イタリア代表チーム「オルフェウス」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 07:53 UTC 版)
「イナズマイレブンの登場人物」の記事における「イタリア代表チーム「オルフェウス」」の解説
FFI今大会で期待されているチームだが、ミスターKこと影山零治により代表の座を取られそうになり、代表の座をかけてチームKと試合を行おうとするも、不可解な事故により負傷選手が出る。そのためチームKとの試合では円堂、鬼道、佐久間、不動が助っ人の選手としてオルフェウスに参加した(ゲーム版では試合中彼らを操作することとなる)。予選Aグループにおける最終成績は2勝2分(ゲーム版では2勝1敗1分)で1位で決勝トーナメントに進出している。しかし、準決勝コトアール戦では8-0という圧倒的な点差で敗北する。 オルフェウスの戦術(必殺タクティクス)カテナチオカウンター:7人で囲んでボールを奪い、FWへパスを出し攻撃に転じる最強のカウンター技。ミスターKこと影山が考案し、彼の父・影山東吾のプレーを基に作った必殺タクティクスである。影山によって育てられた鬼道により動きを読まれ攻略されるが、ナカタが加わることでさらに進化した。 フィディオ・アルデナ 声 - 下野紘 中学2年生。ポジションはFW。背番号10。こげ茶色をした髪で青い瞳。ヨーロッパ屈指のストライカーで、イタリアの「白い流星」と言われている。華麗なテクニックとスピードがあり、フィールドの全てが見えているようにチームに指示をする。ルックスはかなり良いようでゲーム版ではイタリアエリアで女の子が彼の話で持ちきりになっており、彼のことで言い争っていたことから、女の子から大変に人気がある様子。 ライオコット島のジャパンエリアにて初めて円堂と出会い、彼に興味を持ち、次第に彼のことを「マモル」と呼ぶほど親しい仲となり、良きライバルとして決勝戦で共に戦うことを誓う。 父親もプロサッカー選手であり、当時は影山の父・影山東吾と同じくプレーのことで悩んでいたことから、ミスターKこと影山に父親と重ね合わせ、サッカーに恨みを持つ彼に本当のサッカーを取り戻してもらうべく、監督として影山を受け入れる。また、ゲーム版(スパーク)ではイタリア代表選抜の時からルシェと知り合いであり、彼女と会うときには周りからデートと茶化されていた。彼女にFFIで優勝したときには、手術を受けるように約束していた。 必殺技は「真オーディンソード」。アニメ版・FFI編 イナズマジャパンとの試合中、東吾の開発した必殺タクティクス「カテナチオカウンター」を完成させ、「あなたにとってサッカーとは何か」と影山に問い質し、影山東吾はとても優秀なサッカー選手であったことを思い出させ、彼の本心を知り和解。イタリア代表の監督として影山に本当のサッカーを取り戻させた。 107話にてイナズマジャパンと紅白試合をするも、天空の使徒・魔界軍団Zの襲撃により、天空の使徒と戦う円堂チームの助っ人として参加。ポジションはMF。「オーディンソード」で天空の使途相手に初得点を挙げた。 しかし、準決勝コトアール戦ではナカタよりキャプテンを託され、円堂との約束を果たすべく挑むが、ロココ・ウルパ相手に「オーディンソード」を必殺技もなしに軽々と止められ、8-0という圧倒的な点差で敗北。試合後、円堂の前で落ち込む姿を見せた。120話にてイナズマジャパンをFFI優勝に導き、「リトルギガント」の強さを伝えるためにイナズマジャパンとの練習試合に付き合った。 劇場版・最強軍団オーガ襲来 円堂カノンに連れられ、雷門サッカー部の助っ人として未来からやって来る。ポジションはMF。背番号17番。 ヒデ・ナカタ / 中田 英寿(なかた ひでとし) 声 - 土田大 オルフェウスのキャプテン。ポジションはMF。背番号7。日本人ながらもイタリア代表のキャプテンを務めており、ワールドワイドに伝説を作った人物。世界各地を周って旅をしているため、あまりチームに顔を出さないが、イナズマジャパンの試合では度々顔を出していた。 影山にルシェが手術を受けたことを伝えるため、チームを救うためにルシェをイナズマジャパンとの試合会場に連れてきた。影山東吾のプレーの記録が載っているビデオを送り、フィディオにヒントを与えたのも彼である。イナズマジャパンとの試合に途中参加し、強力なプレーと指示で同点という試合結果に持ち込んだ。 準決勝の試合ではフィディオたちの可能性を信じフィディオにキャプテンを託し、自らは観客として観戦した。結果敗北するも、落ち込む彼らを元気付けた。 モデルは元サッカー日本代表の中田本人であり、ゲーム版2でも隠しキャラクターとして登場している。仲間にする条件が特に難しい。 必殺技は「ブレイブショット」。 ジジ・ブラージ 声 - 佐藤健輔 中学3年生。ポジションはGK。背番号1。褐色肌で顎が割れており、バイオレット色のバンダナをした巨漢。安定したセービングを誇るイタリア最高の守護神。