尸逝天(しせいてん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 17:52 UTC 版)
「バンプレストオリジナルの機動兵器一覧」の記事における「尸逝天(しせいてん)」の解説
サイデリアル「鬼宿」の隊長機。尸空の乗る巨大兵器。 動物の死骸のような不気味な姿をしており、機体前方に鋭い歯の並んだ5つのアギト、機体背部の盛り上がった部分に「沈黙の巨蟹」のスフィアの搭載部と無数のトゲ、機体下部は肋骨と甲羅を思わせるデザイン、尾部は首長竜の頭部化石を思わせる。スフィアに依拠する大火力を以っての広域殲滅を得意とする。 そもそも機動兵器ですらなく、生と死との狭間に存在し、その境界を渡る伝説の生き物の死骸であり、死してなお在るという理を超越した存在。その子供に外装や武装を取り付けたのが尸冥爪である。生きながらにして「消えようとする力」を司る歴代の鬼宿の総領が受け継いできた由緒正しい機体であり、現在の総領である尸空が所有している。 なお、ネーミングは少々わかりづらいが、かに座の中心領域は二十八宿で「鬼宿」と呼ばれ、その中に含まれるプレセペ星団は「積尸」(あるいは「積尸気」)と呼ばれ、屍から立ち上る魂の寄る辺とされていることに由来する。つまり「尸の」「逝く」「天」で「尸逝天」である。 デザインモチーフはカニ。真正面から見るとハサミを振りかざすカニを象っている。また、全体フォルムはカニつながりでカブトガニを象っている。 武装 骸怨(がいえん) MAP兵器。負の次元力のエネルギーを放射する事によって自身の周囲のすべてをなぎ払う。 霊鳴(れいめい) MAP兵器。死の稲妻で前方の敵を掃滅する。 鬼光衝(きこうしょう) 「沈黙の巨蟹」の力で負の念を凝集させ、流星としてぶつける。連獄篇で解禁された。 必殺技 尸獄門(しごくもん) 尸空の意志によってスフィアを起動、それを負の次元力に変換して三つの口から放射する。 冥逝孔(めいせいこう) 「沈黙の巨蟹」の力を解放して黒い領域に敵を捉え、変貌した尸逝天で突撃して敵を食い殺す。
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