登録日:2016/04/09 (土) 10:10:10
更新日:2023/08/20 Sun 07:38:43
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いわて銀河鉄道線(いわてぎんがてつどうせん)は、
盛岡駅と目時駅を結ぶIGRいわて銀河鉄道の鉄道路線である。
概要
2002年12月1日の
東北新幹線八戸開業に伴う
東北本線の経営分離を受け、
岩手県内の部分を管理・運営する路線として開業した。
路線上は目時駅までだが、全ての列車が
青い森鉄道線八戸駅まで乗り入れており、盛岡~滝沢/いわて沼宮内/金田一温泉/二戸/三沢、二戸~八戸/青森の区間列車も設定されている。
東北本線への直通列車も多数設定されているほか、路線の都合上
花輪線の列車は全て同線に乗り入れて盛岡駅まで向かう。
このため、盛岡~滝沢では1時間に2~3本と
東北本線時代と比べて遜色ない状態、というかむしろ増えており、地域輸送に特化したダイヤとなっている。
使用車両
現在の車両
盛岡~八戸間で使用。
見てわかる通り701系であり、
JR東日本からの譲受車と自社発注車の2種類からなる。
車内はロングシートだが、一部の編成はセミクロスシートを備える。
JR東日本の車両で、東北本線直通列車で使用。
貨物列車で使用。
過去の車両
八戸線直通用。朝の小鳥谷~鮫間の下り1本で乗り入れしていたが、2017年3月3日で運用終了となった。
◎主な駅
便宜上青い森鉄道線の八戸駅も記述する。
東北新幹線・
秋田新幹線、
東北本線・
田沢湖線・
山田線乗り換え。
岩手県の県庁所在地&第1の都市である盛岡市の代表駅かつ起点駅。
盛岡名物として冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばが有名であり、駅構内で食える所がある。
わんこそばは一度チャレンジしてみるのもアリかも?
好摩駅で分岐するJR
花輪線も、IGRと同じホームから発着する。
IGR移管後に新設された駅で、駅舎にはIGR本社が入居している。
盛岡中央高校、盛岡大学附属高校などの最寄り駅。
この駅もIGR移管後に新設された駅。
滝沢市で一番利用の多い駅。副駅名として学園の杜が与えられている。
廃人俳人石川啄木の生家である常光寺の最寄駅。但し、徒歩でおよそ1時間50分かかる…。
ここで多くの列車が盛岡方面に折り返す。
ここから再び盛岡市の駅。副駅名が「啄木のふるさと」となっている。
水島新司の「
ドカベン」に登場する「弁慶高校」の最寄駅(とされている)。
花輪線分岐駅。
俳人石川啄木がこの駅から列車で上京したとか。
元は「川口駅」だったが、
埼玉県の川口駅との混同を防ぐ為に現在の駅名になった。
東北新幹線乗り換え。元は「沼宮内」だったが、岩手町の中心駅であることのアピールのために新幹線開業に際して「いわて」が駅名に付いた。
日本の新幹線駅で最も乗降客の少ない駅だったが、現在は木古内についでワースト3となっている。
ここで一部列車が盛岡方面に折り返す。
近くを北緯40度線が通っており、それを記念した公園も周辺にある。
一番標高の高い駅。ヨークシャーテリアの名誉駅長が存在した。
一番利用者が少ない。
「こずや」と難読な駅名。
一戸町の代表駅。かつては特急も停車していた。
駅前に花壇あり。
区間列車の一部はここで折り返す。
因みに駅名は「きんたいち」であり、断じて「きんだいち」ではない。
青い森鉄道線乗り換え。三戸町に入る。
会社の境界駅ではあるが始発・終着の列車はない為、実質途中駅。
東北新幹線、
八戸線、青い森鉄道線乗り換え。
青森市、弘前市に並ぶ
青森県南部地方の中心都市である八戸市の玄関口。
だが、駅は市の中心街から西に遠く離れている。
その為、開業時から1971年までの80年間は「尻内駅」と名乗っていた。
追記・修正宜しくお願い致します。
- SL銀河は無関係?? -- 名無しさん (2016-04-09 16:44:35)
- 地元の人たちは宮沢賢治を忌避しているという噂があるが、それでも彼の代表作を鉄道名に採用するとは・・・ -- 名無しさん (2016-04-10 23:01:32)
- いわて沼宮内の「日本で唯一在来線の乗降客が新幹線の乗降客を上回る駅 」っておかしくね、東京や博多だってそうだろ、並行在来線としても上田駅があるし -- 名無しさん (2016-04-12 13:25:29)
最終更新:2023年08月20日 07:38