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爆走兄弟レッツ&ゴー!!

登録日:2013/10/24 Thu 20:51:43
更新日:2024/08/30 Fri 14:27:31
所要時間:約 2 分で読めます




爆走兄弟レッツ&ゴー!!とはこしたてつひろ作のミニ四駆漫画及びアニメ。
続編に『爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP』と『爆走兄弟レッツ&ゴー!!MAX』がある。

概要

タミヤが発売元である自走するレーシングカーのプラモデル、ミニ四駆を題材とした作品。かつて第二次ミニ四駆ブームを加速させた、ホビーアニメというジャンルの中で燦然と輝く名作にして傑作である。
原作漫画は月刊コロコロコミックで1994年に読切が前後編で掲載、好評の為そのまますぐに連載化し1999年にミニ四駆の生産が一時終了するまでシリーズは続いた。95〜98年には別冊コロコロ、96〜98年には『小学四年生』でも番外編が連載された。
アニメは96年1月から1年間放送され、間を開けずに第2シリーズ『WGP』が放送された。

個性豊かなキャラクターたちが時には激しくぶつかり、時には助け合い、壁にぶつかりながらもそこから立ち上がり成長していく。コーナリングを得意とする人物同士でもそれぞれにアプローチの仕方が異なっており、各マシンごとに差別化が図られている。

各キャラクターの葛藤や成長の描写も非常に丁寧である。競技としてのミニ四駆というホビーを心から楽しむ子供たちはもちろん、そんな彼らを見守り支える大人たちの視点までもが描かれている。

スタイリッシュなフルカウルミニ四駆のデザインに加え、空力、ダウンフォース、ZMC、バトルレースといったケレン味満載の要素で当時の子供たちを虜にした。直線での最高速を重視しすぎると、コーナリングが上手くいかずコースアウトしてしまう、という現実のレースさながらの要素は作中でもたびたび言及されていた。
ただし、セッティングに当たって本物のようにローラーやバンパーといった各部パーツを変更する描写は極めて稀*1で、概ねモーターとタイヤ、そしてボディの設計の方で描写される傾向にあった*2

後述するように、相手のマシンを傷つけるバトルレースをめぐる戦いが描かれる。凶悪なバトルマシンの強さや恐ろしさのみならず、それを目の当たりにした一般レーサーたちの反応や運営の対応についても描写されている。仔細に至るまで徹底的に練り込まれており、大人になってから改めて視聴してみると、その魅力に気付けることだろう。

本作では、第一次ミニ四駆ブームの際「ダッシュ!四駆郎」のアニメが広告代理店の都合で打ち切られたことの反省が活かされている。当時ネットもなかった玩具業者はアニメの終了=ミニ四駆ブームの終焉と勘違いし、ミニ四駆の取引を露骨に減らしてしまう。

ブームに乗っかろうとしたパチモン業者が世間に迷惑をかけたことも災いし、食い合いの様相を呈したためミニ四駆の需要は急激に低下。こうして、第一次ミニ四駆ブームは本当に終わってしまったのである。

このようなことを防ぐため、この作品の企画は代理店を通さずタミヤと小学館(ショープロ)が直接監修。作品展開とミニ四駆の発売でちゃんと連携を取れるようになり、一大ムーブメントを引き起こすことに成功する。

皮肉にも、当時儲け損ねたパチモン業者が二の足を踏んでくれたことも幸いしたらしい。
このことは、後にアニポケやベイブレード、デュエマなどのコロコロ発のホビーを展開する上での先駆者になった。

子どもたちに複数のマシンを買ってもらうことを目的に、対照的なマシンを操る兄弟を主人公に設定。
ついでに、子供たちがマシンをうっかりぶっ壊して買い直しの需要が生まれるよう、作中でバトルレースを…すいません嘘です
そんなことしなくてもアニメの真似すればマシンは壊れるけどな!!!

本来ミニ四駆はモーター駆動でただ走らせるくらいしかできないのだが、このアニメでは使い手の意思で可変速する。片輪走行もするし、挙句に意図的にコースアウトする。
AIでも積んでいるのか。
原作とアニメでは尺の都合もあり、展開と一部のキャラの性格が大きく異なる。(これは続編のWGP、MAX編で更に顕著になる)

ちなみに、ゲームもGBやSFCで出ているが、SFC版は打って変わってリアル仕様。奇天烈な動作もイベントでしかやらない。
電池一つとっても、マンガンとアルカリで細かく出力カーブが違っていたり、少し使ってからの方が出力が良かったりなど案外細かい。
シャフト用ベアリングをローラーにしてみたりなども可能。


ストーリー

主人公の星馬烈と豪の兄弟はミニ四駆が大好き。
土屋博士はミニ四駆の可能性を試すため、星馬兄弟にフルカウルミニ四駆の第一弾、セイバーを2人に与えた。自分の力でセイバーを自分のマシンにできたならばこのマシンを譲り、できなければ返却するという約束とともに。

