対策技術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/07 10:28 UTC 版)
電子機器の回路設計の段階で信号の漏洩を防ぎつつ、ケーブル等を被覆して電磁波をシールドすることが基本的な対策である。また、パソコン等が入った部屋全体をシールドするという手段もある。 根本的な対策としては、 PCに関しては、1)CRTから液晶ディスプレイへの変更と電磁シールドの強化、2)筐体自身の電磁シールド強化、3)接続に光ケーブルを用いる、4)電源ラインのフィルター強化、5)筐体やケーブルに雑音信号(ランダム信号など)を流す、6)部屋全体に(電気的)雑音を流す パラボラアンテナの「サイド・ローブ」対策としては、1)電波による信号伝達方式自体に秘匿性の高いものを用いる(例:スペクトル拡散通信)2)可能ならば極力「光回線」に切り替える などがある。 新情報セキュリティ技術研究会は2004年に「電磁波セキュリティガイドライン」を発表した。 エドワード・スノーデンの報告では、セキュリティ対策を破るためにUSBコネクタに発信器を仕込み、スパイに交換させているという。
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