ショートヘアが似合う人になる!知っておきたいポイントとおすすめスタイルを紹介

ショートヘアが似合う人の特徴と自分に似合うショートの見つけ方を人気スタイリストさんが教えてくれました。『美的.com』の連載でも好評だった人気サロンのスタイルから顔型別・髪質別に似合うショートをお届けします。
ショートヘアが似合う人の特徴とは?
似合わせポイントをおさえれば必ず似合うショートヘアはある
Q:ショートヘアは美人しか似合わないってホント?
A:ウソ
「ショートヘアは美人しか似合わないというのは、まったくのウソ。もちろん、どこにボリュームを出すか、どこを隠すかなどは、その人、それぞれの骨格や目の大きさなどによって変わってきますが、その人、それぞれ、必ず似合うショートヘアがあります。
本当に似合うショートヘアにするためには、まずは自分の骨格を知ることから始めてみて。ショートヘアだけでなく、ミディアムでもロングでも、ベストバランスとされているのが“ひし形”です。どの顔型でも、全体のシルエットがひし形になるように整えて仕上げていくことがポイントになります」(篠塚さん)
卵さん
基本的に何でも似合います。だからこそ、ちょっと冒険するのもおすすめ。
面長さん
横にボリュームがあるとよい、トップにボリュームはNG、おでこは隠し気味、前髪があるとより小顔効果、ひし形の重心はやや低め、パーマもおすすめ。
丸顔さん
トップにボリュームを出して縦長のシルエット、前髪にすき間、サイドまたは後れ毛で頬を隠して横幅を小さく、サイドのフォルムに前下がりのラインやもみあげをつくると効果的。
逆三角形(ハチはりさん)
トップにボリューム、前髪を広めにとり、ラウンドさせて丸みをつける、すき間ありバング、あごラインにウエイトまたは動きがあるとよい、先細りのスタイルやボブ、厚めで直線的な前髪はNG。
エラはりさん
あごラインにポイントをつくる、顔周りに動きをつけてあごラインをカバー、ゆるくくびれるレイヤー、トップにボリュームや曲線のスタイル、重心をやや上にしてひし形をつくる、前髪は幅を狭くしてサイドに流す、えり足すっきりのショートはNG。
四角顔さん
トップにややボリューム、おでこは出しすぎない、前髪は幅を狭く、横のフォルム重要、前髪にすき間、女性らしい柔らかな質感と明るめカラー。
特に顔が小さい・首が細い・長い人はショートが映える
Q:本田翼、波留、北川景子…ショートヘアでさらに垢抜ける人の共通点は?
「確かに芸能人の方々の場合は、顔が整っているという条件もありますよね。ですが、それよりもショートが映えるのが、“顔が小さい”、“首が細い、長い人”でしょうか。顔の印象よりも骨格が重要かもしれません。骨格にコンプレックスがあったとしても、先ほどの似合わせポイントで、似合ったショートが叶うはずです」(篠塚さん)
6パターンのショートヘア診断!あなたに似合うのは?
