750F1( 1型 )
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「ドゥカティ・F1シリーズ」の記事における「750F1( 1型 )」の解説
1985年に販売された初期型。この型のみ湿式クラッチを採用している。 村山モータースが総代理店となり、175万円で販売されたが翌年138万円へ改正。このときのオートローン金利は9.5 %、村山モータースが販売した車両にはカウル両側に大きな「M」のロゴステッカーと、シートカウルにフレーム番号を刻した七宝のエンブレムが追加される。速度計内への警告灯の追加は日本国向車両の特徴である。 外観の特徴は、初期型のみ燃料タンクにねじ式キャップを採用のアルミニウムタンク。速度計と回転計は日本電装製。フロントフォークは38 mm径のマルゾッキ製。スイングアームは鉄鋼製丸断面を採用している。エンジンは650SLをベースにボアを拡大したボア×ストローク88×61.5 mmの748 cc、キャブレターはデロルトPHF36で最高出力は70 PS / 9000 rpm。ホイールとタイヤは、前輪が120/80-16、後輪が130/80-18というサイズのバイアスタイヤを履いていた。前後ブレーキには、前が280 mm径のダブルディスクに対向2ポット式ブレンボ製キャリパー、後が260 mm径のシングルディスクに対向2ポット式ブレンボ製キャリパーを採用している。スタンドはセンタースタンドのみ。
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750F1( 2型 )
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「ドゥカティ・F1シリーズ」の記事における「750F1( 2型 )」の解説
1985年9月頃から生産された。 クラッチが乾式に変更された。燃料タンクキャップがエアプレーンタイプになる。カウル、フェンダーなどにも各所に対策がとられ、形状が初期型と異なる。カラーリングも細い黒いラインがなくなった。
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750F1( 3型 )
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「ドゥカティ・F1シリーズ」の記事における「750F1( 3型 )」の解説
通常版の最終型。1986年にモンジュイが販売開始された数ヵ月後に、後を追うように発売された。 最大出力が76 PSになる。はっきりと外観が変わった。ホイールが赤色になる。ステッカーのロゴマークが変わり、速度計や回転計はベリア製に変更され、警告灯を含めコクピットレイアウトがF3と共通になる。トップブリッジは黒色に。フロントフォークにはモンジュイ同様フォルセラ製40 mm径、シルバーの塗装になる。タイヤおよびブレーキは変更なし。燃料タンクは鉄鋼製になった。
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