ハイジャック事件
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「エニグマ (漫画)」の記事における「ハイジャック事件」の解説
物語の2年前、忌束キリヲ(真犯人はカニバル)によって引き起こされたと言われる事件。キリヲ(とカニバル)を除く乗員乗客全員が死亡するという、最悪の事態を招いた。e-testのパスワード(後述)は、この事件を彷彿とさせるキーワードである。
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ハイジャック事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:29 UTC 版)
「IZUMI (船)」の記事における「ハイジャック事件」の解説
2010年8月31日にIZUMIは神戸港から出航、9月12日に君津市へ寄港して貨物を積み取った。搭載貨物は主に鉄鋼製品で、雑貨と合わせ17040トンである。9月22日にシンガポールへ寄港して燃料を補給し、目的地であるケニアのモンバサへ向かった。モンバサ直行航路は海賊の出現報告が多発しているため避け、マダガスカル島南端からアフリカ各国領海を進む迂回航路を選んだ。自衛手段として侵入防止用の有刺鉄線を船体に張り巡らせ、操舵室の見張り要員を増やし、全速の約13ノットで航行していた。しかし、目的地到着予定2時間前の10月10日午前8時53分(現地時間)に、モンバサ南南東約65km・タンザニア領ペンバ島東方沖約15kmの洋上で水先人を待っていたところで、海賊による襲撃を受けた。本船乗員が気付いた時には船上に海賊が侵入しており、船舶警報通報装置 (SSAS)を作動させる以外に抵抗できなかった。乗員に危害が加えられることは無かったが、金品を奪われた。アタランタ作戦に参加しているフランス海軍艦「フロレアル」がIZUMIを追跡し、その後、デンマーク海軍のアブサロン級多目的支援艦「エスベアン・スナーレ(英語版)」によってハイジャックの事実が確認された。 海賊は占拠したIZUMIへ「スキフ」と呼ばれる小型船を積みこんで母船に使い、警備の手薄な遠方海域での海賊行為に使用した。乗員は海賊の指示に従って船を操縦させられた。2010年11月6日夜には、商船「ペトラ 1」(PETRA 1)を襲撃しようとしたが、同船を護衛中のスペイン海軍艦「インファンタ・クリスティナ」によって撃退された。その際、スペイン艦はIZUMIに対して最小限度の実力行使を行った。 2011年2月25日にIZUMIは海賊から解放された。ロイター通信は、450万ドルの身代金が海賊に支払われ、そのうち20万ドルはアル・シャバブに渡ったのではないかと報じている。日本政府は、身代金支払いの有無に関して承知していないと答弁している。 日之出郵船は、IZUMIの遭難以後2011年8月現在、安全確保ができないとして東アフリカ航路の運航を停止している。
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