専攻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/27 01:40 UTC 版)
専攻(せんこう、英: major)または専修(せんしゅう)には、次の意味がある。
大学・大学院においての「専攻」
大学・大学院において、自身の専門として選択し、深く学習・研究する分野のことを指す。 文部科学省の資料では、学問系統分類の「大分類>中分類>小分類」の「小分類」に該当し、「学科」と同義扱いされている[1]。 また、立教大学や中央大学などの文学部においては、専攻/専修という用語を用いている[2][3]。
・「日本の大学」では、入学試験を受験する際に、希望する専攻を指定する場合が多い。
・「アメリカの大学」では、入学時に専攻を決めないことが一般的である [4]。
複数の専攻分野
アメリカ[5]やオーストラリア[6]、また国際基督教大学[7]など一部の日本の大学では、専攻分野を複数持つことが可能である。
- 主専攻(シングルメジャー)
専攻を一つだけ選んで履修する。
- 2つの主専攻(ダブルメジャー)
2つの専攻を同時に履修する。
- 主専攻(メジャー)と副専攻(マイナー、もしくはサブメジャー)
2つの専攻を比率を変えて履修する。「副専攻」とは、「主専攻分野以外の分野の授業科目を体系的に履修させる取組」であり、学内で規程が整備されている等、組織的に行われているものをいう[8]。
脚注
- ^ 学科系統分類表R4.3.4閲覧
- ^ 立教大学文学部ホームページR4.3.4閲覧
- ^ 中央大学文学部ホームページR4.3.4閲覧
- ^ コトバンク(平凡社「大学事典」福留東土)からの記事R4.3.4閲覧
- ^ 栄陽子留学研究所R4.3.4閲覧
- ^ オーストラリア留学センターR4.3.4閲覧
- ^ 国際基督教大学HPR4.3.4閲覧
- ^ 文部科学省用語解説R4.3.7閲覧
関連項目
専攻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/04 09:27 UTC 版)
デニソン大学は50以上の専攻プログラムを提供し、学士(Bachelor of Arts、Bachelor of Science、Bachelor of Fine Arts)の学位を授与している。各学生は同学が提供する専攻プログラムの中から、もしくは自分で設計し履修する学際的専攻を、2年次修了までに決定する。各学生が在学中に履修する科目のうち、およそ1/3は専攻の科目で占められることになる。 一般教養科目および専攻科目以外で、各学生が卒業要件単位数を満たすまで履修する科目は「選択科目」の枠となる。この枠に該当する科目は、同学が提供する幅広い科目の中から自由に選んで履修することができる他、学外学習プログラムへの参加を以って充てることもできる。また、この枠を用いて、2つ目の専攻(ダブルメジャー)や副専攻、集中研究領域を持つこともできる。
※この「専攻」の解説は、「デニソン大学」の解説の一部です。
「専攻」を含む「デニソン大学」の記事については、「デニソン大学」の概要を参照ください。
専攻
「専攻」の例文・使い方・用例・文例
- 私は医学を専攻しています
- 大学で何を専攻するかは自分で決めなければなりません
- 彼女の専攻は経済学です
- 彼女は英語を専攻している
- 「あなたの専攻は何ですか」「経済学を専攻しています」
- 私はジャーナリズムを専攻しています
- ピアノを専攻する
- 彼女は学生時代にロンドン大学で経済学を専攻した
- 私はアメリカ文学を専攻するつもりです
- 彼は経済を専攻することにした
- 彼はアジア研究を自分の専攻とした
- 下記の要領で19年度の専攻分属説明会を開催します
- 彼は大学で航空宇宙工学を専攻しています
- 私は解析学を専攻している。
- 彼は大学で教会学を専攻しました。
- 彼女はその画家について専攻論文の本を書いた。
- 学生は専攻として脳神経化学を選んだ。
- 彼は海洋生物学を専攻している。
- もう専攻を発表しましたか?
- 私の専攻は経営学で社会学が副専攻です。
品詞の分類
- >> 「専攻」を含む用語の索引
- 専攻のページへのリンク