他コーデック形式への変換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 15:31 UTC 版)
「ATRAC」の記事における「他コーデック形式への変換」の解説
かつてはATRACファイルを他の形式に変換することは困難であり、ATRAC非対応のプレーヤーに買い替えた際にそれまでのATRAC資産が活用できない問題を抱えていた。 2006年5月にリリースされたSonicStage CP(Ver.4.x以降)およびx-アプリ(Ver.1.1以降)から、著作権保護されていないATRACファイルであればWAVに変換(再コーデック)できるほか(SonicStage V・x-アプリVer.1.0では不可)、ソニーUSAが配布する専用ツールでMP3に直接変換ができる。 ATRAC形式への変換不対応としたソニーのMedia Go(PlayStation Portable・Xperia・ウォークマン等へのメディアファイル転送ソフト)では、ライブラリに取り込んだATRACファイルの再生と、機器転送時にMP3もしくはAACへ自動変換に対応している。バージョン2.5からは転送時でなくてもFLACやMP3、AACに変換できるようになった。 また、波形編集ソフト「Sound it!」(Ver.5.0以降)でも、MP3・WAV・WMA等との相互変換・保存ができる。ATRACかATRAC3であれば、FFmpegを使っているソフトウェアを使うことで再生や別形式への変換ができる (暗号化されたファイルは0.9以降)。 また、SONY製オーディオプレーヤー「WALKMAN」音楽管理・転送ソフト「Music Center for PC」は、ATRACデータの AAC / FLAC 変換に対応しており、ライブラリにインポートしてあるデータを変換できる。
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