登録日:2019/12/19 Thu 12:22:11
更新日:2024/10/23 Wed 21:26:12
所要時間:約 5 分で読めるんだよぉ
人って言うのは弱いからねぇ。
たった一握りのリーダー的存在が消えただけで希望を失い、悲しみに暮れ、我々の作戦に抵抗する力も無くなってしまう。
生息地:浜辺
特技:ゲルダッシュ、ゲル分裂、幽魔ダイナミック
作戦:地球を毒で腐らせて、汚れた星にする
趣味:(乾かない程度の)浜辺での日光浴
概要
未確認生物「ブロブ」の正体とされており、ピンクや薄紫のヘドロや
スライムが固まって出来たような両目しかない顔から短い手足が直接生えているかのような見た目の持ち主であり、左目には瞳が存在しない。
その様な奇怪な体形に加えて本当の口が頭頂部にある谷間であったり、その口の周りと本来眉毛にあたる部分がミミズを思わせる形になっていることもあって、全体的に
かなりグロテスクな外見をしている。
一万年前、当時の護星天使との戦いで筋グゴン共々「エルレイの匣」に封印されていたが、epic16にて流星のデレプタの放った流星弾の一つが匣が埋もれていた崖に命中したことでその衝撃で封印が解かれ復活。
地球を幽魔獣が住みやすい腐った星に変えるべく行動を開始した。
一人称は「吾輩」。
間延びしておどけた口調で話すが、実際は人を弱いと見下し、その心や生命を弄んで楽しむ陰湿な策略家。
基本的に幽魔獣達には友好的に接しているが、大見えを切った割には碌な戦果を挙げられずに散った
スカイフィッシュのザイ粉を「使えない」と吐き捨てたり、アバレヘッダーの力を独占しようと独断で出撃した結果、力を手に入れられなかったどころかゴセイジャーをパワーアップさせてしまった
チュパカブラの武レドランを罰として監禁するなど、任務をしくじった者には非常に辛辣。
一方で、相棒である筋グゴンとの結束力は固い。
固定の拠点は持っていない為、普段は筋グゴンとあちこちを徘徊しており、有事の際にはエルレイの匣で地中を掘り進んで現場に駆け付ける。
戦闘能力
「泥ドロッド」という杖を振り回す棒術が基本戦術。
普段は長い一本だが、中央で分割し、二本の棍棒として扱うこともできる。
他にも口から火球を吐いて遠距離攻撃も仕掛ける。
鈍重そうな見た目に反して固体と液体の中間であるグニャグニャとして不定形の肉体を持つため、いざというときは体の形を自在に変化させて機敏に動き回る為、寧ろスピード戦は大得意。
また、そのような肉体故に並大抵の物理攻撃では一切ダメージを負わないどころか、ビームなどの特殊攻撃すらもバウンドの要領で跳ね返してしまう。
仮に粉砕できたとしても今度はその破片が無数の「ミニ膜イン」に変化して集合し、再生してしまうという驚異的な生命力を持つ。
弱点は乾燥で、体が乾くと上記の俊敏性と防御力と再生能力を一気に失ってしまう。
幽魔ダイナミック
筋グゴンとの
合体技。
自身を砲台に見立てて空中で分割させたロッドを持った状態で仰向けになり、それを支える筋グゴンとのエネルギーを合わせて自身の口から組織のエンブレムを模した光弾を放つ。
その威力たるやゴセイジャーを守る為に咄嗟に無防備で前に出てきたとはいえ、
あのゴセイナイトに初めて膝をつかせた程高い。
但し、下からの攻撃に対して無防備になる他、杖を失うと発動できないという弱点も存在する。
元ネタは言わずもがなゴセイジャーのゴセイダイナミックである。
終盤の活躍
武レドランの策略によって筋グゴンと決別してしまうも、実は始めから武レドランの裏切りに気付いていたため、筋グゴンと共に騙されたふりをして彼を陥れて排除すると、その行動によって判明したエルレイの匣の力を使った最終作戦に打って出た。
手始めに匣の力で自身の体内にいる粘菌を活性化させて周囲にばらまき、地球を腐らせようとした。
途中駆け付けたゴセイジャーと交戦になり、圧倒的な戦闘力や幽魔ダイナミックで一度は撤退に追い込むも、幽魔ダイナミックの弱点を突かれて封じられてしまい、ミラクルゴセイダイナミックを見舞われる。
しかし、それでもしぶとく生き残り、ビービ虫で
巨大化。
ゴセイグレートのモードチェンジも次々に一蹴し、更には人間に関して大きな皮肉を言い放ち、彼らを大いに動揺させる。
地球に一番優しくない存在は、実は人なんじゃないのかい?
