ゾーン‐ほうしき〔‐ハウシキ〕【ゾーン方式】
読み方:ぞーんほうしき
セルラー方式
別名:セル方式,ゾーン方式
【英】cellular communication system
セルラー方式とは、エリアをある一定の区画(セル)に分割し、各セルに基地局を配置する無線通信方式のことである。
セルラー方式は、自動車電話から始まり、アナログ携帯電話の1G時代から現在の3Gまで、地上に基地局を配置して通信を行っている携帯電話が用いている。
セルラー方式では、セルの中に基地局を設置して、各セルごとに周波数をずらして配置することで干渉を防ぐことができる。また、隣接しないセル同士であれば同一周波数を使うことができるため周波数帯を有効に活用することができる。
なお、セルとは細胞のことで、この言葉は細胞が集まって組織を構成する様を転じて使っている。また、携帯電話をセルラーフォンと呼ぶことがあるのは、このセルラー方式を用いているためである。
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