国際連合教育科学文化機関
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国際連合教育科学文化機関(こくさいれんごうきょういくかがくぶんかきかん、英: United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization、仏: Organisation des Nations unies pour l'éducation, la science et la culture、略称: UNESCO、ユネスコ)は、国際連合の経済社会理事会の下におかれた、教育、科学、文化の発展と推進、世界遺産の登録などを目的とした国際協定である。
注釈
- ^ リヒテンシュタインとイスラエルを除いた国際連合加盟国191ヶ国、ならびにパレスチナ、クック諸島、ニウエの3ヶ国・地域。
- ^ イギリス領のアンギラ、英領ヴァージン諸島、ケイマン諸島、モントセラト、オランダ領のアルバ、キュラソー、シント・マールテン、デンマーク領のフェロー諸島、中国特別行政区のマカオ、ニュージーランド自治領のトケラウの9地域。フィンランド自治県のオーランド諸島、フランス領のニューカレドニア
- ^ 2度の脱退と再加盟を経験している。1946年11月4日から1984年12月31日まで加盟国であったが脱退し、2003年10月1日に再加盟を果たすも2018年12月31日に再度脱退しオブザーバー参加となる。2023年7月10日に再加盟した。
- ^ 1946年から1971年までは 中華民国。
- ^ 1965年3月11日から1972年12月31日まで加盟国だったが脱退し、1974年9月11日に再加盟した。
- ^ ユーゴスラビアは1950年3月31日から1992年9月22日まで加盟国であったが、国連総会決議 47/1により会員資格を停止された。 ユーゴスラビア連邦共和国は自動的に会員資格を継承することができず、2000年12月20日に新規加盟した。ユーゴスラビア連邦共和国は2003年にセルビア・モンテネグロへ移行し、2006年のモンテネグロ離脱に伴いセルビアが資格を継承した。
- ^ 1965年10月28日から1985年12月31日まで加盟国だったが脱退し、2007年10月8日に再加盟した。
- ^ 1946年11月4日から1956年12月31日まで加盟国だったが脱退し、1994年12月12日に再加盟した。
- ^ 1946年11月4日から1985年12月31日まで加盟国だったが脱退し、1997年7月1日に再加盟した。
- ^ 1951年から1975年までは 南ベトナム。
出典
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「国連教育科学文化機関」の例文・使い方・用例・文例
- 国連教育科学文化機関という国際機関
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は,紀(き)伊(い)山地の霊場と参(さん)詣(けい)道(みち)を世界遺産に指定した。
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は,売人が隠された古美術品をそろそろ売り始める時期と警告する。
- しかし,国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は解決しなければならない問題を指摘した。
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は先日,世界の無形文化遺産の新リストを公表した。
- 島根県大(おお)田(だ)市(し)にある石(いわ)見(み)銀山遺跡が,国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会によって世界遺産に指定された。
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)と国際天文学連合は今年を世界天文年にすると宣言した。
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は8月1日,マーシャル諸島のビキニ環礁を世界文化遺産として登録したと発表した。
- 平(ひら)泉(いずみ)の歴史地区と小(お)笠(がさ)原(わら)諸島がユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産リストに含めるよう推薦された。
- 6月下旬に開かれた会議で,ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会は東京の小(お)笠(がさ)原(わら)諸島と岩手県にある平(ひら)泉(いずみ)の歴史地区を世界遺産リストに加えることを決定した。
- 政府は5月1日,国連教育科学文化機関(ユネスコ)の諮(し)問(もん)機関が富士山を世界遺産リストに含めることを勧告したと発表した。
- 日本人の伝統的な食文化「和食」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されそうである。
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)は,国際記念物遺跡会議(イコモス)の勧告を受けて,富(とみ)岡(おか)製糸場とその関連施設を世界遺産に指定するだろうと予想されている。
- 国連教育科学文化機関(ユネスコ)が先日,日本国内の2か所を生物圏保存地域のリストに追加することを決定した。
- 伝統的な日本の手すき紙である和紙が先日,国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産リストの最終選考に残った。
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