squeeze
「squeeze」とは、絞るという意味の英語表現である。
「squeeze」とは・「squeeze」の意味
「squeeze」とは、「絞る」「ぎゅっと抱きしめる」「握る」「場所を詰める」など幅広い意味がある英語表現である。また、「恋人ではない体の関係を伴うだけの遊び友達」という意味のスラングとしても使われている。「squeeze」の三人称単数形は「squeezes」、過去形は「squeezed」、現在分詞は「squeezing」、過去分詞は「squeezed」だ。「squeeze」の発音・読み方
「squeeze」の発音は、カタカナ表記で「スクウィーズ」である。「squeeze」の語源・由来
「squeeze」の語源は、古期英語の「cwesan(絞る)」である。「squeeze」を含む英熟語・英語表現
「squeeze out」とは
「squeeze out」とは、事業継承や完全子会社化を目的として合併・買収を行う際に大株主が少数株主の株式を強制的に買い取るという意味の専門用語である。合併・買収の際には少数株主の反対にあうケースが多いが、「squeeze out」を活用すればそれらの問題に対処することが可能だ。
「squeeze into」とは
「squeeze into」とは、「(狭い空間)に押し入る」「(小さめのスカート・ズボンなど)に無理に体をねじ込む」などの意味がある表現だ。「squeeze」の後に「into」を置くことで、狭い空間に無理やり体を入れるというニュアンスになる。使い方の例を挙げると、「Ten people squeezed into that narrow space.」(10人の人々がその狭い空間に無理に入った)となる。
「squeeze in」とは
「squeeze in」とは、「無理に入る」「~を割り込ませる」「~をスケジュールになんとか入れる」などの意味がある英語表現だ。「squeeze」の後に「in」をつけることで「ある一定の空間」が発生し、その中に押し込むというニュアンスとなる。例えば、「May I squeeze myself in? 」(入り込んでいいでしょうか?)、The doctor is very busy, but I can squeeze you in at 10 o'clock.(先生はとても忙しいが、10時ならばスケジュールになんとか入れられる)というように使われる。
「squeeze me」とは
「squeeze me」とは、「なんですって?」という意味の英語表現だ。そもそも「squeeze me」は、「すみません」「失礼ですが」を意味する「excuse me」という言い回しから派生したフレーズである。例えば、自分にとって聞き捨てならないこと、不愉快なことを言われて相手に聞き返す際に用いられる。
「squeeze」に関連する用語の解説
「squeezer」とは
「squeezer」とは、オレンジなどの果汁を絞るための圧搾器である。中央の部分が尖っていて、そこに果肉を押しつけて回しながら絞る。
「squeeze」の使い方・例文
「squeeze」は、「絞る」「抱きしめる」「押し入る」など幅広い意味で日常的に使われる表現である。また、スケジュールを無理にねじ込むという意味でビジネスシーンでもよく用いられる。・She met someone she loves after a long time, so she was so moved that she squeezed him tight.
(彼女は久しぶりに大好きな人と会ったので、感動のあまり彼をぎゅっと強く抱きしめた)
・She squeezed my hand tightly in fear while riding the roller coaster.
(彼女はジェットコースターに乗っている間、恐怖のあまり私の手をぎゅっと握っていた)
・She served freshly squeezed orange juice for her son's friend.
(彼女は息子の友達のために絞りたてのオレンジジュースを出してあげた)
・Can you squeeze one more chair in at the table? otherwise everyone can't sit.
(テーブルになんとかしてもう一つ椅子を入れてもらえないか?さもなければ全員座れない)
・What surprised me when I traveled to Japan was how crowded the trains were, so I had to squeezed in.
(日本旅行に行った時にびっくりしたのは電車がとても混んでいたことだ、だから無理やり体をねじ込んで乗らなければいけなかった)
・I'm going to live abroad for about a year, so I squeezed the things I needed into my suitcase.
(海外で一年ほど暮らす予定なので、スーツケースに必要な物を詰め込んだ)
・Can we squeeze the meeting in this Tuesday? and if it's not possible, please let me know when it's convenient.
(今度の火曜日に打ち合わせをスケジュールに入れられますか?無理ならば都合がいい日を知らせてほしい)
・When I returned to my parents' house for the first time in several years, I was so happy that I squeezed my precious dog.
(実家に数年ぶりに帰った時、あまりの嬉しさで大切な愛犬をぎゅっと抱きしめた)
・The road was congested and I had to squeeze in.