風の力=「空力」によって無限のパワーを発揮するこのマシンを、
烈は加速・コーナリング重視のソニックセイバー、豪は最高速重視のマグナムセイバーに改造し、進化させる。

マシンを作り上げた星馬兄弟は早速、GJC(グレートジャパンカップ)ウィンターレースに出場。
ブラックセイバー軍団との戦いやアクシデントによりレース自体は失格になってしまうものの、
このことで星馬兄弟は有名になり、彼らの前に多くのライバルが現れる。
二人はライバルたちと競い合いながら、ミニ四駆界の頂点・SGJC(スーパーグレートジャパンカップ)制覇をめざし走り出す。

バトルレースと大神博士

ミニ四駆のレースは決められたコースを走り、他のレーサーよりも先にゴールした者が勝者となる。
コースアウトや予期せぬ接触でマシンが破損する可能性はあるが、積極的に相手のマシンを攻撃することは道義的、あるいはスピード勝負という都合上行われない。

+ 以下詳細
これに対してバトルレースは相手のマシンを物理的に破壊して走行不能にさせ、最後まで生き残った者が勝ちとする方式。序盤では相手マシンを積極的に傷つける改造を黒沢が好んで行っていたが、あくまでの「先にゴールした者が勝ち」という枠組みの中での取り組みであった。

中盤からは大神博士が登場。
自らの造ったマシンが最も優れているとし敵対するマシンはすべて破壊して勝利することを至上とする技術者。マシンは子供たち自身が育てるものという土屋博士とは真っ向から対立している人物でもある。

大神博士が送り出した最初のバトルマシンはJの駆るプロトセイバーJB。
空気砲によって相手のマシンを吹き飛ばす非常に攻撃的な機能が備わっていた。

Jとの和解後、沖田カイのビークスパイダーを皮切りに、相手のマシンを容易く破壊する走る凶器ともいえるマシンが出現。カイ自身もまた自分より遅いマシンは存在すら認めず、破壊を好む危険な少年であった。

これに対して、烈と豪たちは従来のスピード勝負というスタイルを貫く。
あるいはリョウのように架空の新素材であるZMCを用いて攻撃に負けない剛性を得る試みを行う者もいた。

そしてGJCサマーにて事件は起こる。
ビークスパイダーを駆る沖田カイが大暴れし、優勝をかっさらう。
これにより、バトルレースはカッコいいという風潮が全国的に広がる
さらに作中世界のミニ四駆の運営も、そうした声に応えるという名目でレースでの車検を廃止。現場で子供たちの反応を見てきたファイターや土屋博士は当然反対するが、結果的に聞き入れられず。

こうして大規模な公式のレースで大神博士の造ったバトルマシンが大手を振って出場可能となってしまったのである。さらに大神博士自身も運営に取り入りバトルレースを推進。一時はバトルレースが多数派を占めるまでとなり、そのためのパーツが流通に乗り模型店の店先に並ぶまでになってしまう。

この手の作品では作劇的に不都合となるためか有耶無耶にされがちな、ルールや運営の対応について明確な描写があるのはかなり珍しい。
また、こうした子供向けTVアニメでは主人公と敵対する思想はあっても、界隈全体がその思想に染まるということはまずない。例えば「それいけ!アンパンマン」でカバ夫たちがばいきんまんに肩入れするような展開は視聴者であるちびっ子の精神衛生上まずやらないであろう。その点でも異質であるといえる。

ここまでの事態に陥っても、烈と豪たちはバトルレース自体は否定するが、個々のバトルレーサーの考え方は否定していない

また、終盤でのバトルレーサーの心境の変化についても、レースで勝ったからお約束的に改心する訳でも、屈服させる訳でもない。バトルレースを続けては勝てないため、スピードの勝負を全力で行った*3結果、その楽しさに目覚めて自発的に改心するという展開になっている。

しばし混同されるが、ホビーものとバトルものは必ずしもイコールではない。
バトルものを「害をなす敵を打倒する英雄の物語」と位置づけるならばホビーものは「競技としてのホビーに全力で取り組む楽しさを描く物語」である。

バトルレーサーの改心は本作の見所の1つだが、そうした全力の勝負という過程を踏まえての心境の変化であり、納得がいくものとなっている。

そうした点を踏まえながら視聴するとより一層本作の奥深さを感じることができるはずである。



登場人物

星馬烈

CV:渕崎ゆり子
本作の主人公かつ、豪の兄。普段は常に緑の帽子をかぶっている。
初見では勘違いされやすいが双子ではなく、豪より一歳歳上。身長は烈の方が少しだけ高い。

使用マシンは、スーパーアスチュートJr.→ソニックセイバー→バンガードソニック→ハリケーンソニック

熱血漢な弟とは真逆で冷静で理論派。堅実な走りを目指す優等生タイプである。
コーナリングとマシン全体のバランスを重視し、ファイターの実況では「コーナリングの貴公子」とあだ名される。
ソニックセイバー製作の際は自室の床が埋まるほど様々な設計図を書いていた。
レース前はバッテリーとモーターを体温で温めるなど、勝利のためならば地味な作業も厭わず行う。