【1】当てはまればあなたに似合うのは「時短でお洒落を叶えるパーマヘア」
\チェック/
- 髪の量は多い
- 髪の太さは太い
- 髪の硬さは硬い
- 髪の長さはショート~ボブ
- 顔型は卵型
- 髪の色は明るめ
クセ毛のような柔らかい動きやニュアンスを出すパーマなので、スタイリング剤をなじませるだけで可愛くなれます。ショートヘアで、イメージチェンジを狙っている人にもぴったり。また、前髪は思い切ってオン眉にすることで、お洒落感がUPし、withマスクでも、表情を明るく見せてくれます。首元すっきり&小顔見せを叶える美人ショート。直毛さんでボリュームが出にくい人にも◯。
担当サロン:TORA by grico(トラ バイ グリコ) バタコさん
【2】当てはまればあなたに似合うのは「大人可愛いマッシュショート」
\チェック/
- 髪の量は多い
- 髪の太さは細い
- 髪の硬さは柔らかい
- 髪の長さはショート~ボブ
- 顔型は面長
- 髪の色は暗め
どんな髪質でも似合わせが可能なマッシュショート。シンプルなスタイルですが、毛先に動きつけることで、ボリュームをおさえつつ柔らかさをプラス。ふんわり女性らしい仕上がりに。耳にかければすっきり凛とした表情になり、印象をコントロールすることができます。前髪を長めにしているため、マッシュラインでも幼く見えません。また、えり足は、首に添わせて馴染むようにカットするのがポイントで、横顔美人を叶えます。夏におすすめの透明感あるアッシュブラウンとも相性抜群のショートヘア。シースルーバングで抜け感も◯。
担当サロン:apish kokubunji (アピッシュ コクブンジ) 長谷川祐三さん
【3】当てはまればあなたに似合うのは「ちょいモードなライン感ショート」
\チェック/
- 髪の量は多い
- 髪の太さは細い
- 髪の硬さは柔らかい
- 髪の長さはショート~ボブ
- 顔型は丸顔
- 髪の色は明るめ
シンプルになりがちなショートスタイルで差をつけるなら、プツっとしたライン感をプラスして!トレンド感も高まり、遊びのあるモードなスタイルを演出。顔まわりに表情が生まれ、小顔見せも叶えます。ショートヘアは人気上昇中で、ロングからばっさり切る人も増えているとか。また、大人女性ならツヤ感重視のショコラベージュがおすすめです。耳にかけてすっきりさせても可愛いデザイン。ベースが重めなので、前髪はシースルーでメリハリをつけるのが◯。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 古谷貴洋さん
【4】当てはまればあなたに似合うのは「可愛くかっこいいジェンダーレスショート」
\チェック/
- 髪の量は少ない
- 髪の太さは細い
- 髪の硬さは柔らかい
- 髪の長さはショート~ボブ
- 顔型は面長
可愛さとキリッとしたかっこよさを兼ね備えたこちらのショートウルフ。ジェンダーレスな雰囲気が魅力で、今、メンズっぽいスタイルをオーダーする女性が増えているとか。シャープなフェイスラインをより引き立てるデザインで、S字カールのパーマが顔まわりのニュアンスをつくります。ボリュームが出にくい人におすすめのショートスタイル。かき上げバングと丸みシルエットの絶妙なバランスで洒落感を高めてくれます。
担当サロン:GARDEN ginza (ガーデンギンザ) 金澤侑さん
【5】当てはまればあなたに似合うのは「大人にマッチするハンサムショート」
\チェック/
- 髪の量は少ない
- 髪の太さは細い
- 髪の硬さは柔らかい
- 髪の長さはショート~ボブ
- 顔型は丸顔
- 髪の色は明るめ
ショートスタイルが引き続き人気の今季。大人女性に似合うのがハンサムショートです。すっきりマニッシュな印象でありながら、丸みシルエットで優しく柔らかい雰囲気も兼ね添えたデザインに。異性・同性ウケも間違いなしで、クセ毛も活かせる美ヘア。ほおの高い位置に長さ設定をしたチークバングが、小顔効果も発揮します。甘くないオリーブベージュとも好相性のハンサムショート。マッシュショートからのスタイルチェンジにもおすすめです。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【6】当てはまればあなたに似合うのは「長めバングの外国人風ショートヘア」
\チェック/
- 髪の量は少ない
- 髪の太さは細い
- 髪の硬さは柔らかい
- 髪の長さはショート~ボブ
- 顔型は丸顔
- 髪の色は暗め
