洋風庭園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 13:45 UTC 版)
正門から入って東側。四季の花々約300品種2000株があり、バラやツツジなどがある。シンメトリーな設計の庭園で開園当初の設計を継承する。ばら園、沈床花壇という周囲より少し低くなった花壇があり、見下ろして植物を楽しむことができる。ばら園は約250品種、2千株のばらを展示し、1940年代の品種も保存している。日本とイスラエルの文化交流でアンネ・フランクの父、オットー・フランクに出会い、交流が深められ、ばらが10株送られた。「アンネ・フランクのバラ」と呼ばれている。
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洋風庭園(バラ園)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 14:05 UTC 版)
洋館南側には洋風庭園がある。全体的には、斜面に石の手すり、石段、水盤などが配され、バラ園のテラスが階段状に連なっており、立体的なイタリア式庭園となっているが、テラス内部は平面的で幾何学的に構成されるフランス式庭園の技法があわせて用いられている。 バラのテラス庭園は、1段目の花壇は正しく左右対称形であるが2段目から中央の階段を挟んで左右に方形の植え込みとなっている花壇東側の方形北東部が斜面突出部によって欠けている。これはコンドルが敷地下部の日本庭園との調和をはかるため意図的にバラ園の対象形を崩したものと推測されている。 現在、バラ園には、約100種199株のバラが植えられている。 3段目のテラスは非整形的なツツジ園となっており、手前の西洋庭園と奥の日本庭園との連続性をもたせる仕組みになっている。コンドルは単なる西洋建築の技術者ではなく、「日本の山水庭園」("Landscape Gardening in Japan")という著作もあるほど日本庭園に対する造詣を持っていたので、日本庭園との調和を計算に入れて建築、築庭を苦心した。
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