スピリチュアル
「スピリチュアル」とは・「スピリチュアル」の意味
スピリチュアルとは、神秘的なことや目にみえない世界のことである。英語のスピリチュアルはラテン語の「spiritus」に由来し、霊的であることや霊魂に関するさまを指す。スピリチュアルの本当の意味は、キリスト教に関連する宗教色の強い言葉である。そのため、スピリチュアルという言葉は世界的にみるとキリスト教に関わる宗教観に根差しているが、日本においては特定の宗教観に結びつくものでないことが特徴だ。また、スピリチュアルとは、アメリカで民衆の中から生まれた宗教的な民謡のひとつでもある。アフリカ系アメリカ人(黒人)の共同体から誕生し、ブラックスピリチュアル(黒人霊歌)・ホワイトスピリチュアル(白人霊歌)・ゴスペルソング(福音賛美歌)などがある。
スピリチュアルは、科学では証明できないことから「やばい」「怪しい」というイメージを持つ人も少なくない。一般的にスピリチュアルな人とは、霊的なものを感じる人や波動の高い人とされ、恋愛や転職、人間関係などの悩みについて占う占い師や癒しを提供するヒーラーとして活躍している人も存在する。スピリチュアルは、エメラルドや真珠といったパワーストーンや青龍などの神獣、天使などとも親和性が高い。
「スピリチュアル」の熟語・言い回し
スピリチュアルな人とは
スピリチュアルは幅広い意味があり、スピリチュアルな人と言われる人は霊感が強い人や精神性が高い人、ヒーリングを行うヒーラーなど様々なタイプがある。中にはオーラや前世が視える人、高次元と言われる存在からメッセージを受け取る人もいる。
スピリチュアル能力とは
人間の感覚は、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感があるが、スピリチュアル能力にはシックスセンスと呼ばれる第六感がある。生まれながらにシックスセンスを持つ人もいれば、何かの出来事がきっかけで第六感が目覚める人もいる。オーラなどを視る能力や共感力などもスピリチュアル能力といえる。
スピリチュアルの世界とは
スピリチュアルは魂や精神世界などを指し、基本的には形がなく目に見えない世界である。霊能力、守護霊、エンジェルナンバー、宇宙意識、引き寄せの法則、ヒーリングなど多種多様なカテゴリーがあり、潜在意識に働きかけ本質に気づき人生を好転させるなど様々な手法が用いられる。
スピリチュアル系とは
生活全般においてスピリチュアルに傾倒している人を、一般的にスピリチュアル系という。悩みや困ったことがあると占いやヒーリング、パワーストーンなどに頼り身の回りにスピリチュアルグッズを揃え、現実的なことよりも感覚的に物事を判断することも多い。
スピリチュアル恋愛とは
恋愛感情については、脳科学的にドーパミンによるものと解明されているが、恋愛に至るまでの出会いやきっかけについては証明することが難しい。恋愛においても、過去世からの繋がりやソウルメイト、ツインレイなどスピリチュアルなことが人生に深く関係しているといわれる理由のひとつである。
「スピリチュアル」の使い方・例文
・あの山はスピリチュアルとの親和性が高いパワースポットだ。・暫くあっていない幼なじみの夢をみたら翌日連絡がきたというスピリチュアルな体験をした。
・スピリチュアルな視点から、人生を振り返ってみる。
・話題のスピリチュアルの本を読んでみる。
・雲が龍の形にみえるのはスピリチュアル的に意味があることなのだろうか?
・スピリチュアルケアについて理解を深めたい。
・眠くてしょうがない時はスピリチュアル的には変化の時と言われているそうだ。
・ゴスペルよりも歴史が古いブラックスピリチュアル。
・WHOでは従来の「健康」の定義にスピリチュアルな健康を追加する提案がされたことがある。
・彼女はスピリチュアル能力が高い。
スピリチュアル【spiritual】
ヴィエネル, ジャン:スピリチュアル
英語表記/番号 | 出版情報 | |
---|---|---|
ヴィエネル, ジャン:スピリチュアル | Spiritual |
スピリチュアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/15 21:35 UTC 版)
スピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来する英語で、霊的であること、精神に関することを意味する。英語の本来の意味では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する形容詞[1]。宗教、占い、スピリチュアルに関心の有る人は、カルトから勧誘や不安を煽る教え込みで「自分たち(彼ら)の世界」に引きこまれる注意が必要である[2]。
- 1 スピリチュアルとは
- 2 スピリチュアルの概要
スピリチュアル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 10:21 UTC 版)
徹底したプラス思考(ポジティブ・シンキング)、自己改革、「エゴからエヴァ(一体化)へ」、現世は悪いカルマを清算する場である、人や物から波動が発せられている、「アセンション(次元上昇)」、オカルト・スピリチュアル系の思想を繰り返し著作で主張し、混迷する不況の時代に大きな支持を受けた。成功哲学は、特に中小企業の社長やビジネスマンから熱く支持されており、大企業の経営者や有名人にも支持者がいる。 朝日新聞ジャーナリスト学校主任研究員の磯村健太郎は、船井の自己啓発書・ビジネス書には「カルマの法則」「宇宙エネルギー」などのニューエイジ的な思想が多く含まれていると述べている。 最初にオカルト・スピリチュアル思想を出した『包みこみの発想―船井幸雄の人間学』(1979年)では、エドガー・ケイシーのリーディング、スウェーデンボルグの霊界体験、退行催眠で生じたブライディ・マーフィーという人格の存在、ノストラダムスの予言、レイモンド・ムーディーの臨死体験、イアン・スティーヴンソンの前世記憶などを「生まれ変わり」(転生)の「根拠」として示した(これが生まれ変わりの根拠になるかどうかはともかく、船井は根拠として提示している)。四日市大学の寺石悦章は、この本は実践編(1-10章)と原理編(11-12章)に分かれており、原理編の内容から実践編の様々な実践が導かれるはずであるが、12章の「生まれ変わり」の内容だけが他から明らかに浮いており、「生まれ変わりがある」だから、世のため、人のために努力して生きよう、という結論は、論理が飛躍しており、「オカルト」という批判をむしろ強めたのではないか、と指摘している。当初は、生まれ変わりの理論と、どのように生きるべきかという人生論をつなぐ論理はなく、徐々に様々な理論が付け足され、補足されていった。 現世利益を求める成功哲学と「真実に気付いて世界の変革を起こそう」といったスピリチュアルな啓蒙思想が同居しており、ビジネス系の成功哲学でもスピリチュアル思想が隠さず唱えられている。
※この「スピリチュアル」の解説は、「船井幸雄」の解説の一部です。
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