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タム4900形とは? わかりやすく解説

タム4900形

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/03 02:15 UTC 版)

国鉄タム4900形貨車」の記事における「タム4900形」の解説

タム300形より1954年昭和29年8月28日に1両(タム331)、1956年昭和31年1月13日に1両(タム332)の合計2両の専用種別亜硫酸パルプ廃液変更され形式新形式であるタム4900形(タム4900, タム4901)とされた。 1956年昭和31年10月9日タム4500形より2両(タム4500, タム4501)の専用種別亜硫酸パルプ廃液変更されタム4900形(タム4902, タム4903)に編入された。種車であるタム4500形新潟鉄工所にて1943年昭和18年10月23日製作され1形式2両の少数形式である。 1959年昭和34年10月31日に2両(タム4904, タム4905)が若松車輌にて製作された。 1963年昭和38年7月17日から1965年昭和40年3月24日にかけてタム900形より16両(タム967 - タム970、タム961 - タム966タム941 - タム942、タム951タム955 - タム957)の専用種別亜硫酸パルプ廃液変更されタム4900形(タム4906 - タム4921)に編入された。 本形式の他に亜硫酸パルプ廃液専用種別とする形式にはタキ9300形後記)、タキ9350形後記)の2形式存在した落成時の所有者三井金属鉱業東洋紡績であった三井金属鉱業所有全車1964年昭和39年12月28日東洋紡績名義変更された。東洋紡績所有車4両(タム4918 - タム4921)は1968年昭和43年4月9日興国人絹パルプ社名その後興人」へ変更)へ、また18両(タム4900 - タム4917)は同年5月6日十条製紙名義変更された。 落成時の軸ばね支持方式一段リンク式であった貨物列車最高速度引き上げが行われた1968年昭和43年10月1日ダイヤ改正対応のため二段リンク式改造された。 車体色黒色寸法関係は全長は7,600 - 8,050mm、全幅は2,428mm、全高は3,298mm、軸距は3,800 - 4,000mm、実容積は12.3m3、自重は8.6 - 11.5t、換算両数は積車2.6、空車1.0であった1981年昭和56年2月23日最後まで在籍した3両(タム4918, タム4919, タム4921)が廃車となり同時に形式消滅となった

※この「タム4900形」の解説は、「国鉄タム4900形貨車」の解説の一部です。
「タム4900形」を含む「国鉄タム4900形貨車」の記事については、「国鉄タム4900形貨車」の概要を参照ください。

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