お手入れが楽で、朝のスタイリングにも時間のかからないショートヘア。緩〜くパーマをかければ、さらに簡単でお洒落ヘアを叶えます。動きが出しやすく、ボリュームのコントロールも自在で美シルエットに。前髪はやや長めで、雰囲気のある大人女性を演出するのがポイント。外国人の地毛風カラーとも好相性です。ラフにキマる大人のショートスタイル。耳にかけられる長さを残し、毛流れをつくるのも今どきヘアの秘訣です。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
「顔型別」に似合うショート【10選】
【1】「丸顔さん・面長さん」に似合うマッシュショート
Point
奥行きのある重めな前髪がポイントのこちらのマッシュショート。奥行きを出すことで、おでこの狭さや丸顔さんのカバーにも。さらに、バングをややワイドにしているので、面長さんの補整もしてくれます。【how to“ベース&カラー”】
カットベースは、マッシュショート。ポイントの前髪は、つむじから目ギリギリの長さで重めにつくります。サイドは、耳にかかる長さでカットし、後頭部は、丸さを強調できるように、うなじがくびれる高めのライン設定します。
カラーは、8レベルのショコラブラウンをセレクト。こっくりとした深みがあり、暖色ならではの可愛らしさを演出。顔色をぱっと明るく見せる効果も望めます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、毛先をしっかりワンカール。クリームバターなどのセット剤でくしゃっとスタイリングを。重めなスタイルなので、しっかり束感をつくって、抜け感とお洒落感を出して。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【2】「丸顔さん・面長さん」に似合うコンパクトな丸みショート
Point
丸みシルエットとバングの印象でかわいく見せつつ、カジュアルさも兼ね備えたこちらのショートヘア。 短めヘアですが、前髪のアレンジで印象チェンジも可能。すっきり見せたいなら、丸顔もカバーできるシースルーに。重めに下ろしたモードっぽい仕上がりは、前髪のクセが気になる人や面長さんにおすすめのスタイリング。【how to“ベース&カラー”】
カットは、耳にかかるギリギリの長さのショートヘアに。えり足は短めにカットし、首長効果を発揮。前髪は、やや長めの目にかかるくらいに切ります。
カラーは、7レベルのオリーブベージュに。赤みをおさえる寒色ながら、くすみ知らずで肌なじみがいいのが特徴。透明感を楽しめ、柔らかさも感じられるヘアカラーです。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンを根本からしっかり通すのがポイントで、ツヤをプラスするイメージでワンカール。前髪も根本からアイロンを入れ、ふんわりと立ち上げます。軽めのオイルでツヤ感のある質感に仕上げたら完成。簡単スタイリングなので、朝の時短を求める人はぜひトライを。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA(ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【3】「面長さん」に似合うセンターパートショート
Point
クセ毛のようなふんわりとしたパーマをかけることで、セットが楽々で、簡単に抜け感ある仕上がりを叶えます。また、前髪の薄さと長さもポイントで、面長さんにも似合うセンターパートに。女性からも男性からも好印象のショートヘア。【how to“ベース&カラー”】
ショートレイヤーがカットベース。前髪は目の下の長さで薄めに作ります。えり足は、パーマがかけやすいようにやや長めに残します。
地毛風カラーは、オリーブベージュをチョイス。パーマヘアはパサついて見えやすく、ダメージも気になるのでダークトーンがおすすめ。オリーブのニュアンスを足すことで、赤みを消して透明感あるカラーリングに。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは全体を20〜32mm のロッドで平巻き、前髪は緩めに太めロッドで緩めにかけます。もみ上げとえり足は、ピンパーマで柔らかい仕上がりに。
センターパートで分けて、前髪を立ち上げながらドライします。全体が8割ほど乾いたら、中間から毛先にしっとり系のオイルをなじませます。もみ上げ、えり足はしっかり目のつけるとグッド。最後に毛束感とバランスを整えたら完成。
担当サロン:grico(グリコ) 原田直美さん
【4】「面長さん」に似合う柔らかいニュアンスショート
Point
ショートでもトップの長さを残しているので、柔らかいニュアンスのある仕上がりを叶えます。可愛い動きがあるので、ショートヘアでお洒落に差をつけたい人におすすめ。こなれ感を出すなら、前髪は少しだけワイドにするのが正解!面長さんのカバーにも〇。【how to“ベース&カラー”】