ミニ四駆のこととなると熱くなり、豪と同レベルで張り合うこともしばしば。
しかし根底に流れるものは同じであり、兄弟で協力することも多い。

兄として弟の豪を諫めることもあり、それが豪の成長に繋がることも多い。逆に烈も決して諦めない豪の姿から学ぶ場面があるなど、相互によい影響を与え合っている。

年下のレーサーに対する面倒見もよく、コースアウトした他のレーサーに手を差し伸べる優しさもある。
無茶ばかりする豪のサポートに回ることも多く、彼の改造の指示でマグナムが大破を免れたこともある。

マシンはコーナリング重視のセッティングをし、加速性と安定性を大切にしている。同じくコーナリングを得意とする藤吉とは考え方が異なり、壁に沿うように走るアウト・アウト・アウトでの走法で角度の緩い高速コーナーが得意としている。

序盤ではプレッシャーに弱い面もあり、大事な大会を前にセッティングに身が入らないこともあった。だが、父親とのやり取りで楽しく走らせることを思い出し、ここぞという場面では吹っ切れてみせた。

星馬豪

CV:池澤春菜
本作の主人公の1人で烈の弟。
学校や寝る時以外は常に、ホビーアニメの主人公の必需品ともいえるゴーグルを頭に着けている。

使用するマシンは、マンタレイJr.→マグナムセイバー→ビクトリーマグナム→サイクロンマグナム

直情的で一本気な熱血漢。こうだと決めたら絶対に考えを曲げない。
熱くなりやすい性格で、理屈で考えるのが大の苦手。実際に走らせて最適なセッティングを探っている。
マグナムセイバー製作の際はマシンをリリースするフォームを練習していた。

基本的にやんちゃな悪ガキであり、おまけにズボラ(マシンのメンテもサボり気味)で学校成績も悪い。常にミニ四駆の事しか頭になく、授業中にマグナムをいじって担任のたまみ先生に一度没収されてしまうほど。
先を考えずに行動して失敗したり、無茶をやらかすこともあるが、その意気込みでライバルに食らいつく。当初こそ精神的にもレーサーとしても未熟な面が見られたが、敗北を重ねながら立ち上がっていく。
メンテナンスを怠ってシャーシのヒビを見逃すなど、一時はレーサーに必要な意識が欠けており、マグナムが負けたのは豪自身のせいという兄からの正論を、はじめは受け入れられず逆ギレする有様だった。だがやがて自分の欠点を受け入れ、独自の走りを追求するようになる(ただすぐに調子に乗ってしまい元に戻りかけるのが玉に瑕だが…)。

彼のマグナムはストレートでの最高速度を重視している。
ダウンフォースをあえて効かせず、コーナリングでのロスも度外視。
結果として非常に不安定な走りとなってしまい、藤吉からは当初打倒すべき対象から外され、リョウからも「トライダガーには勝てない」といわれてしまうほど。

必殺技はジャンプでコースからわざと外れ、マシンを弾丸のように回転させて一直線にかっとんでコースをショートカットする「マグナムトルネード」。
マシンは最高速重視のセッティングが多く*4、本人曰く「かっとんでいく」ほど徹底的に軽量化する。

その結果ジャンプに向くが、傾斜の強いコースではそのまま明後日の方向へかっとんでいってしまうことも。衝撃にも弱くなってるため劇中でも壊れた描写が多い。
またコーナーリングについても一切考慮しておらず、ガタガタ壁にぶつかって無理矢理曲がるのでマシンへのダメージが大きい(彼のマシン交代劇が全て「先代のマシンが壊れたから」なのも当然だろう)。スピードが乗るのも遅め(旧レブチューン積んでたら当然である)。

鷹羽リョウ

CV:高乃麗
烈と豪のライバルの1人。ラフな雰囲気の寡黙なレーサー。
使用するマシンはトライダガーX→ネオトライダガーZMC
烈や豪よりも背が高く、クールな一匹狼という印象を受ける少年。
実際は結構情に厚く、誘えば気軽にレースに参加してくれる。
トラック運転手の父は不在な事が多いため普段は山で野宿している。学校はどうしているのだろうか……?

弟の二郎丸は厳しくも優しく接しており、普段は冷静な彼も二郎丸には笑顔を見せることも多い。弟が二郎丸スペシャルを手にした時には1人のレーサーとして扱った。一方の二郎丸はそんな兄に対して絶対的な信頼を置いており、小競り合いの絶えない星馬兄弟との対比になっている。

マシンはスピード重視のセッティングだが、豪とは逆にボディ全体で強力なダウンフォースを生み出す。空力を活かして地面に吸い付くことで安定した状態で走っている。さらにボタンを投げつけて方向転換からの壁走りが得意でリョウの得意技のような扱いである。

ただし、ローラーをフロントに2か所しか付けないなど、コーナリングの切り捨てっぷりは豪より極端*5。加えて加速も度外視しており、原作最初のレースではスタート直後に数秒間完全に静止する*6という驚愕の走りを見せた。

