ネックピロー、レジャーや出張時に活躍 仮眠の際の姿勢もサポート【経済トレンド】

2025年03月06日 07時04分
レジャーや出張の移動時、職場での仮眠―。さまざまな場面で睡眠をサポートするネックピローが注目されている。好きな形に変えられる商品やひと息で簡単に膨らむタイプ。短時間の昼寝を想定した製品などが登場している。(共同通信=増井杏菜記者)
TENTIAL(テンシャル・東京)の「Neck Pillow」は、自在に変形させることができる。低反発ウレタンと曲げることが可能なプラスチック素材を採用し、首や肩の負担を体勢に合わせてサポート。後ろに寄りかかるような姿勢の睡眠でも首が前に出ることを防ぐという。持ち運び用のケース付きで販売価格は5940円。
生活雑貨を手がけるマーナ(東京)の「fuu ネックピロー」は、口を広げて少し離れたところから息を吹き込むだけで、周囲の空気も取り込んで膨らむという。中の空気弁を引き出すと空気が抜けて簡単にたためる。117グラムと軽量のため、持ち運びもしやすい。空気の量で好みのかたさにして使える。販売価格は2980円。
日の本寝具(大阪市)の「tutu―mu(つつむ)」は、仮眠用に作られた。首回りを包むネックウオーマーのような形状。独自キルト素材で頭部の横揺れなどを防ぎ、頸椎や下顎を支えることができる。首の締め具合も調整可能。頭と接触する上部は通気性や軽量を重視したマシュマロビーズを、下部は耐久性があるかための素材を採用した。販売価格は1万5290円。(価格は変動する場合があります)