メインスタンド改修における問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 15:11 UTC 版)
「山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場」の記事における「メインスタンド改修における問題」の解説
上記問題(老朽化と屋根)に対応するためメインスタンドを改修する場合、「メインスタンドのみ使用停止にする」または「工事期間中仮設スタンドを設置する」という2つの方法があるが、いずれも諸問題が発生する。 「メインスタンドのみ使用停止にする」場合、定員だけでなく更衣室や放送設備、ドーピングコントロールルームの問題が発生する。これらの設備はJリーグクラブライセンス制度のA等級基準に該当することから、これに違反するとライセンス不発行になる恐れがある。これらの設備を仮設で補うのは可能であるが、設置場所等の課題がある。(但し2019年に規則が改正され、3年以内の基準化充足改修が完成することを前提として、上位ライセンスを維持できる制度がある) 「仮設スタンドを設置する」方法は等々力陸上競技場および町田市立陸上競技場にて行った例があり、双方改修中にJリーグの試合を開催しているが、この場合トラックの上または直近に仮設スタンドを設置することになるため、陸上競技が一切不可能になる。等々力と町田は近隣に日産スタジアムや味の素スタジアムなどの代替陸上競技場があるためこの方法がとることが可能であったが、上述の通り山梨県内に第1種公認競技場が他になく、日本陸上競技連盟(日本陸連)および山梨陸上競技協会(山梨陸協)からの反発は不可避である。
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