案件
案件とは、取り扱いの対象となっている事柄のことである。現在まさに対処するべき問題として直面している事柄、検討・審議・調査などの対象となっている事柄を指す意味合いが色濃い。
案件の類語は、「対処して解決するべき事柄」という意味では「課題」「問題」などの語が挙げられる。そこまでの意味合いを含まず単に「事項」「事柄」「例の件」といった程度の意味合いで「案件」の語が用いられる場合もままある。
英語では「案件」はおおむね matter や issue あるいは topic などの単語で表現される。
ビジネスシーンでは、業務として扱われる事項全般を「案件」と呼び得るが、とりわけ、対外的な営業・商談の単位を「案件」と呼ぶことが多い。営業方面の「案件」の例としては、たとえば「案件紹介」や「案件管理」「案件リスト」ならびに「案件化」「案件創出」といった表現が挙げられる。
案件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/25 03:30 UTC 版)
ウィキペディアには「案件」という見出しの百科事典記事はありません(タイトルに「案件」を含むページの一覧/「案件」で始まるページの一覧)。 代わりにウィクショナリーのページ「案件」が役に立つかもしれません。 |
案件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/10/01 21:29 UTC 版)
欧州連合の基本条約では、欧州オンブズマンに訴えることができるというのは欧州連合の市民の権利としている。欧州オンブズマンは毎年、およそ3000から4000件の案件を受けている。そのうち 60-70% は欧州委員会に対するもので、12% が欧州議会、10% が欧州人事選考局に対してであり、欧州人事選考局に対するものは職員採用の応募者からの不満である。また 9% は欧州不正対策局に対するものである。 近年の案件として、欧州委員会がドイツの科学ジャーナリストに対する支払い遅延を問題とするものがあった。欧州委員会は専門家に遅延利息と将来分の報酬を前倒しで支払った理由を説明していたのである。このほかにハンガリーの市民からの訴えを受けて、欧州人事選考局は職員採用のさいにその資格や事前選考試験に関する告知についての情報を明確にすることを決めた。さらにオンブズマンは理事会が従来は存在を否定してきた文書を公開させるようにした。
※この「案件」の解説は、「欧州オンブズマン」の解説の一部です。
「案件」を含む「欧州オンブズマン」の記事については、「欧州オンブズマン」の概要を参照ください。
「案件」の例文・使い方・用例・文例
- この案件に対し熟慮を払う
- その案件はこの上なく重要なものだ
- その案件について熟考する
- 「この案件で上司に会うつもりなんだ」「君がそうするのはかまわないが,私は遠慮する」
- 昨夜のクレーム案件は申し訳ありません。
- Jones社の案件の契約書をお送りいただき、ありがとうございます。
- 半分以上のプライベートエクイティが企業買収案件のファイナンスに利用されているという研究結果がある。
- その案件では数名の補充裁判員が指名された。
- 先日部長から指示されたA社の案件について途中報告致します。
- このままでは、A社の案件は受注できない可能性が高い。
- 私たちはこの案件を会議にかける。
- 個別案件の増加に伴い、スタッフ数を増やす予定。
- この案件の担当者
- 私は確認しなければならない案件がある。
- 私はその案件をあなたに頼みます。
- 私はその案件を今週中に終える予定です。
- 私はこの案件について今日あなたへ電話をします。
- 私から彼に対してこの案件でコンタクトするのは控えております。
- この緊急案件に対し、即座の対応をしてください。
- この案件はどうなっていますか?
案件と同じ種類の言葉
- >> 「案件」を含む用語の索引
- 案件の意味のページへのリンク