対等のコンディションで完璧に勝ちたいという信念があり、自らの意思でハンデをつけることもある。結果として公式戦ではアクシデントやスタンドプレーにより優勝経験はなく「無冠の帝王」扱いをされている。だが実力自体は面々の中でも特に高く、ハンデさえなければ事実上勝利ということは多い。

三国藤吉

CV:神代知衣
烈と豪のライバルの1人。使用するマシンは スピンアックス→スピンコブラ
三国コンツェルンの御曹司であり、常に執事の水沢彦佐と美人のアシスタント2名を引き連れている金持ちキャラ
語尾に「~げす」とつける話し方と、出っ歯と髪型と扇子が特徴。
着ぐるみを着て現れることもある。

お調子者で他の人物をおだてることもあるが、その裏では勝利への策略を巡らせる。
当初はワガママな性格であり、糸目をつけずに金をつぎ込んでも狙った相手に勝とうと目論む。

しかし烈への敗北に加え、厳しい父親から叱責されたことで改心する。勝負になるとついムキになる悪癖は自覚があり、欠点を認めて改めようとする姿は豪とも重なるものであった。

金持ちキャラらしく凄まじい財力を誇り、気軽にヘリを飛ばしたり、別荘に誘ってくれたり、新マシン開発の折には父の経営する三国コンツェルンから優秀な人材を引き抜いてこき使ったりしていた。

ただし、何不自由なく暮らしている訳ではなく、中盤から妹のチイコが登場。兄を玩具のように扱う奔放な人物であり、父とは別のベクトルでとても恐れている。

マシンはコーナー重視だが、安定性を重視する烈と比較して旋回速度を重視している。コーナーの壁面をジグザグに跳ねるように曲げることから角度が急なテクニカルなコーナーに強く、烈との対戦ではその差を活かせるコースを用意させることで苦戦させた。
必殺技はコーナーを車体に描かれた稲妻のごとく高速で駆け抜ける「サンダードリフト走法」。

演じたのは同じくコロコロコミックで連載されたおぼっちゃまくんで主人公にして同じく金持ちキャラである御坊茶魔を演じた神代知衣氏。

J

CV:渡辺久美子
当初は大神博士のもとにいた少年。孤児であり、アニメでは姉が一人いる。
使用するマシンはプロトセイバーJB→プロトセイバーエボリューション
当初は大神研究所での扱いから、大神博士の命令を忠実に実行する手駒となっていた。一言も話さず操り人形のような状態であり火山の噴火口内のコースで烈と豪のマシンを溶岩の中に落とし破壊する。
しかし、Vマシンで復帰した二人に負けた際にプロトセイバーJBのコントローラーを自ら破壊。
以降、素直な少年の心を取り戻し土屋博士のもとで手伝いを行う。
しかし衣装は長らく変わらずJBと書かれた全身タイツを着用し続けていた。

鷹羽二郎丸

CV:大谷育江
リョウの弟。口数の少ない兄とは逆に我が強い。
兄のことはあんちゃんと呼んでとても慕っており、何かにつけて兄を推そうとする。
1人称は「オラ」で、語尾に「~だす」とつける話し方が特徴。豪とは弟同士よく喧嘩しており「ウンコ野郎*7」と呼んでいる。

アニメではセイバー600を独自に改造し「ニ郎丸スペシャル」と命名している。
破壊されてもその都度新造し、その度に名前の「スペシャル」が増えてどんどん長くなっていく。
当初こそ初心者だったが、兄の教えを忠実に守ることで次第に腕を上げ堅実な走りを手に入れる。

GJCオータムレースでは幸か不幸かとあるマシンとの攻撃がきっかけでボロボロになりながらも優勝をさらったことがある。いかにもギャグチックな描写だが、バトルレースに傾く世間に対して一石を投じるような意味を含んでおり、侮れない場面である。

原作・アニメ当初ではミニ四駆を持っておらず、勝手に持ち出したトライダガーに覆面を被せて星馬兄弟と対決した。
漫画の番外編では星馬兄弟他の力を借り、「トライダガーニ郎丸スペシャル」を一晩で組み立てた。

毎日キャンプ生活で自炊していることもあってかアニメでは食通という面があり、年末の特番では星馬家の料理や土屋研究所の食堂のメニューを分析していた。


佐上ジュン

CV:西村ちなみ
本作のヒロイン。佐上模型店店主、佐上タモツの一人娘。
本人は野球に興味があり(ちなみに中の人も野球が好き)、店番を頼まれても客の子供に言われたパーツが分からないなど、当初はミニ四駆に関心がなかった。しかし烈や豪の熱いレースを見る内に自身も熱中し、応援に駆け付けるようになる。

豪と彼女のキャッチボールや試合での様子がヒントになり、マグナムトルネードが誕生する。さらに、アニメでは豪らに触発されてミニ四駆をはじめ、レースにも出場している。

他にもリアクション役や、知識が疎いゆえに視聴者への説明を他のキャラから引き出す役など、脇役として大切な役目を果たしている。

元々はアニメオリジナルキャラクターだったが後に原作にも登場した。ただし、相違点も多く、アニメでは星馬兄弟とほぼ同じ身長の小柄でボールは左投げであるが、原作では星馬兄弟よりも身長が高く、ボールは右投げである。また『Return Racers!!』での描写により、原作でもミニ四駆もやっている事が判明している。


