尸櫻編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/01 05:26 UTC 版)
屍(むくろ) 昌浩らが迷い込んだ桜の森にいた少年。共にいる咲光映を守り、彼女の望みを叶えることが彼にとって最も重要。 咲光映と同郷で、両親は盗みを働いたために里を追放され、赤ん坊だった彼は置き去りにされ、遠縁にあたる老婆に8歳まで養育される。老婆は禁厭を使う一族の子孫だったため、彼は様々な術を教わった。 老婆が亡くなってから五年後、桜の枝を望んでいた咲光映と出会う。しばらくして咲光映が森の魔物に襲われ、介抱していたところを里人に咲光映を襲っていると誤解され、追放処分を受けそうになる。咲光映の懇願で引き続き里に住むことが叶うが、名前を奪われて「屍」と呼ばれるようになった。 尸櫻の生贄に選ばれた咲光映を救おうとする。 咲光映(さきはや) 屍と共にいる、白い衣をまとった少女。屍と同郷で、里長の姫。尸櫻に魅入られた梓を元の世界に帰してくれと屍に頼み、帰してもらった。 森の桜の枝を取ろうとしているときに屍と出会い、屍が桜の木に頼んで枝を落としてもらった。魔物に襲われたときの里人の誤解で屍が追放されそうになったのを長に懇願して取り下げさせる。 その後尸櫻への生贄に選ばれ、本人は「遠い国に嫁ぐことになった」と屍に別れを告げる。その後生贄に捧げられたところを屍に救われる。
※この「尸櫻編」の解説は、「少年陰陽師の登場人物」の解説の一部です。
「尸櫻編」を含む「少年陰陽師の登場人物」の記事については、「少年陰陽師の登場人物」の概要を参照ください。
- 尸櫻編のページへのリンク