チームKとの試合前に倒れてきた大木によって怪我をしたため、チームK戦は不参加。 チームのことを大切に思っているため、円堂たちに助っ人を頼むことに反対していたり、ミスターKを監督と認めていなかった。イナズマジャパンとの試合中も影山を擁護するフィディオを無視し、自分らでチームを引っ張っていたが、彼の本心を知ったことによりフィディオとも和解し、影山を指導者として受け入れた。しかし、コトアール戦では通常のシュートを止めることができず、大量失点する。試合後、チームK戦で共に戦ってくれた円堂らのお礼もかねて、イナズマジャパンの練習試合に付き合う提案をする。 必殺技は「コロッセオガード改」。 ベント・ガリアーノ 声 - 矢部雅史 ポジションはDF。背番号2。水色の髪で、右目が前髪で隠れている。ファッションの細かい所まで人一倍気を使う、真のおしゃれ。 オットリーノ・ノビリ 声 - 立花慎之介 ポジションはDF。背番号3。茶髪のオールバックヘアが特徴の巨漢。持ち前の腕力でピザ生地を見事に作る。 アントン・ガッツーゾ 声 - 四宮豪 ポジションはDF。背番号4。茶髪の角刈り頭で、顎鬚に長い下まつ毛が特徴の巨漢。夢は警察官になり悪の組織と戦うこと。 マルコ・マセラッティ 声 - 西墻由香 ポジションはDF。背番号5。赤紫色のふんわりパーマで、グリーンの瞳。パスタ料理は生地から自分で作る。 アンジェロ・ガブリーニ 声 - 折笠富美子 中学1年生。ポジションはMF。背番号6。金髪で天使のような容姿をしている。小柄で女の子のような外見で、すでに何度も賞をもらっているカメオ職人。フィディオとのコンビネーションは良く、対イナズマジャパン戦においてミスターKのこともあり、皆がフィディオを無視してプレーしている中でも一人だけフィディオのことを心配して彼に味方した。コトアール戦での敗北後チームの全員が意気消沈する中で、一人だけ明るく振る舞い場を和ませようとしていた。 やぶのてんや版漫画では、生意気な性格となっており、フィディオの理解者ではあるが、アニメとは違い円堂たちイナズマジャパンに対して見下した態度を取っている。 ジョルジョ・ジャンニーニ 声 - 吉野裕行 ポジションはMF。背番号8。ゲーム版での愛称は「ジョジョ」。ネイビー色で、右側の長い前髪が特徴。名家の生まれながらその地位に甘んじない真の貴族。チームKとの試合前に落ちてきた鉢植えで怪我をしたため、チームK戦は不参加。 ダンテ・ディアブロ 声 - 加瀬康之 ポジションはMF。背番号9。牛の角に似た髪にピンク色の肌で、左頬にペイントを施している巨漢。自転車レースでイタリア代表になるため特訓中。 ラファエレ・ジェネラーニ 声 - 立花慎之介 ポジションはFW。背番号11。茶髪で頭にヘアバンドをしており、目つきが鋭い。中学生ながらトップモデル。チームKとの試合前に、階段から地面が陥没するほどに転げ落ち怪我をしたため、チームK戦は不参加。 必殺技は「フリーズショット」。 ダニエレ・サンクティス 声 - 峯暢也 ポジションはGK。背番号12。七三分けの茶髪で、丸い大きな鼻をした巨漢。南部生まれののんびり屋で、皆から好かれている。チームKとの試合前に乗っていたボートが船に激突し怪我をしたため、チームK戦は不参加。 エンリコ・オリビエ 声 - 四宮豪 ポジションはMF。背番号13。色白で頭にヘアバンドをしている。服の一流デザイナーを目指している。チームKとの試合前に乗っていたボートが船に激突し怪我をしたため、チームK戦は不参加。 アレサンドロ・ロッサ 声 - 河合みのる(ストライカーズ2013) ポジションはMF。背番号14。金髪のパーマが特徴。イタリア革靴を上品に磨くプロ。チームKとの試合前に乗っていたボートが船に激突し怪我をしたため、チームK戦は不参加。 ジュゼッペ・カンナバロ 声 - 矢部雅史 ポジションはDF。背番号15。右サイドに分かれた水色の髪に、眼鏡が特徴。ポンペイ遺跡に興味があり、いつか発掘隊に参加したいと思っている。チームKとの試合前に乗っていたボートが船に激突し怪我をしたため、チームK戦は不参加。 ジャンルカ・ザナルディ 声 - 梶裕貴 ポジションはMF。背番号16。褐色の髪で、ブルーの瞳。一流のゴンドラのこぎ手になるべくベニスで特訓中。チームKとの試合前に穴に落ちて怪我をしたため、チームK戦は不参加。 ミスターK(ミスターケイ) / 影山 零治(かげやま れいじ) オルフェウスの新監督。詳しくは帝国学園の節を参照。 パオロ オルフェウスの元監督。ミスターKこと影山零治によって監督の座を奪われ、行方不明になった。ゲーム版ではアルゼンチンエリアの情報屋の話によると、影山に賄賂を積まれたが、頑に拒否し監督の座を譲らなかったため、強制的にイタリアに送還されたという。さらに『ジ・オーガ』において、息子であるルカから影山の指導者としての能力を評価していたことが明かされる。
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