使用するマシンはワイルドホームラン(ワイルドミニ四駆のため、レースに出られない)→ホームランマンタレイ(元は他界した火車優のマンタレイJr.)*8→ホームランマンタレイWGP(ドラマCDに登場。ちなみにボディはZMC製である)
フルカウルマシンには絶対に勝てないとされていたはずのレーサーマシンで平然と黒沢らと表彰台争いをしていたため隠れた最強説があるとかないとか

三国チイコ

CV:矢島晶子
藤吉の妹。語尾によく「ですわ」を付けて話すが、原作では標準語である。
兄である藤吉を尻に敷いており、彼女がいると家に寄り付かなくなるなど恐れられている。
烈に一目ぼれしており、押しかけてきたりと熱烈にアプローチしている。

莫大な財力にモノを言わせてレースを開催することもあるが、メルヘンチックなコースに過激な仕掛けを施すのがお約束となっている。

当初はミニ四駆を持っていなかったが、のちに自分で設計したフラワーアックスを使い、ドラマCDではフラワーバイパーを使う。いずれも兄のマシンをベースにしたマシンである*9
スーパーグレートジャパンカップ終了後はスイスの学校へ留学。MAXには登場せず、TVシリーズ放送終了後のドラマCDではフラワーバイパーの登場でレーサーとしての腕はかなり向上しているが、烈へのアプローチは相変わらず継続している。

小さめに描かれた目にハート形のタラコ唇というデフォルメの強い外見であったが、数年後を描いた続編である『Return Racers!!』ではスタイル抜群の 爆乳 美女に成長した。
一部の読者からは整形疑惑が囁かれているが、果たして……

こひろまこと

CV:くまいもとこ
烈や豪とは最初のウィンターレースの予選から知り合った少年。
使用するマシンはアバンテ2001→セイバー600
一般レーサーながらも堅実な走り方をする。
メインキャラがマシンの壊し合いでワーワー言ってる隙にしれっと好成績を掻っ攫うことも。
原作では1話と2話以外登場しないが、アニメでは準レギュラーでありスーパーグレートジャパンカップにも登場。
古参のミニ四レーサーに人気の高いアバンテを使っていたため、否応なく印象に残る子である。

黒沢太

CV:陶山章央
烈と豪らと同時期にセイバーをもらった少年。
使用するマシンはブラックセイバー。
当初は他人を蹴落とす性格な上、マシンもバトルレース向けの改造に傾倒していた。だが、大神のマシンに対して自分の走りで立ち向かう星馬兄弟の姿を見るうちに改心。
以降はバトルレースをやめ、純粋なスピードレースに取り組んでいる模様。

自身の愛車であるブラックセイバーには強いこだわりを持ち、可変ウィングやコーナーで飛び出すガイドローラーなど独自の改造が施されている。大規模な設備を持つ大神とは異なり、個人の少年が行う改造としてはいずれも驚嘆に値するものばかりである。この内砂撒きタイヤについては終盤に思わぬ場面で活用され、視聴者を唸らせた。
車検をどうやって通過しているのかについては色々な議論がなされている。

他のレーサーが次々に新マシンを生み出す中、最初期のセイバー一筋で走りぬく漢。スーパーグレートジャパンカップで上の順位になったり、ブロッケンGと互角に渡り合うなどよく考えてみるとかなりすごいマシンである。

レーサー仲間にブラックセイバー軍団がおり、量産したブラックセイバーのチームを率いている。リーダーの黒沢は非常に慕われており、そのスタンスが変わろうともメンバーはついて来る。

こちらも原作では序盤のみの登場で、バトルレースをやめ一人の真面目なレーサーに戻ってからはアニオリの描写。

土屋博士

CV:江原正士
烈と豪にセイバーを渡した張本人であり、ミニ四駆の設計、開発を行っている。
“子どもたちの自由な発想でマシンを改造することで速くなる”という思想を持ち、彼の作るミニ四駆には敢えて改造の余地を多く残している。

セイバーはのちに市販化し、セイバー600(シックスダブルオーと読むのだが、ファイターの実況でろっぴゃく読みが定着してしまった)として発売される。
その狙い通り、星馬兄弟は自由な発想でマシンを進化させていくのだが、豪に自分を差し置いて傑作機・サイクロンマグナムを作られてしまった際にはさすがに悔しがっていた。

実はこの人、タミヤの社内に実在する(した)。
タミヤでミニ四駆そのものを発明した工学博士、土屋博嗣(つちやひろつぐ)氏がこの人のモデルである。
画像をググってみると確かにそっくりである。
残念ながら2012年7月19日、58歳でこの世を去ってしまった。合掌。