サイドを耳にかかる長さに設定した丸みショート。えり足はギリギリの長さで、ぷつっとしたライン感を残すことでメリハリのあるスタイルに。前髪は、ややワイドにカットします。
カラーは、8レベルのオリーブブラウンをセレクト。赤みをしっかりおさえながら、ブラウンのツヤ感が加わることで、柔らかさと肌馴染みの良さを両立させます。
【how to“スタイリング”】
ストレートアインロンで、しっかり内巻きにワンカール。前後に動かすイメージで、ミックスでワンカール巻くのが可愛く仕上げるコツ。クリーム系やバター系のスタイリング剤を、束感が出るように馴染ませます。特に、もみ上げは、指先でつまむようにつけて。ボリュームをおさえたい人は、オイルを混ぜても。
担当サロン:GARDEN YOKOHAMA (ガーデンヨコハマ) 井上珠実さん
【5】「丸顔さん」に似合う色っぽショート
Point
トップのボリュームがコントロールしやすいショートヘア。軟毛さん、丸顔さんにもおすすめです。前髪を、長めでシースルーにすることで、色っぽさを感じられるデザインを実現します。また、サイドへの毛流れがあることで、今どきのこなれ感もプラス。【how to“ベース&カラー”】
スタイルのポイントとなる前髪は、鼻先の長さでカット。より薄めのシースルーにカットします。サイドは耳が半分くらい出る長さに設定して、バックに繋げます。
カラーは、6レベルのベージュに。暗めなヘアカラーなので、透明感ベージュをチョイスして。赤みをおさえ、落ち着いた雰囲気をもたらします。
【how to“スタイリング”】
スタイリングは、毛先をストレートアイロンか、32mmのカールアイロンでワンカールするだけの簡単ヘアです。前髪は、乾かすときに、薄めにおろして乾かすとグッド。最後にオイルを中間から毛先になじませます。オイルは、ツヤ感UPにもなるのでやや重めを選んで。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 須藤叶也さん
【6】「エラ張りさん・面長さん」に似合うハンサムショート
Point
長めのえり足&前下がりラインにすることで、カジュアルにならず女性らしいモードさを実現します。また、えり足の長さを調整することで、エラ張りさんや面長さんの顔型カバーも叶えます。【how to“ベース&カラー”】
前髪をリップラインに設定したら、グラデーションでカット。前下がりラインにすることでモードっぽい印象に。えり足は前髪とのバランスを見ながら、やや長めに残して女性らしくお洒落に見せることができます。
カラーは、5レベルのブルーブラックをチョイス。モードな印象を与えるダークカラーですが、褪色したときに赤みが出ないよう、グレーをMIXするのがポイント。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、丸みが出ないようストレートに仕上げます。ドライの段階で、ドライヤーの風を上から当てて全体のボリュームをおさえられるとグッと。ただ、トップと前髪はふんわり仕上げて。軽めのオイルを全体になじませツヤ感をオン。タイトなシルエットに整えたら出来上がり。
担当サロン:MINX harajuku(ミンクス ハラジュク) 大竹祐紀さん
【7】「四角型さん」に似合うハンサムショート
Point
骨格が四角い方は、エラが張っていて男性っぽい印象になりやすいので、短くても骨格がやや隠れる長さを残し、柔らかい印象がでるようにカール感のあるヘアスタイルにします。【how to“ベース&カラー”】
少し長めのショートは、レイヤーで動きを出して頬から顎部分を隠すようにしています。そうすることで四角い骨格が隠れて優しい印象になります。
12トーンのラベンダーグレージュ、明るめでも黄色っぽさを抑え、くすみ感のあるカラーです。
【how to“スタイリング”】
26ミリのコテで外ハネと内巻きを交互に入れてミックス巻きにしていきます。細かい程、動きのあるスタイルになります。カールがしっかり出るようにワックスを下から揉み込むようにつけ束感を出して完成。巻髪によって柔らかい印象が生まれ、四角顔の男っぽさや強さがなくなります。
担当サロン:Lila by afloat(レイラバイアフロート) 畑中正敏さん
【8】「下膨れさん」に似合うふんわりショート
Point
下膨れを目立たせないよう、トップにふんわりとした動きが出るように、ワンカールのやわらかいパーマをかけて輪郭カバー。ひし形シルエットになっているので下膨れ顔ショートの方でもシュッとして輪郭が細めにみえます。【how to “ベース&カラー”】
