木材の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 06:56 UTC 版)
辺材は淡い黄白色で心材は淡灰褐色~淡黄褐色を呈している。辺心材の境目は明瞭。年輪ははっきりしている。木目は直通であるが木肌はやや粗い。材はヤチダモに似るが、やや軽軟。アッシュやタモと同じ属性の木材であるが、やや木質の色が濃くなる。木理はやや交錯し、肌目も粗いが、時に美しい杢目を呈する。やや重硬で欅や桜のような重さがあり硬く靱性が高いが加工性はよい。耐朽性は中程度。木目は栗に似て目立つが、材の色は栗ほど黄色くなく、塗装しても栗ほどは黒くならない。硬質で弾力性に富むため、家具(窓枠や手すりなど)や装飾材と使用されるが、前述のように産出量が急減しているのでフロア材や構造材として大量に使用される事はない。
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