だんどく‐せん【檀特山】
檀特山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/10 17:31 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動檀特山(だんとくさん、だんとくせん)は、山の名。
南アジアの檀特山
北インド(現在のアフガニスタン)はガンダーラに位置するとされ、弾太落迦(だんだらか)とも称する。かつて釈迦の前身である須大孥太子(しゅたぬたいし)が菩薩行を修めたという。また、釈迦も師事したアーラーラ・カーラーマが住んでいたという。
日本では古くから悉達太子が苦行を積んだ地とされ、『うつほ物語』『梁塵秘抄』『平家物語』などにも、暗喩のニュアンスも込めて登場する。
兵庫県の檀特山
檀特山(兵庫県) | |
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「ひかりレールスター」が檀特トンネルに入っていく | |
標高 | 165.06 m |
所在地 | 兵庫県姫路市・太子町 |
位置 |
北緯34度49分33.6375秒 東経134度35分36.9842秒 |
種類 | 残丘 |
プロジェクト 山 |
兵庫県南西部、姫路市と揖保郡太子町の境に位置する山。読みは「だんとくさん」。標高は165.1mとそれほど高くないが、近くの朝日山・立岡山と共に平野から聳える残丘で、気軽にハイキングを楽しめる。近年は里山としての整備も進められている。
山頂からは太子町を一望できる。また山頂には大きな岩があり、岩のくぼみは応神天皇の御沓・御杖の跡、または聖徳太子が馬に乗って登山し修行した際についた蹄の跡との伝説が残る。
東側を大津茂川が南流する。また、山陽新幹線が檀特トンネルで東西に抜けている。
香川県の檀特山
檀特山(香川県) | |
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標高 | 630.63 m |
所在地 | 香川県さぬき市・東かがわ市 |
位置 |
北緯34度12分42.621秒 東経134度14分2.241秒 |
山系 | 讃岐山脈 |
プロジェクト 山 |
香川県東部、讃岐山脈にある山。さぬき市と東かがわ市の市境に位置する。読みは「だんとくさん」。標高630.6m。山頂に三等三角点がある。南麓が湊川の水源の一部を成すことから、「香川のみどり百選」に選定されている。
檀特山
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 13:56 UTC 版)
太子町と姫路市にまたがる標高165.1mの山。 山頂にある大きな岩には伝説があり、岩のくぼみは応神天皇の御沓・御杖の跡、または聖徳太子が馬に乗って登り修行をした時についた蹄の跡と言われる。詳細は檀特山を参照。
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「檀特山」の例文・使い方・用例・文例
- 檀特山という,北インドの山
檀特山と同じ種類の言葉
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