ショートボブは少し前下がりにカットして小顔効果に。レイヤーを入れてふんわりとした柔らかいひし形シルエットにして下膨れをカバー。前髪は流し目にして、シースルーバングに。
カラーは9トーンのトープグレージュ。ベージュベースに少しグレーを混ぜて透明感のある柔らかい質感になるので、透け感が出て重たい印象をなくします。
【how to “スタイリング”】
下膨れさん特有の重たさが出ないように、束感を作って抜け感を出しました。32ミリのアイロンで平巻きに巻きすることでふんわりとみえて下膨れがカバーされます。最後にバームを全体的につけて、毛先に束感を出してふんわりと動きのあるヘアにすることで優しいふんわりショートの出来上がり。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【9】「逆三角さん」に似合うトップふんわりショート
Point
逆三角形の方は、顎ラインがシュッと見えがちなので、スタイリングはワックスまたはオイルで襟足とサイドの髪を少しタイトに抑え、トップはふんわりするように揉み込んで。【how to “ベース&カラー”】
ショートボブにカットして、サイドの髪を長めに残してフェイスラインをカバー。トップにふんわりとなるようにレイヤーを入れます。こうすることで、きれいな黄金比のひし形シルエットが完成します。前髪はシースルーバングに。
カラーは9トーンカラーで艶の出るグレーベージュに。ふんわりと柔らかい質感にみえます。
【how to “スタイリング”】
2トップのみ26ミリアイロンで内巻きワンカールにしてふんわり感を出します。バームとオイルを混ぜて全体的に揉み込みながら束間をだします。トップをふんわり、サイドをタイトにしたことできれいなフォルムの完成です。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 鎌倉 彩さん
【10】「卵型さん」に似合う丸みショート
Point
せっかくの理想の骨格なのに、スタイリングで大顔見えになってしまうのは避けましょう。襟足を短めにし、後頭部に丸みを持たせて理想の骨格キープをします。 耳周りはタイトにし、トップはふんわり毛流れをつくります。【how to“ベース&カラー”】
ベースカットをレザーで切る事によって、シャープさや柔らかさを出します。トップはレイヤーを入れて毛流れを作れるようにカット。小顔に見せるためにおでこもカバーして、丸みのあるきれいなシルエットのショートにしました。
カラーは12トーンのフォギーベージュ 艶感を出す為にパープルを入れ上品さを出します。
【how to“スタイリング”】
ストレートアイロンで、トップを内巻きにワンカール、顔まわりはリバースに毛流れをつくります。そうすることで、写真のようなきれいな丸みシルエットのショートになります。ヘアオイルとバームをミックスして、もみあげ、襟足はタイトに抑えて、トップはふんわりセットします。
担当サロン:ALICe by afloat(アリスバイアフロート) 菅原 英さん
「髪質別」に似合うショート【5選】
【1】くせ毛さんに似合う無造作ショート
Point
クシャッとしたラフな動きでどんな顔型にもマッチする優秀ヘアです。シャープな印象のなかに、無造作なカール感をプラス。抜け感のあるお洒落さも演出します。ハネ感やクセも活かすことができるショートヘア。【how to“ベース&カラー”】
ベースは、えり足1cm、サイドは耳下、前髪は、目にかかるくらいの長さのショートスタイルにカット。全体にローレイヤーを入れ、毛先の重さは残します。
カラーは、9レベルのアッシュベージュに。クリア剤をMIXすることで、寒色になり過ぎず透明感も高めるレシピとなっています。
【how to“スタイリング”】
髪が濡れている状態で、トリートメント系のオイルを馴染ませます。その後、ドライヤーで乾かす際に、髪を揉み込みながらボリューム感を出します。ボリュームは出過ぎてもコンパクトにできるので、大きめに作っても。柔らかめのワックスをトップのセンターラインをメインに馴染ませ、前髪の表面をクシャっとつくるのがコツ。ハネ感は可愛い動きになるので、キープしつつシルエットを整えたら完成です。
担当サロン:grico(グリコ) 寺尾フミヤさん
【2】くせ毛さんに似合う柔らかニュアンスショート
Point
えり足とのバランスで短めにカットした前髪もポイントで、かわいい印象をプラス。えり足ともみ上げの長さを残すことで、抜け感のある動きが生まれ、くせ毛も活かせるスタイルとなっています。【how to“ベース&カラー”】