岡田鉄心

CV:椎橋重
山の中で自給自足の生活を送る陶芸家。丸いサングラスと白い髭が特徴的。
飄々とした性格で奇行も目立つすっとぼけた老爺だが、実は土屋・大神の両博士にとって師匠にあたる技師という顔を持つ。

土屋にミニ四駆を託して隠棲し、陶芸生活の傍らで物語の鍵を握る新素材「ZMC」を研究していた。
ビークスパイダーに両断されたトライダガー復活のために訪れたリョウに対しては家事の手伝いを命じ、文句を言いながらも協力する仲間たちの姿からその人柄を認め、新マシンを提供する。

また、新マシン製作に悩む烈を大神研究所に誘ったり、研究所のレーサーに自分でマシンをいじる楽しさを語ったりと意外な行動を見せることもある。他にも、バトルレーサーたちに対してバトルレース自体を否定する発言はせず、子供たちのマシン開発につい手を貸そうとする土屋博士を抑えるなど、人格者と言える場面もある。

ちなみにファイターが持っているシャイニングスコーピオンの開発者でもあり、アニメでは試作型とテスト型の2台制作した。

ミニ四ファイター(杉山闘士)

CV:森久保祥太郎
レースの司会進行・実況を担当する青年。
彼もまたミニ四駆好きの熱血漢で、少々子供っぽいところも見受けられるが、
豪が授業中にマシンを弄っていて没収されたと知るときっちり叱る、ちゃんとした大人でもある。
また、風鈴小学校でレースを開いた時にはたまみ先生にミニ四駆の魅力を説いたり、一晩かけて校舎中にコースを張り巡らせたりと情熱を燃やした。

レースではしょうもない小ネタやダジャレを挟みつつ熱い実況で試合を盛り上げる。活躍したマシンやレーサーに「コーナーの軽業師」や「轟く爆風」などの異名をつけるのが特徴。

マグナムセイバーを一度没収したたまみ先生には、説得するつもりが一目ぼれするなど純情な面も。

その実況は作中のレーサーたちにも評価されており、ファイターがレースに参加して実況がない時には何か物足りないとされるほど。続編のMAXでは彼に憧れる人物も出現した。

マシンはシャイニングスコーピオン(アニメのみ。ちなみにアニメでのシャイニングスコーピオンは2台作られている設定で、ファイターが持っている物は試作型)。子供の頃、SGJCで敗北した悔しさの途中で鉄心から授け、思い出の品として持っていたという。

大神博士

CV:大友龍三郎
土屋博士と対立する博士。火山に造られた研究所でミニ四駆の設計・開発をしている。
眉なしの禿頭にスカウターのような装置を付けているという、研究者としては結構インパクトのある見た目。

かつて土屋博士とは同じ研究所で働いていたが、根本的に思想が異なり自ら行方をくらませていた。
速いマシンこそ至上としており、持ち主である子供たちのことはまったく考えていない。そのため、バトルレースで他のマシンをクラッシュさせて勝つという過激な手段を用いる。
自身の研究所では過剰なまでの研究・実験を繰り返しており、失敗作は容赦なく煮えたぎる溶岩に落として処分している。

その思想のため作成して渡すマシンも当然バトルレース仕様。空気の刃で斬り裂いたり、重さで圧し潰したり、針を突き刺して内部を破壊するなど恐るべき威力を発揮する。

勘違いされがちだが、彼の造るマシンはスピードで勝てないから相手のマシンを壊している訳ではなく、空力性能も非常に高く普通に走ってもかなり速い。*10烈が新ソニックを製作するために大神の研究成果を見学した際も、その点には素直に感心していた。
だが、それによってバトルマシンとしての機能がない方が速く、勝てるのではないかという疑惑も生まれている*11

沖田カイ

CV:今井由香
大神博士が放った刺客の1人。原作では大神学園4年生と紹介されているが、アニメでは不明。
使用するマシンはビークスパイダー。
かなり小柄な体格だが身のこなしは機敏で、忍者のごとく消えるようにその場から去ったり、大ジャンプから宙返りを披露したこともある。

フロント部分に風を受けると空気の刃を作りだし、近づくマシンを容赦なく斬り裂いていく。誇張でもなんでもなく、作中では本当にミニ四駆やコースの壁を容易く切断している。そのため、手には金属でできた特製のグローブを装着している。
バトル以外に目を向ければ、方向性としてはバランス型で、ややテクニカルセクションに強い傾向にある。そもそも後述の二台と違い、バトル機構は空気の刃以外に一切搭載されておらず、その空気の刃もカウルから発生する強烈なダウンフォースが元になっているので、大神マシンの中では最もスタンダードな性能である。
一番最初に開発されたバトルマシンというのもあるだろうが

本人も破壊を喜びとする冷酷な性格であり、自分より遅いマシンは存在すら認めようとせず、烈たちのマシンを破壊することにためらいはない。

とりわけGJCサマーレースでのやりたい放題の暴れっぷりは特に鮮烈であった。落雷で倒れた木を両断したり、ゴール手前で退屈しのぎに逆走を始めたり、燃料タンクを傷つけたことがきっかけで火事が起きたり、挙句の果てにはトライダガーXを真っ二つに切断した。

