層の取り込みづらさという如何ともしがたい難点が災いし、
後発の「
ヴァイスシュヴァルツ」等との競争に敗れた。
エキスパンション
エキスパンションは (会社)x.0 の形をとっており、最初の1.0(及びリファイン版の1.1)のみ会社ごとに1色、
2.0 以降は各社5作品で5色、となっている。通常ブースターの封入割合は1パックレア1アンコモン2コモン4。
1ボックス15パック内にキラ版3枚、4ボックス内サインカード1枚の割合。
キラ化対象は殆どのブースターで20種類だが、作品数の少ないものは全種対象のものもある。
これとは別に、単発作品のプラチナパック、プラチナパック+、スペシャルパックが存在。
プラチナパックは割高な分全カードキラだが、
2パック当たり1枚というレア封入率が不評を呼び、
~+は1パック当たり1枚だがレアの種類が倍な上アンコモン1枚となったためやはり不評を買った。
スペシャルパックは通常のパックと値段は一緒
会社毎のエキスパンションの参戦作品一覧と色
ブロッコリー1.0(1.1)
デ・ジ・キャラット(赤)
ギャラクシーエンジェルT(赤)
ギャラクシーエンジェルU(赤)
メディアワークス1.0(1.1)
エンターブレイン1.0(1.1)
Duel Dolls(黒)
吉永さん家のガーゴイル(黒)
まじしゃんずあかでみい(黒)
ぺとぺとさん(黒)
らぶドル(黒)
角川書店1.0
富士見書房1.0(1.1)
メディアワークス2.0
角川書店2.0
富士見書房2.0
スレイヤーズ(赤)
フルメタル・パニック(緑)
学園黙示録HIGHSCHOOL OF THE DEAD(黒)
おまもりひまり(白)
仮面のメイドガイ(青)
ブロッコリー2.0
ギャラクシーエンジェルT・U(赤)
デ・ジ・キャラット(緑)
プリンセス コンチェルト(黒)
恋きゅー(白)
空を飛ぶ、3つの方法。(青)
エンターブレイン2.0
メディアワークス3.0
富士見書房3.0
ドラゴンマガジン ブロック(富士見書房4.0に相当)
電撃G'Sマガジン ブロック(メディアワークス4.0に相当)
Sister Princess(緑)
Baby Princess(青・白)
マリッジロワイヤル(黒)
おひめさまナビゲーション(赤)
作品別パック
追記・修正よろしくお願いします
最終更新:2021年08月06日 09:46