プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドが、エースFWマーカス・ラッシュフォードを巡り揺れている。アモリム監督は、スカイスポーツのインタビューで静観する構えを見せた。
ラッシュフォードは、15日のマンチェスター・シティ戦はベンチ外だったが、チームが2-1で勝利した後「新しい挑戦の準備ができている」とインタビューで語り、退団をほのめかした。その後、カラバオ杯準々決勝のトットナム戦を欠場し、22日のボーンマス戦(0-3)もベンチ外となっている。
アモリム監督は「難しい状況だ。選手たちの周りには多くの人がいて、選手の最初の考えとは違う選択をすることは理解している」と話した。
ラッシュフォードはマンチェスターUの下部組織出身で、16年のデビュー以降、クラブで426試合に出場し、138得点を挙げている。22-23シーズンは30得点も、その後は調子が上がらず、サポーターからの批判を集めていた。
アモリム監督は「今のところ、私はマーカスを向上させることに集中している。我々はマーカスのような才能ある選手を必要としている。今は(退団示唆の)インタビューのことは忘れて、ピッチで何を見るかを考えている」とし、ラッシュフォードの将来に「その時が来たら、彼とクラブが対処することだ」と語った。