ここでの活躍が全国のレーサーに強烈に焼き付いたことから界隈がバトルレースに傾く口火を切ることになってしまう。視聴者のみならず作中世界でのインパクトも非常に大きかった人物といえる。

トライダガーXを破壊するもネオトライダガーZMCに敗北し、以降鷹羽リョウをライバルとして狙う。

近藤ゲン

CV:喜田あゆみ
大神博士が(ry。
大柄な身体であり、漫画では岩を持ち上げるほどであるが、ペロペロキャンディを持ち歩いて常に舐めているなど幼児のような行動も目立つ。
使用するマシンはフロントモーターのブロッケンG(ジー、またはギガント)。その重量によって相手のマシンを上から圧し潰して破壊する「ハンマーGクラッシュ」(アニメでは「ブロッケンクラッシュ」)という技を持つ。

アニメではフロントパーツが開いて、その中に仕込んである鋭い牙で相手マシンを挟んで噛み千切る「ブロッケンファング」というオリジナル技もある。

バトル以外のポテンシャルとしては完全なパワー型。そもそも必殺技を二種類持つ関係上、バトル機構を一番多く搭載しており*12、その重さをカバーするべくトルクが高いのが主な理由だろう。

前に重心があるフロントモーターという特性を活かし、コーナリングを鋭く行うことが可能。フェンスに跳ね返った反動でリアを振ることモーターの回転数を落とさずに曲げるパワードリフトという走りを繰り出すことができる。
重さとパワーに物を言わせ、コースを破壊してショートカットする描写もなされている。

スーパーグレートジャパンカップでは当初こそ普段のマシンで挑むも、雪に覆われたコースでは車体が重さで埋まってしまい相性が最悪であった。そのため途中でバトルパーツを自ら引き剥がしてパージ。なりふり構わぬ全力のスピード勝負をしたその末に激戦を制して中間一位を取る。
このように当初はバトルレースに傾倒していた者が自ら脱却していくのも本作の見所の1つである。

土方レイ

CV:木藤聡子
大神博士(ry
男とも女とも取れる中性的な見た目をしており、性格は極めて冷酷。
使用するマシンはレイスティンガー。
指輪から放たれる赤外線を追尾する機能と、マシンに接触すると先端からZMC製の針が飛び出す機能を持つ。これらを組み合わせることで自在に忍び寄って相手を破壊する。
勘違いされがちだが、あくまで針のみがZMC製でボディは通常のものと同じである。

その他としては大神博士がシャイニングスコーピオンから着想を得た描写から全体的なフォルムが似ており、バトルを抜きにしてもエアロマシンとしてかなりの完成度が高い。
前述の赤外線追尾を生かした、正に針の穴に糸を通すような走りで高速域を維持し続ける走りが可能となっている。


R

CV:安藤ありさ
アメリカ留学していたJの姉であり、スーパーグレートジャパンカップの直前に帰国。Jからは「姉ちゃん」と呼ばれている。
急遽開催された出場権をかけたレースに参加しJとも対決する。
使用するマシンはなんと二等辺三角形という、ミニ四駆とは思えないマシンのドラゴンデルタ。
Jのことを甘いとしながらもスーパーグレートジャパンカップではJを守ってクラッシュ。思うところがあったのか、そのままアメリカに帰国した。

柳たまみ

CV:勝生真沙子
豪とジュンの担任である先生。
常に笑顔を絶やさないが、怒ると怖い。
授業中にマシンを触っていた豪のマグナムセイバーを没収。返してもらおうと考えた豪にミニ四ファイターが介入し、彼の語るミニ四駆の素晴らしさに興味を持つ。そして自ら没収したマグナムをセッティングし、豪とのレースに臨むのであった。この姿勢は教育者としてなかなかできることではないとしてファイターから賞賛されていた。

星馬改造

CV:宇垣秀成
烈と豪の父親。
息子たちには隠れてミニ四駆を嗜む一面も。
彼の言葉が不調の烈や、マグナムセイバーを壊されてなかなかビクトリーマグナムに関心を持てなかった豪に立ち直るきっかけを与えたこともあり、その回は必見。

中の人である宇垣秀成氏は佐上のおっちゃん他、多数の脇役を演じ分けている。

星馬良江

CV:安達忍
烈と豪の母親。
怒ると怖い肝っ玉母ちゃん。

三国菊之丞

CV:玄田哲章
藤吉の父親で、彼からは恐れられている。
三国コンツェルンの総帥であり、タラコ唇で鼻毛が伸びた大工の棟梁といった外見。
マサチューセッツ工科大学を首席で卒業したことでアメリカナイズされた面がある。
息子を甘やかして育ててしまったことを悔いており、息子がレースで不正を犯した時には厳しく叱責する。

水沢彦佐

CV:永野広一
藤吉の執事。「〇〇です、はい」という語尾が特徴。
基本的に藤吉の無茶ぶりにも忠実に従うが、とある一件で藤吉が横暴な手段に出た時にはクビを覚悟で彼を諫め、更正させようとするなど藤吉の成長を願って行動できる人物。

