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【函館スプリントS】桜花賞3着の3歳ナムラクレア充実 ここもスピード上位

[ 2022年6月7日 05:30 ]

データ班の分析でV候補に挙がったナムラクレア
Photo By スポニチ

 函館開幕重賞「第29回函館スプリントS」をデータで攻略。12年以降(昨年は札幌開催)の結果を分析すれば、自然と実績&勢い十分のあの馬にたどり着いた。

 (1)年齢
 3歳【2・2・2・11】
 4歳【2・3・3・13】
 5歳【4・2・3・39】
 6歳【1・2・1・27】
 7歳以上【1・1・0・16】
 勝率10%を超えるのは3歳馬(11.8%)のみで、若い馬ほど勝率が高くなっている。また3歳で勝利を挙げた16年ソルヴェイグ、17年ジューヌエコールは共に桜花賞からの参戦だった点にも注目したい。

 (2)脚質 開幕週の絶好コンディションで行われる函館SS。函館の小回りコースということもあり、圧倒的に前が有利。近4年で逃げ馬が3勝2着1回(18年セイウンコウセイ、19年カイザーメランジェ、21年ビアンフェが優勝)。4角3番手以内で運んだ馬の勝率は16.2%となっている。追い込み馬はかなり早いタイミングでの仕掛けが求められ、苦しい展開となりそうだ。

 (3)短距離実績 勝ち馬10頭中7頭に「芝1400メートル以下の重賞で3着以内」の実績があった。洋芝といえど、先行激化でテンから速くなりやすい。短距離重賞の流れを経験したことのある馬を優先的にチョイスしたい。

 (4)馬体重 最多4勝を挙げるのは460~479キロの馬。スッとポジションを奪えるスピードと、洋芝をこなせるパワーをバランス良く備える馬が活躍する傾向にある。一方、500キロ以上の馬も6連対と活躍している。

 【結論】◎は桜花賞3着の3歳馬ナムラクレアに行き着く。その前走は好位3、4番手を果敢に先行し、スピードはここでも上位。短距離重賞は21年小倉2歳S1着、ファンタジーS2着、22年フィリーズR2着と実績十分だ。前走時の馬体重も462キロと好走条件にマッチする。(データ班)

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