母集団
母集団
人口学 1はヒトの人口の科学的研究をいい、主としてその大きさ、構造 2そしてその成長発展を研究対象とする。それは人口の一般的属性の量的側面を取り扱うものである。統計学の用語で、ある種の特性を持った個の集団を人口 3と呼び、それは母集団 3と同義語である。人口学的用法では、人口 4とはある特定の地域に居住する住民 5すべてを意味するが、時にはその住民の一部、たとえば学齢人口(346-7参照)、結婚可能人口(514-2参照)を指すこともある。そのような集団は部分(下位)人口 6と呼ばれる。人口とは特にその規模(大きさ 7)、すなわち上記101-4で引用されたように、ある集団の総数 7をしばしば意味する。
母集団
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 09:59 UTC 版)
統計学における母集団(ぼしゅうだん、英: population)とは、調査対象となる数値、属性等の源泉となる集合全体を言う。統計学の目的の一つは、観測データの標本から母集団の性質を明らかにすることである[1]。
注釈
出典
- ^ JIS Z 8101-1 : 2015, 1.1 母集団.
- ^ JIS Z 8101-1 : 1999, 2.1 母集団.
- ^ 蓑谷(1988) pp.3-5
- ^ 統計学教室(1991) p.176
- ^ 蓑谷(1994) p.1
母集団
「母集団」の例文・使い方・用例・文例
- この母集団に対する私たちの初めの予備調査では……
- 人口が部分母集団(層)に分けられ、それぞれの層の無作為標本がとられる
- 統計母集団
- 統計母集団の特徴を示し、サンプルデータの計算から予測される値(平均や分散など)
- 母集団から無作為に抽出した大きな数の標本は、(平均的に)母集団の統計値を持つという法則
- より大きな母集団の一部である母集団
- 母集団のどの構成分子でも、選ばれる等しい機会がある標本
- 母集団を層に分け、それぞれの層から無作為標本をとること
- 統計調査で,母集団から標本を選び出すこと
- 統計学で,母集団の分布のもつ誤差を含まない真の値
母集団と同じ種類の言葉
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