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石人とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 石人 > 石人の意味・解説 

せき‐じん【石人】

読み方:せきじん

石製人物像


石人

読み方:セキジン(sekijin)

古墳配列され石製人物像


石人

主名称: 石人
指定番号 347
枝番 00
指定年月日 1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 考古資料
ト書 福岡県八女市岩戸山古墳所在
員数 1箇
時代区分 古墳
年代
検索年代
解説文:  偏平造りで靱の形を呈している。表面上部には、美豆良【みずら】を結った顔、腰には帯から吊るした刀子浮彫りにされている。裏面粗製で、上部には靱に納められ矢羽根彫り出されている。表面はほぼ平らに磨られており、一部残っているところがある。裏面荒れ巣が著しい。現存するこの種の石人の中では、その形態製作共に最も精巧なもので、かつ完存品である。

石人

主名称: 石人
指定番号 351
枝番 01
指定年月日 1976.06.05(昭和51.06.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 考古資料
ト書 福岡県八女市岩戸山古墳所在
員数 1箇
時代区分 古墳
年代
検索年代
解説文: 二箇共偏平造りで、総体施されいたもの考えられる
 石人は、靱【ゆき】を背負った人物を靱形に整形し、それに顔、胴、手を簡単に表したのである
 石盾は、上部山形に、胴部をややすぼめた盾である。片面胴部中央には、同じ状態をした小さな盾浮彫りにしてある。

石人

作者中薗英助

収載図書南蛮
出版社新潮社
刊行年月2002.6


石人石馬

(石人 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/14 07:42 UTC 版)

石馬(伝岩戸山古墳出土)
正福寺所有(岩戸山歴史文化交流館保管)
福岡県指定有形文化財

石人石馬(せきじんせきば)は、九州北部の古墳の墳丘に立て並べられた、人物や馬をはじめとする石造彫刻の総称。

概要

5世紀6世紀福岡県大分県熊本県の古墳を中心にみられる。種類は人物(武装石人・裸体石人など)、動物(馬・鶏・猪など)、器財(靫・盾・刀・壷・蓋など)があり、赤や緑で彩色されているものもある。その種類が形象埴輪と種類が共通することから、埴輪を石にうつしたものと考えられている。

主として阿蘇溶結凝灰岩が使われるが、鳥取県石馬谷古墳のものは角閃石安山岩が使われていた。

石人石馬が種類・数ともに最も多いのは八女古墳群岩戸山古墳で、人・動物・器財あわせて100点以上が掘り出されている

石人石馬が出土した古墳

※「重要文化財」は文化財保護法に基づいて指定された物件(「国の重要文化財」)

ギャラリー

参考文献

関連項目

外部リンク


石人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 15:11 UTC 版)

石人山古墳」の記事における「石人」の解説

石室前の石人社には、国の重要文化財古墳の名前由来でもある武装石人が一体、石室側に背を向けて安置されている。この石人は古くから知られ江戸時代古記録にも登場するみやま市石神山古墳武装石人並んで筑後地区最古期のものである阿蘇溶結凝灰岩製で、高さ約1.8メートル三角板短甲草摺をつけ、左脇には石刀帯びるための抉り込み見られる。 現在顔は潰れ、上半身模様不鮮明になっているが、江戸時代模写図には目・鼻・口が描かれ往時をしのぶことが出来る。このような姿になった理由は、手足や腰、肩などに痛みがある人が、石人の同じ所を打つとそれが治る信じられ打ったなでたりされてきたためである。

※この「石人」の解説は、「石人山古墳」の解説の一部です。
「石人」を含む「石人山古墳」の記事については、「石人山古墳」の概要を参照ください。

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「石人」の例文・使い方・用例・文例

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