エネルギーの源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 15:25 UTC 版)
「再生可能エネルギー」の記事における「エネルギーの源」の解説
再生可能エネルギーは、自然の力で定常的に補充されるエネルギー資源で、利用する以上の速度で再生するものを利用する。その源は太陽・地熱・潮汐等で、事実上枯渇しない。 下記のようなエネルギー資源が利用される(詳細は#利用形態の節を参照)。 エネルギー源概要直接利用間接利用太陽(核融合) 太陽の残り寿命は約50億年あると見られる。 照明 発電 暖房 加熱調理 熱循環経由:水力、風力、海流、放射冷却、海洋温度差、氷雪熱、(水流の)渦、(雨の落下による)振動、浸透圧(による水流)、波力、空気熱、地中熱、雷(になる前の低電圧静電気) 生物経由:薪、バイオ燃料、馬力、人力等 地球経由:地熱の一部(現在の地熱の45%以上は地中にある放射性物質の崩壊熱に由来する) 地熱(放射性崩壊) 地球内部の熱を利用する。地球内部から高熱が発せられる期間は、10億年から数十億年あると見られる。 発電 暖房 冷却源 蓄熱・蓄冷源 温泉 潮汐 地球の自転速度と月の公転速度の差等に由来する。地球の自転速度と月の公転速度は、約140億年後まで一致しない計算である。 潮汐力:月や太陽との位置関係の変化に伴う海水の移動。主に河口における潮の干満。 海流:海洋における海水の流れ。 大気潮汐:成層圏等の高度上空における天体間の重力バランスの変化に起因する潮汐同様の大気の移動。現状では未利用である。気圧と温度が低いために重力の影響を大きく受ける。逆に気圧や温度が高い地表近くの対流圏での風力(一般的な風)での重力の影響は極僅かである。 風力・海流の一部:地球の自転に伴うコリオリの力によって発生する赤道付近で西向き、南極沿岸で東向きの環流や風(極風、貿易風)。 波力:風力の一部:風による海面の上下移動。
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