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日本GLP/習志野でマルチ型施設を着工、建て替えでバリューアップ

2025年02月04日/物流施設

PR記事

日本GLPは2月4日、千葉県習志野市で、マルチテナント型物流施設「GLP習志野II」の再開発プロジェクトの起工式を行った。2026年12月竣工を予定している。

<「GLP 習志野II」完成イメージ>
20250204glpnarashino1 - 日本GLP/習志野でマルチ型施設を着工、建て替えでバリューアップ

「GLP習志野II」は、1991年にアパレル企業が自社利用を目的に建設した施設で、2013年にGLP投資法人が取得したもの。

ただ関東圏で有数の物流適地に立地していながら、多額の修繕費が発生する懸念や、特定の業態専用の仕様となっているために収益力低下の懸念があった。

そこで、日本GLPのノウハウを活用した再開発プロジェクトを通じ、最先端の物流施設に建て替えバリューアップさせることになった。

<旧「GLP 習志野II」※解体済み>20250204glpnarashino2 - 日本GLP/習志野でマルチ型施設を着工、建て替えでバリューアップ

新しい「GLP習志野II」は、地上5階建て、延床面積約13万m2で、最大15社が入居できる。

各階にアクセスできるダブルランプウェイで、効率的な輸配送をサポート。有効天井高は約5.5m、床荷重は1.5t/m2として様々な荷種に対応できる設計とする。

また省人化に向けマテハン設備など電力消費の大きい設備も導入できるよう、特別高圧受電採用により2回線供給とする。

全館空調設備を導入し、ラウンジなども整備、就労環境のバリューアップも図る予定だ。

<広域図>20250204glpnarashino3 - 日本GLP/習志野でマルチ型施設を着工、建て替えでバリューアップ

<周辺図>20250204glpnarashino4 - 日本GLP/習志野でマルチ型施設を着工、建て替えでバリューアップ

立地としては、東京都心部まで30km圏内にあり、京葉道路「花輪IC」から約5km、東関東自動車道「谷津船橋IC」から約4km、首都高速湾岸線「高谷JCT」から約10kmと、3路線の高速道路に近接。広域配送に優れる。

周辺には物流関連会社が多く、企業間連携によるサプライチェーンの効率化にも取り組める。

JR京葉線「新習志野駅」からシャトルバスの運行を予定しているほか、乗用車駐車場約300台分の設置を予定しており、通勤の利便性も良いという。

このほかサステナビリティとしては、浸水を考慮した高さに受変電設備を配置するBCP対策、LED照明の設置、CASBEE認証、ZEB認証の取得など計画している。

■施設概要
施設名:GLP習志野II
所在地:千葉県習志野市茜浜3-34-3
敷地面積:約5万5000m2
延床面積:約13万m2
構造:地上5階建て、免震構造
着工:2025年2月
竣工:2026年12月(予定)
認証取得:CASBEE認証(予定)、ZEB認証(予定)

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