名港海運が2月7日に発表した2025年3月期第3四半期決算によると、売上高603億7800万円(前年同期比2.1%増)、営業利益48億3200万円(11.8%増)、経常利益63億円(14.1%増)、親会社に帰属する当期純利益41億9000万円(9.1%増)となった。
売上高をセグメント別にみると、港湾運送部門は沿岸作業およびアジア地域における取扱いが増加したことで369億6300万円(5.1%増)。
倉庫保管部門は、国内および欧米における保管貨物の取扱いが減少し73億9200万円(10.6%減)。
陸上運送部門は、内国貨物輸送および欧州域内輸送の取扱いが減少し92億4200万円(2.7%減)。
航空貨物運送部門は、国内外ともに航空貨物需要の回復により、輸出入ともに取扱いが増加し23億4300万円(22.9%増)。
その他の部門では梱包作業などの増加により、31億8800万円(4.3%増)だった。
通期は、売上高800億円(3.0%増)、営業利益58億円(10.1%増)、経常利益74億円(13.2%増)、親会社に帰属する当期純利益50億円(10.1%増)を見込んでいる。
名港海運 決算/4~6月の売上高1.7%増、営業利益4.4%増