(道が混雑していて、無理に入り込まなければいけなかった)
スクイーズ【squeeze】
スクイーズ/レターボックス
走査線525 本の緻密なワイド画像を再現できるスクイーズ収録。通常の4対3テレビでは縦に伸びた画像になってしまうが、ワイド画面との組合せではその歪みがキャンセルされ、拡大による走査線の粗さも抑えられる。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 藤原陽祐)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
スクイーズ
英語の意味は「絞る」で、その訳通り16対9のワイド画面を4対3画面内に横方向に圧縮記録したもの。ワイド画面映像機器に入力した際、識別信号によって自動的に正常な16対9に戻される。LB収録に比べ垂直解像度の点で有利。
(執筆:オーディオビジュアル評論家 麻倉怜士)
※この情報は「1999~2002年」に執筆されたものです。
スクイーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 09:03 UTC 版)
スクイーズ(英語: squeeze)とは画面アスペクト比が横長の映像を横幅の狭い伝送系(放送チャンネル、記録メディアなど)で送るために映像を横方向に縮小すること、またはその縮小された状態の映像である。
受信側でスクイーズとは逆の比率で横方向に拡大することで、本来の画面サイズになる。
スクイーズとは、英語で「押しつぶす」の意味。記録時(放送時)に元の映像を横方向に押し縮めることから用いられている。ときに誤解されるが、受信側で「上下に縮める」という意味ではない。
概要
一般的にはDVDビデオやSD-VTRなどの、SD映像 (480i、576i) で用いられ画面比率16:9と4:3の間で使われる。映画フィルムへの映像記録技術であるアナモルフィック・レンズ方式が元になっているのでアメリカでは縮小して拡大する方法全体を「アナモ方式」、または「アナモフィック方式」と呼ぶ。日本では全体を「スクイーズ方式」と呼ぶほか縮小記録を「スクイーズ」、拡大表示することを「エキスパンド」と呼び分けている場合もある。
従来の映像信号はNTSC準拠のアナログ信号であり画面比サイズは4:3が基準なので、レターボックスと同様にハイビジョン制作番組 (HDTV) や映画作品などのワイド画面向けに制作された映像ソースをSD映像の16:9ワイド画面サイズ用として提供する手段の一つである。16:9サイズのものを水平方向に4:3サイズに収まるように縮小したものを再生時に圧縮と同じ比率で横方向に拡大するので、受信側に十分な解像度があればレターボックスより高い縦解像度が得られる。
通常は、480i・576i映像信号フォーマットに対して16:9のアスペクト比情報を伝える事で識別信号としている。映像機器からアナログ映像信号で外部出力する場合はS1対応以上のS端子、D端子が必用となる。アスペクト比の伝送に対応していない場合にはID-1信号(映像信号の隙間に検出信号を入れ込む)でワイド識別信号を送る方法もある。この方法を用いればコンポジット接続でもワイド信号を伝える事が可能となっている。
以上はあくまでアナログ信号やSD映像信号フォーマット上の話で本来デジタル信号の場合は画素の形の変化で対応するので、伝送系に依存するスクイーズという概念がないので注意が必要である。
実際の使用例
テレビ放送
デジタル放送に使用されている放送信号であるMPEG2-TS内には映像信号としてはHDTV用の縦解像度1080とSDTV用の縦解像度480があり、480はさらにアスペクト比が16:9と4:3に分かれている。ただし、16:9の映像データは4:3と同じ「720×480」の画素数である。そのため16:9のワイド画面用の映像ソースは最初から4:3画面サイズ向けを考慮したレターボックス形式のものと、ワイド画面用に表示時に横方面に拡大することを前提にしたスクイーズ形式で記録されたものがある。後者では実際にNHKデジタル教育テレビ(SD画質伝送時のみ)・スカパー!(約半数のチャンネル)で採用している。2011年3月31日まではデジタルBS1、デジタルBS2でも後者の方式を採用していた。
この形態の放送番組を4:3テレビで見た場合は、チューナーやテレビ側の機能や設定により以下のように分かれる。
- 表示モードの変更に対応していない場合:縦長表示
- 表示モードの変更に対応している場合(自動・手動を問わず):レターボックス形式もしくはV圧縮(稀にワイド画面の左右両端をカットして表示するパンスキャンという表示方法を持つものもある)
デジタル放送はSD番組のほか、HD放送も行なわれている。地上デジタル放送ではハイビジョン映像のフルスペックである1920×1080の映像信号を放送するには帯域容量に余裕がないため、映像信号レートを高く出来ない事情がある。そのため地上デジタル放送は1440×1080の映像フォーマットによる放送信号送出で行なわれているがこの映像フォーマットはもともと最初から横長な画素であるため、スクイーズとは言わない。BSデジタル放送では地上デジタル放送に比べて1つのチャンネル当たりの割り当て帯域が大きいため地上デジタル放送とは異なり、多くのチャンネルでフルスペックのハイビジョン放送が行なわれている。
アナログ放送でもワイドを識別する信号を重畳しているため、アナログのワイドテレビで16:9の視聴が可能である。
DVDビデオ
レターボックス方式とスクイーズ方式の併用になっている。
ゲーム機
- PlayStation 2
- 一部ソフトが16:9に対応している。
- Wii
- 16:9出力は、SD解像度ベースのスクイーズ方式となっている。
関連項目
- アスペクト比
- 画面解像度
- 額縁放送
- レターボックス (映像技術)
- トリミング (映画映像の用語)
- 映像のコンバート
- 標準テレビジョン放送 (SDTV)・高精細度テレビジョン放送 (HDTV)
スクイーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 20:59 UTC 版)
16:9映像の画面を左右に圧縮して、4:3サイズに合わせる方法。映像画面の比率が変わるので、表示処理で後述するアナモフィックを併用することを前提に行なわれる。 ※スクイーズ (squeeze) は「搾る」という意味。「SQ」と記述する場合もある。
※この「スクイーズ」の解説は、「映像のコンバート」の解説の一部です。
「スクイーズ」を含む「映像のコンバート」の記事については、「映像のコンバート」の概要を参照ください。
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