優秀賞「コバルトブルーの空」の武谷田鶴子さん(95)=広島... 文化 2024/6/7 「コバルトブルーの空」で最高齢の入賞を果たした武谷田鶴子さん(95)=広島市東区=は、16歳の時に原爆に遭った実体験を、幻想的な文...
WEBや酒バル、好奇心の種 大賞「クラゲのリンネ」の眞鍋敢... 文化 2024/6/5 「命のゆらぎ」を感じさせる三作品が入賞した、今年の第56回中国短編文学賞。いずれも生と死を見つめ、独自の物語を紡いだ。世代の異なる...
「日本詩人クラブ」「詩歌文学館」ダブル受賞 江田島の松岡政則さん 文化 2024/6/3 広島県江田島市在住の詩人で、本紙「中国詩壇」にゆかりがある松岡政則さん(69)の詩集「ぢべたくちべた」(思潮社)が、第57回日本詩...
【言ノ葉ノ箱 東直子】木々の意志が見える場所 文化 言ノ葉ノ箱 東直子 2024/5/29 ひこばえ、という言葉がある。俳句をつくるための散歩で、俳人の神野紗希さんから教えてもらったのだが、樹木の切り株や根本から生えてくる...
朽木祥さん「ねこもおでかけ」刊行 広島市東区出身の児童文学... 文化 2024/5/26 捨てネコを拾い、育てる小学生「信ちゃん」の1年間の物語。広島市東区出身の児童文学作家朽木祥さんによる児童書「ねこもおでかけ」を紹介します😺
予告された殺人の記録 ガブリエル・ガルシア・マルケス著、野... 文化 小山田浩子の本棚掘り 2024/5/22 ノーベル文学賞受賞作家ガブリエル・ガルシア・マルケスが、彼の出身国であるコロンビアにある、とある田舎町で実際に起きた事件を取材して...
<優秀賞>コバルトブルーの空 武谷 田鶴子 文化 中国短編文学賞 2024/5/16 もの憂い空に混濁した白い雲が広がり、ポッ、ポッ、と灰色の雲が散らばり、孤独に点在している。「洋子、ヒロシマの空は、雲まで変になった...
<優秀賞>送り鐘 谷本 美弥子 文化 中国短編文学賞 2024/5/15 お盆の十六日に撞(つ)かれる鐘を送り鐘という。お盆で家族や子孫を訪れていた御精霊様達はこの響きを合図に冥土へ戻って行く決まりだ。で...
<大賞>クラゲのリンネ 眞鍋 敢 文化 中国短編文学賞 2024/5/14 夏の終わり、ある日の夕方のこと。仕事帰りにパチンコ屋の前を通りかかると、後ろから「お疲れー」と声がした。チハルの声だ。振り返って「...
生と死考えるきっかけに 中国短編文学賞大賞に眞鍋さん 地域 文化 中国短編文学賞 2024/5/14 山口県防府市出身の作家高樹のぶ子さんが選者を務める第56回中国短編文学賞(中国新聞社主催)の受賞者が決まった。広島県庄原市の眞鍋敢...
妖しくも美しい世界 第56回中国短編文学賞の選考を終えて ... 文化 中国短編文学賞 2024/5/14 秀作ぞろいで大賞を決めるのが難しかった。まず3作を選び、その妖しさ、可笑(おか)しさ、切実さ、さらに完成度を見比べた。結果として、...
丹後半島舞台、時空超え謎解き「浦島伝説殺人事件」 広島の通... 文化 2024/5/9 編集プロダクションのガリバープロダクツ社長で日本ペンクラブ会員の通谷(つうや)章さん(73)=広島市中区=が「浦島伝説殺人事件」を...
【言ノ葉ノ箱 東直子】海とコーヒーと映画館 文化 言ノ葉ノ箱 東直子 2024/4/27 春先に、神奈川県藤沢市にある鵠沼(くげぬま)海岸(小田急電鉄江ノ島線)という駅に降り立った。小田急線の藤沢駅と江ノ島の間にある駅で...
地方の主権・特色、喪失に警鐘 岸田内閣の政策巡り 堤未果さん新著 文化 2024/4/24 支持率低迷が続く岸田文雄内閣に多くの国民が抱える「もやもや」の正体とは―。国際ジャーナリストの堤未果さんが著した「国民の違和感は9...
夢見る帝国図書館 中島京子著、文春文庫 文化 小山田浩子の本棚掘り 2024/4/24 本書は「わたし」が偶然出会った個性的で軽やかな「喜和子さん」の人生の謎を追う物語と、ユーモラスに語られる上野の帝国図書館(現国際子...
満ちるカメラ愛 昭和の名機解説【郷土の本】 文化 2024/4/13 広島市西区のフィルムカメラ収集家、菅原博さん(85)が、世界で愛された名機を紹介する「昭和のフィルムカメラ盛衰記」を刊行した。自身...
「面白いじゃろ」の師に学び 愛知淑徳大名誉教授 谷沢明さん... 文化 2024/4/9 「学生に『やれ』とは言わない。『面白いじゃろ』と唆すんです」。在籍した大学の枠を超えて師事した民俗学者宮本常一の思い出である。広島...
映画監督西川美和さん、エッセー集発刊 社会やスポーツテーマ... 文化 2024/4/9 国内外で注目される映画監督で名文家としても知られる西川美和さん(広島市安佐南区出身)のエッセー集「ハコウマに乗って」が刊行された。...
為末大「一流到達への心得」【郷土の本】 文化 2024/3/30 「人はいつまでも学び、成長できる」。陸上男子400メートル障害で活躍した為末大さん=広島市佐伯区出身=が、一流に到達するための心得をつづった「熟達論」を刊行しました。
【言ノ葉ノ箱 東直子】空を見つめる 文化 言ノ葉ノ箱 東直子 2024/3/28 今年の春分の日に、北陸新幹線を使って群馬県に入り、群馬県立土屋文明記念文学館に行った。この日、ここで行われている文学講座の講師とし...