知らないのかい?世界には地球を100回滅ぼせる量の爆弾があるんだよ?それは人共が作ったものだろう?
大気汚染、水質汚染、地球温暖化…みーんな人がしでかした事だろう?そんな事をしている人共の地球を護りたいだなんて、笑い話にもならないよ!
しかし、
望の言葉で奮起した彼らが繰り出したミスティックゴセイグレートの突風によって体を乾燥させられ、そこからグランドゴセイグレートの猛攻を食らい、グランドグレートストライクを受け敗れ去った。
...かに見えたが、実際は生き延びており、その細胞片はゴセイパワーを吸収し、筋グゴンによって匣に回収されていた。
そして、匣の力を更に重ねて自分と地球を一体化させようと目論み、体内に広がる異空間「幽魔ホール」にゴセイジャーをおびきだし、変幻自在に空間を操って彼らを苦戦させ、心臓部まで辿り着かれるも触手で圧倒するが、最後の力を振り絞った彼らのミラクルゴセイダイナミックを受けて今度こそ完全に消滅した。
余談
裏モチーフは「
ミミズ」。
名前の由来は「マックィーン絶対の危機」。
古より魂を分け合いし我がWiki籠もりよ。今再び追記・修正したまえ~!
- 最近のポケモンにも口が上にある奴いたな -- 名無しさん (2019-12-19 12:28:27)
- ブラジラ「膜イン、筋グゴン、オマエたちの陰湿かつ卑劣な思考は、実に興味深かった。薄汚いオマエたちの絆とやらもな(笑)」 -- 名無しさん (2019-12-19 14:49:53)
- 幽魔ダイナミックのギャグみたいな絵面のくせにゴセイナイトに膝をつかせた威力の高さよ…… -- 名無しさん (2019-12-19 16:21:07)
- 当時、色々な意味で年金が問題になっていたけど、それを敵の攻撃に組み込む戦隊は相変わらずだなあ。 -- 名無しさん (2019-12-19 17:27:25)
- 名前の由来はそのまま「ブロブ」かと -- 名無しさん (2019-12-19 18:00:50)
- ↑「ブロブ(種族)の膜イン(個体名)」なのだから、名前の由来は「マックイーンの絶対の危機」の方 -- 名無しさん (2019-12-19 18:24:48)
- ↑4幽魔獣編で他に倒れた場面というと「アバレヘッダーの攻撃」「グランディオンヘッダーをかつて倒した強豪ウオボ渦の攻撃」くらいか -- 名無しさん (2019-12-19 18:31:52)
- ザイ粉は作戦がかなりへっぽこだったのと武レドランは元から信用されてないから、他の幽魔獣(同族)に対してはそんなに辛辣じゃなかったけど、間違ってたらすいません。 -- 名無しさん (2019-12-21 01:29:11)
- 心臓部の演出が結構ヤバイ -- 名無しさん (2019-12-27 17:15:31)
- 終盤の地球にやさしくない存在は人じゃないのかというのはある意味ロボゴーグの正体の伏線だったのか。コイツら寿命長いらしいから知っていてもおかしくはなさそうだし。 -- 名無しさん (2021-02-09 00:33:49)
- 相棒の筋グゴンは何度か再登場してるけど、膜インだけはスーツがスーツだけに再登場を果たせてない幹部でもある.....。 -- 名無しさん (2021-05-06 23:39:00)
- こいつとブレドランの会話が丸尾くんと永沢くんで笑う -- 名無しさん (2021-06-01 16:14:43)
- 13年後に再びミミズモチーフの敵ボスが出て来るとは -- 名無しさん (2023-02-23 18:09:24)
最終更新:2024年10月23日 21:26