来月2日の「第97回アカデミー賞」発表・授賞式に全くノミネートされなかったことで大きなショックを受けた米女優アンジェリーナ・ジョリー(49)が、自身のイメージを一新することを決意したようだと米メディアが伝えた。

 米芸能サイト「Blast」によると、ジョリーは伝説的オペラ歌手マリア・カラスの伝記映画「Maria」でカラスを熱演したがノミネートを逃したことを真剣に受け止め、ハリウッドで新たな友人を作るために人脈作りを始めたという。

 ジョリーはこれまで社交の場に参加することが苦手で、ほかのセレブたちとの交流を避けてきたため、ハリウッドを代表する女優の一人になった今でも、友人と呼べる存在はほとんどいないと告白したことがあった。

 これは、元夫ブラッド・ピットがジョージ・クルーニーやレオナルド・ディカプリオら多くの俳優仲間と積極的に交流し、友情を深め、それが自身の人気を高める結果になったのとは対照的だと同サイトは指摘。

 今回、「Maria」で主演女優賞候補に挙げられなかったことは、ハリウッドでの非社交性にも原因があると痛感したジョリーは、これまでの態度を変え、最近ではセレブたちと積極的に付き合い、外出の機会も増えているという。

 先週末の「クリティクス・チョイス・アワード」(放送映画批評家協会賞)授賞式では、米女優のデミ・ムーアやゾーイ・サルダナと抱擁したり、にこやかに挨拶を交わしたりするなど、以前はあまり目にすることがなかったフレンドリーなジョリーが目撃された。