デジカメレビュー
OLYMPUS
Tough TG-5
元々OLYMPUS STYLUS TG-3 Toughを所持しておりましたが、
ようやくTG-5が登場したということで、
勇み足で購入したのでございます。
オリンパスが誇るタフネスなこちらのモデル、
果たして、どうなのでしょうか。
※なお、防水性能とタフネス性能を活かす気はありません。

TG-3自体、だいぶ使い込みました。
顕微鏡モードは唯一無二の存在でございましたので、
不満がありつつ使っておりました。
大方の不満はTG-4で改善されておりましたが、
まだ購入したばかりだったので結局、買わずじまいでございました。
TG-5発表と共にお借りする機会がありましたが、
結局、すぐにサクッと購入したのでございます。
OLYMPUS Tough TG-5は、
家電量販店での実勢価格は5万3400円です。
そして、画素数がちょっと下がりましたね。
しかし、着実に進化を続けております。
スペック
■センサー・仕様/TCP1.02a | |
センサーサイズ/センサー | 1/2.33型裏面照射型CMOSセンサー |
画素数 | 1271万画素 |
映像エンジン | TruePic VIII |
液晶 | 3型TFT液晶(46万ドット) |
オートフォーカス | コントラスト検出方式 |
ISO感度 | 100-12800 |
■レンズ性能 | |
焦点距離(35mm換算) | 25-100mm |
F値 | F2-4.9 |
ズーム倍率 | 4倍 |
レンズブランド | OLYMPUS LENS |
最短撮影距離 | 1cm |
手ぶれ補正 | ○ |
■基本仕様 | |
仕様メディア | SD/SDHC/SDXC |
使用電源 | 専用充電池(LI-90B/LI-92B) |
動画撮影機能 | ○ |
動画記録形式 | MOV(MPEG-4AVC / H.264) |
動画最大解像度 | 3840×2160/30fps |
音声記録 | ○ |
録画時間 | 29分 |
顔認識 | ◯ |
Wi-Fi | ◯ |
GPS | ◯ |
防水 | ◯ |
防塵 | ◯ |
15m防水、2.1mからの耐衝撃、耐荷重100kgh
TG-3からのスペック上の変更点は多くはないですが、
画像処理エンジンが強化されていたり、
RAW現像に対応していたり、
顕微鏡モードの10cmまでしかピントが合わないという制約が撤廃されていたり、
AFのフォーカスポイントを選択することが可能になっていたりと。
あと、FD-1に対応しているという所ですとか、
果てしないです。
TG-4からの変更点としては、
4K動画に対応していたり、
プロキャプチャー機能に対応していたり、
TGトラッカー的な機能が強化されていたりなど、
なかなか、いい感じになっております。
そうそう、レンズが耐結露仕様になっておりますよ。
・デザイン・メカ・インターフェイス
正直、
パット見TG-3との違いはわかりづらいですが、
持ってみるとなるほど。
という感じでございます。
グリップが出っ張っておりまして、
握りやすくなっております。
更にボタン類も増えておりまして、
特にサブダイヤルが付いたところもありがたいですね。
大きさはほんのり大きくなっておりますが許容範囲。
重さは特に変わらずでございますね。
意外とうれしいのは、
アンロックボタンが追加されたことでございます。
これで、LG-1やFD-1を着脱する時、
勝手に緩んでしまったりハズレてしまう事がなくなりました。
結構、
代わり映えしないですね。
背面。
正直、
本当に違いがわかりませんが、
左ボタンに刻印が入りました。
誇らしげに4Kの文字。
そうそう、
充電、データ通信用の端子が、
オリンパス独自からMicroUSBに変わりました。
非常にうれしい変更点ではありますが、
ちょっとさみしくなりましたね。 ダブダイヤルが追加サれました。
LOGのON/OFFがここで出来ます。
リングを外しました。
なお、
TG-3とくらべてみました。
GPSのところがちょっと出っ張ってますね。
ちょっと奥行きがありますね。
背面はこんな感じですが、
STYLUSの文字が消えました。
なお、
その後、自前のTG-5を購入しました。
お色は赤です。
リングを外しておりますが、
こんな感じです。
・機能・仕様
TG-3と比べると、
だいぶ快適になりましたね。
特に、顕微鏡モードでの制約がなくなったことが大きいです。
ほぼ顕微鏡モードでの使用ではございますが、
プログラムモードにしなくても広範囲でAFが作動すること、
そして、フォーカスポイントをいじれることが大きいです。
なお、フォーカスポイント選択に関しては、
中央ボタン長押しでございます。
ただ、AFの挙動については個人的には難がありまして、
顕微鏡モードでさえも、
フォーカスポイントを覆った状態で撮影しても、
結構背景にAFが飛んでいってしまうことが非常に多いです。
せっかく色々出来るのに、
TG-3と比べると打率はちょっと下がった印象です。
深度合成でFD-1を使う際は、
いちいちストロボのチャージが入るので結構時間がかかったりしますので、
ちょっと、思っていたのと違うような事もありました。
電池はTG-3並に持ちますし、
液晶はまあまあでしょうか。
サブダイヤルで露出補正も出来ますし、
痒いところに手が届くと行っていいでしょう。
あと、RAWが非常にいいですね。
このセンサーサイズで正直。
と思いましたが、気持ち的にいいです。
なお、購入して間もなくはLightroomで対応しておりませんでしたが、
現在は対応しております。





















































高感度時の画質もちょっと良くなっているような気がしますが、
通常撮影においては、相変わらずでございますね。
センサーサイズが小さく、
レンズが元々屈折光学式でございまして、
あまり画質を語る機種ではないというのもありますが、
そんなに良くはないです。
周辺の画質もそんなにでもなく、
自分の椎間板ヘルニアによる、
手足のしびれによるかもしれませんが、
ただ、万能機であることには間違いないですね。










顕微鏡モード(深度合成)

顕微鏡モード(FD-1)
執筆日:2017/09/02
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