じ‐しつ〔ヂ‐〕【地質】
ち‐しつ【地質】
地形・地質 (ちけい・ちしつ)
地質
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/28 13:46 UTC 版)
地質(ちしつ、英: geology)とは、地面より下(生物起源の土壌を除く)の岩石・地層の性質・状態・種類などを指す。
地質学は、これらを専門的に研究する学問である。地質の研究(地質学の実践)において、特異な化石や鉱物が発見されることもままあるが、主たる対象は、岩石とその層状の構造である地層である。逆に、考古学や古生物学の知見から、地層の年代の特定が行われるなど、隣接分野からの知見が地質に関する知見を広げることも多々ある。
地質の日
2007年3月13日、日本の地質関係の組織・学会が発起人となり、5月10日を「地質の日」と定めた[1]。1876年5月10日に、ベンジャミン・スミス・ライマンらによって日本で初めて広域的な地質図である「日本蝦夷地質要略之図」が作成されたこと[2]、1878年5月10日に、内務省地理局地質課が定められたことによる。
脚注
- ^ 地質の日事業推進委員会事務局. “「地質の日」について”. 国立研究開発法人産業技術総合研究所地質調査総合センター. 2020年3月27日閲覧。
- ^ “ライマン「日本蝦夷地質要略之図」彩色指定稿”. 地質フォト. 日本地質学会. 2020年3月27日閲覧。
参考文献
- 羽田忍『地質図の読み方・書き方』共立出版〈地学ワンポイント〉、1990年。ISBN 4-320-04626-9。
- 天野一男、秋山雅彦 著、日本地質学会フィールドジオロジー刊行委員会編 編『フィールドジオロジー入門』共立出版〈フィールドジオロジー〉、2004年。ISBN 4-320-04681-1。
関連項目
外部リンク
地質
「地質」の例文・使い方・用例・文例
- 地質調査所では技術の開発を進めている
- その地球化学者は月の地質を研究している。
- 地質化学的変化
- 地質学者が私たちの農場で石油の実地調査を行った。
- そうした決定は、今度は、丘そのものの地質的構造に影響される。
- 地質年代.
- 地質図[調査].
- 地質学者
- 捕食性の動物−−初期の地質学におけるギャングである−W.E.スウィントン
- 地質学に関して
- 地質的に話して、この区域は非常に興味深い
- 地質学的環境は、地形上だけでなく歴史的にも国の性格を決定する主要な要因である
- 彼は、彼の部屋で地質学を勉強している
- 地質学的試料の時代を推定する化学分析の使用
- 岩石試料と崩壊生成物、アルゴンの放射性カリウムの割合を頼りに地質学的年代を定めること
- 壊変生成物ストロンチウムに対する放射性ルビジウムの割合に基づく地質学的年代測定
- すべての層が同じ方向に傾斜する地質構造の
- 地質学上の力のとおり、地球から隆起する
- 地質年代の四次構造期間は、第三期間の終わりから現在に及ぶ
- 現在の地質学的形成
地質と同じ種類の言葉
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