えり足ともみ上げがタイトにならないように調整したショート。前髪は、えり足の長さとのバランスで短めにカットします。
カラーは、ブリーチ後ベージュをオンカラー。オレンジっぽさを打ち消し、透明感をUPさせ、肌を白く見せる効果も望めます。
【how to“スタイリング”】
髪のくせを活かすように、クシュっと揉み込みながらドライヤーで乾かします。ウェットな状態に、バームをなじませカール感を整えてから自然乾燥でもOK。直毛さんは、パーマで柔らかい動きを再現することができます。
最後に、バームとオイルを同量混ぜたものをなじませたら出来上がり。
担当サロン:S.HAIR SALON(エス) 佐藤陽香さん
【3】猫っ毛さんにおすすめ前髪パーマのショート
Point
ペタンとしがちな方は、前髪にパーマをかけて、毛流れを作る事で、柔らかさとボリュームが出たスタイルに。ニュアンスを出して、子どもっぽくならないようにしてます。【how to“ベース&カラー”】
襟足、耳周りまわりをスッキリ短めにしたショートスタイル。前髪のみに、パーマをかけて毛先に流れを出しています。そうするだけでもボリュームアップしたような、シルエットがきれいなショートができます。
全体は、7トーンのココアブラウンで染めてます。暗髪ですが、落ち着いた大人っぽさには◎。
【how to“スタイリング”】
全体を水でぬらし、ドライヤーで分け目がつかないようにか乾かします。バームをパール1つ分位取り、手のひらによく伸ばしてから、髪全体になじませて完成です。
担当サロン:SINCERELY(シンシアリー) 唐沢ゆりこさん
【4】直毛さんにもおすすめな今どきハンサムショート
Point
時短を叶える楽々ヘアですが、顔まわりはアイロンを通して動きをつけると今っぽいスタイルに。直毛の人は、ゆるめにパーマをかけても。20代後半から30代のおしゃれ好きな人はだけでなく、お手入れが簡単なのでママ世代にもおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
カットベースはハンサムショート。えり足は正面からみたときに髪が見える長さに設定し、バックはグラデーションで重さを削ります。前髪はほお骨にかかる程度の長さで、サイドから前下がりラインでつなげます。表面にはふわっと自然な動きがでるようにレイヤーをオン。
カラーは6レベルのモノグレージュに。透明感のあるグレージュに、柔らかさを足したヘアカラーで大人っぽい印象を与えます。
【how to“スタイリング”】
顔まわりだけスタイリングすれば決まるデザイン。ストレートアイロンを使い、髪を床と平行になるように真横に引き出し、毛先をワンカール巻きます。前髪は、三角ゾーンを後ろに向かってワンカール巻いて毛流れをつくります。最後にウェットにならないよう少量のバームを毛先中心になじませたら完成です。
担当サロン:THE GARDEN Tokyo(ガーデン トウキョウ) 西田祐賀さん
【5】直毛さんにもおすすめなゆるめパーマショート
Point
柔らかい動きが魅力のこちらのショート。ゆるめのパーマをかけることで、スタイリングが簡単なのはもちろん、ボリューム調整が自在で、後頭部もふんわり。毛流れがつくりやすく直毛さんにもおすすめです。【how to“ベース&カラー”】
カットベースはマッシュショート。前髪は目にかかるくらいの長めに、襟足はすっきり短めにカットします。サイドは前下がりラインで切り、トップにレイヤーを入れます。
カラーは9レベルのグレージュに。やや明るめ設定で、赤みを打ち消しつつ、ほんのり黄色味を残し柔らかい質感に仕上げます。
【how to“パーマ&スタイリング”】
パーマは前髪を23mmのロッドで内外ミックス巻きに、サイドバックはピンパーマで巻きます。ミドルは23、20mmで逆巻きのリバース、トップは23mmのツイストスパイラルでかけます。
スタイリングは、髪を8割ほど乾かし、オイルとバームと1:1でMIXしたものをぎゅっと握りながらなじませます。その後、シャンプーをするようにバーっと放射線状に髪を散らし、毛束を割いてニュアンスを加えたら出来上がり。
担当サロン:MINX ginza(ミンクス ギンザ) 仙田辰弥さん
※価格表記に関して:2021年3月31日までの公開記事で特に表記がないものについては税抜き価格、2021年4月1日以降公開の記事は税込み価格です。
1990年茨城県生まれ。都内有名店勤務後、HAIR SALON FOCUSマネージャーとして日々サロン業務、セミナー講師など多岐に渡って活躍。特に骨格や雰囲気から導き出す360°似合わせカットには定評があり、SNSでは千葉で1番ショートが上手いスタイリストとしても話題を集めている。