原・J・マキ

CV:勝生真沙子
チイコに仕えている女性で、チイコの命令にはやはり忠実に従う。
いわゆるメカクレキャラであり、前髪で目が完全に隠れている。

主題歌

OP1(1話 - 25話)

ウィニング・ラン! ~風になりたい~/山形ユキオ
この曲での山形ユキオ氏はうたのおにいさん的な爽やかな歌い方だが、元々は荒々しい歌声で知られる人物である。後にガオレンジャー吼えろ!!で野獣が吼えるがごとき歌唱を披露したことは有名であろう。
映像では大神軍団やVマシンがこっそり先行して描かれている。

絶体絶命でんぢゃらすじーさんの作者である曽山一寿先生のお気に入りの曲でもあり、なんと結婚式で流したほど。肝心の妻にはドン引きされたそうだが。

OP2(26話 - 51話、テレビスペシャル)

FLESH & BLOOD ~二つの想い~/G-CRISIS
90年代ならではの脂の乗った良質な作画に目を奪われるOP。
シャープに描かれたマシンが光を弾かせながらコースを疾走する。
キャラもかなり美化されて描かれており、特にジュンの表情がふつくしい。
フレッシュアンドブラッドとは生身の肉体の意。
フルバージョンで流れる間奏は妙にエロい。そしてPVがとてつもなくダサい。

ED1(1話 - 12話、テレビスペシャル)

ヨ! ブラザー/BOOGIE MAN
男兄弟ならではのドタバタした日常をユーモラスに歌い上げたレゲエ。
BOOGIE MAN自身のことを歌った曲でもあるため、なんとフルバージョンでは3人兄弟で思春期や受験をくぐり抜けるという内容が盛り込まれている。
本編の映像の逆再生が早送りで左右上部に表示される。

ED2(13話 - 25話)

傷つくこともできない/梶谷美由紀
ホビーアニメのEDとしては珍しく、少女の届かない恋を描いた切ない曲。
クレヨンで描かれた素朴なタッチのマシンが走る映像。
悲恋に終わることを暗示するかのように最後は分解してしまう。
途中からVマグナムの走る向きが逆になり視聴者応募のマシンを紹介するようになる。
中には主婦の横顔や米軍の戦車を模したユニークなデザインも見られた。

ED3(26話 - 39話)

恋のターゲット・ボーイ/THE PINK HOPS
ミニ四駆がコースを走る視点で描かれた映像。エンディングで初めてCGが使われた。曲はMe&Myの「BABY BOY」のカバー。映像に使われたコースは当時(1996年度)のSGJC決勝のコース「スーパーサイクロンサーキット」である。

ED4(40話 - 51話)

夢の涯てまでも/PERSONZ
キャラの一枚絵とCGで描かれたマシンが流れる映像。曲はワンコーラスすべて流れずにサビの途中でフェードアウトする。
フルバージョンで聞くとまた違った印象になるだろう。




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最終更新:2024年08月30日 14:27

*1 FRPプレートやセットアップローラーズを装着しているシーンがたまにあるくらいで、基本的にキットを素組した姿で描かれる。

*2 モーターもだいたいレブかトルクかノーマルの描写が多く、アトミックチューンの出番は限られた。タイヤも製品のGUPにないレインタイヤやオフロードタイヤを履いている程度で白タイヤや透明タイヤは登場しない。ギアセッティングに至っては「超高速ギア」を装備していることが明言されていたトライダガーXにからし色のギアカバー(超速ギヤーセット)が見受けられない、マグナムが高速仕様でありながら5:1(青カウンター+黄緑スパー)と中空軽量型でない標準プロペラシャフトを装備しているのが明確に描かれるなどほぼ無視されている。

*3 そもそも大神製マシンは総じて、ターゲットに追いつくために素で速いのに攻撃するために重くなっていたりわざわざ減速したりといった本末転倒に陥っていた。例外は特殊な機構なく刃を発生させていたビークスパイダーくらい。

*4 その割にギアは最高速の伸びない5:1を搭載しているのだが

*5 そもそも壁走りはろくに曲がれないゆえの策でもある

*6 セリフの上では超速ギアを搭載しているとのことだったが、その特徴のはずのからし色のギアカバーは最後まで描写されなかった

*7 初対面時に犬の糞を踏んでいたため

*8 このマシンは後にシロント王子のセイバー600と交換されたが、その後も普通に登場している。新造したか豪の元愛車を譲られたかというのが有力。

*9 アックスの方はロールアウト前のスピンアックスのシャーシを勝手に使っていた

*10 そもそも速さで追いつけなければバトルレースを仕掛けることすらできないため。

*11 例としてプロトセイバーは、後部に備えた空気砲で相手を吹っ飛ばすために相手の前に出てからわざわざ減速している。

*12 SGJC第2戦ではカウルの下にびっしりチップや回路が詰まっており、これで必殺技を繰り出していると思われる