「SEO」「リスティング広告」「コンテンツライティング」などWebマーケティング関連の分析ツール8種類を無料で提供するサイト「サクラサクLABO-β版」を、サクラサクグループが2月4日に公開した。
これらのツールは、サクラサクグループ(サクラサクホールディングス、サクラサクマーケティング)がこれまで行ってきた700サイト以上のSEOコンサルティングで培った知見を生かしたもので、実際に同社がサイト分析業務などで活用しているとのこと。
サイトでは、次のツールを利用できる。
共起語&関連語検索調査ツール | コンテンツ制作時に、そのページのトピックを検索エンジンに理解してもらいやすい文章を作成するヒントを得られる |
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リダイレクト&ステータスコードチェックツール | ページ転送(リダイレクト)の状況を確認できる。https、多段リダイレクトにも対応 |
被リンク(バックリンク)分析ツール | ページがどれぐらいリンクされているかを調査できる |
HTML&ソースコード分析ツール | ページのHTMLで主要なタグの状況を確認できる |
Google否認(disavowツール)ファイル生成ツール | グーグルに手動対策されて順位が落ちたときに、グーグルに対して「このリンクとこのリンクは無視してくれ」と連絡する「否認ファイル」を作成できる |
Yahoo!&Google順位変動調査ツール | グーグルとヤフーの検索結果がどれぐらい変わっているかを数値化して確認することで、検索エンジンのアルゴリズム変化を把握できる |
スマホキャプチャツール | 指定したページをスマートフォンで表示したときのスクリーンショット画像を自動的に作成してくれる |
スマホSerpsキャプチャツール | スマートフォンでのGoogle検索の検索結果ページのスクリーンショット画像を自動的に作成してくれる |
※一部のツールは、無料だが会員登録が必要
あわせて、SEO&Webマーケティングの用語集、最新情報、ノウハウなどの情報も提供していく。さらに同社では、サイトを通じて、各種SEOにおける無料診断、ペナルティ分析、コンサルティング相談なども随時受け付けるとしている。
参考リンク
サクラサクLABO
サクラサクホールディングス
サクラサクマーケティング
Web担先生と初心者君のやさしいニュース解説
いわゆる「無料SEOツール」はけっこうあるけれども、なかには何の意味もないツールも、けっこうあるんだよね。
えー、そうなんですか!?
うん。10年前には意味があったけれども、今はなんの意味もない、そんなSEOの手法は山ほどあるからね。
なるほどー。
このサイトを運営しているサクラサクという会社は、かなり本気でSEOに取り組んでいる会社だから、期待していいと思うよ。
ところで、ツールにある「共起語」って何ですか?
それはね、「ある言葉やトピックに関して、一緒に使われることが多い言葉」だよ。そういった言葉を自然にページに含めていくことで、「このページはこういうことに関して書いてありますよ」ということが検索エンジンに伝わりやすくなると言われている。
んー。というと?
たとえば、「節分」という言葉は、「鬼」「福」「豆まき」「年の数」「恵方巻き」「春」「2月3日」「立春」なんて言葉が一緒に使われることが多いよね?
ですね。
なので、「節分」に関するページでは、「節分」という言葉をたくさん書くのではなく、そうした言葉が自然に使われるような文章があるほうが、グーグルは「このページは節分のページだな」と理解しやすくなるということだ。
へー。キーワードをたくさん書けばいいというわけじゃないんですね。
うむ。検索エンジンも進化しているからね。
なるほど。じゃぁ、「Serps」って何ですか?
それは「検索結果ページ」のことだ。「Search Engine Result Pages」の頭文字をとって複数形にしただけだね。
そのまんまですね!
うむ。
※「はじめてWEB」のオリジナル版は掲載を終了しました
無料はありがたいですねー。