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籠とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > > の意味・解説 

かご【籠】

読み方:かご

竹・籐(とう)・、または針金などを編んで作った入れ物。「買い物—」「—の

エレベーター箱形室(ケージ)や、ロープウエー客室気球搭乗室(ゴンドラ)などのこと。


こ【籠】

読み方:こ

竹を編んで作ったいれもの。かご。

「—もよみ—持ち」〈万・一

伏せ籠(ご)」に同じ。

「なえたる衣(きぬ)どもの厚肥えたる、大いなる—にうちかけて」〈源・帚木


ろう【籠】

読み方:ろう

常用漢字] [音]ロウ(漢) [訓]かご こもる こ こめる こむ

[一]ロウ

竹で編んだ入れ物。かご。「籠球籠鳥印籠蒸籠(せいろう)・灯籠薬籠

中にこめる。とりこむ。「籠絡

中に閉じこもる。「籠居籠城参籠

[二]〈かご〉「屑籠(くずかご)・竹籠鳥籠

[補説] 「篭」は俗字

難読尾籠(おこ)・駕籠(かご)・籠手(こて)・葛籠(つづら)・旅籠(はたご)・魚籠(びく)・破籠(わりご)


籠 (かご)

籠 いずれも背負篭で、別名、シヨイカゴとも呼ばれる背負式の運搬篭である。竹製大篭で、山林から堆肥原料として落葉運搬利用したのである大正時代から昭和30年頃まで使用されている。高さ88cm、口径77cm、重さ2.2kgである。

読み方:かご

  1. 一般住家。〔第五類 一般建物
  2. 住家を云ふ。
  3. 住家のこと。

読み方:こもっているこもってる

  1. 彼ハ金銭懐中セリナド云ヘルナリ。〔第四類 言語動作
  2. 金銭所持して居る事を云ふ。
  3. 金銭所持していること。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方
かご
かご
かごさき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/25 07:48 UTC 版)

[注釈 1](かご、: basket バスケット)とは、(とう針金 などを)編んで作った入れ物で[1]短冊状ないし細い「ヒゴ」状の素材を組み合わせた容器の総称である[注釈 2]

概説

茎状あるいは短冊状の素材を組み合わせて作る。

素材

手近な植物性素材であるラタン)、、(東洋では)竹や柳などの他、馬の毛、鯨ひげなどの動物性素材も用いられ、近代以降は針金金属線)製、線をビニールで被覆したものや真鍮製(被覆無し)、ステンレス製、合成樹脂熱可塑性樹脂などが使用されることもある。大量生産する場合は、不揃いになりがちな自然素材が減り、合成樹脂や金属素材の使用頻度が上がる。

制作

植物性素材の場合は、まずを簡単に加工しておいてから編んだり、「へぎ板」を作っておいてから編む方法もある。

農園のある地域では籠の材料の種類も豊富で(ラタン、温帯地域の薄い葉を持つヤシ科の植物、熱帯地域の広い葉を持つパイナップル科の植物など)、籠編み技術にも影響を与えた。材料の種類によって籠編みの技法は異なる。籠編みの技法を用いて色、材料、大きさ、パターン、ディテールなどで自由に表現でき、芸術的な作品も制作可能である。

一般人が自作することもできる。入門書などが刊行されていて、蔓、枝、樹皮、竹皮、わらや ワイヤーなどの他、 エコクラフトテープ、細く丸めた広告チラシ類も材料にできる[2][3][4][5]

用途

籠の主な用途は、収納や運搬用の容器であるが、他にもさまざまに用いられる。

運搬用の容器

運搬するための容器としても用いられる。

収納、整理整頓

室内や店頭で、物品の整理整頓や収納に使われる。

洗濯道具

洗濯ものを入れるためにも使われる。

調理道具

ふるいとして使うこともある。

農具

農具として収穫物を収めたり、種や穀物の識別時に使われる。家禽類を入れる檻のように使うこともある。

漁具

漁具として使われることもある。

ペットのベッド

クッションなどを入れて、ネコやイヌなどのベッドとして用いられることもある。

宗教儀式の道具

宗教儀式に使用されることもある[6]

コレクション

籠は実用と見た目の美しさの両面があり、コレクションの対象ともなっている。

歴史

紀元前9千年紀中東では籠作りの技術を絨毯にも使用していた可能性がある。紀元前7千年紀オアシスアメリカ英語版で籠編みが行なわれていたとされる。[6]紀元前30世紀、編み込み技術は広がっていた。

当初、籠は保存や運搬、散乱しがちな家庭用品の整理など多目的な用途のためデザインされていた[要出典]

地方の女性などが頭の上に籠をのせて運搬することもある。ギリシア美術ではこれをカネフォロスと呼ぶ。

材料

ヤシでできた籠(手前)および枝でできた籠(奥)

一般的な材料を以下に示す:

比喩および文学的用法

to hell in a handbasket 」は「急速に悪化する」ことを意味する。語源は明らかにされていない。

basket 」は「婚外子」の意味で主にイギリス英語で使用されることもある[7]

脚注

注釈

  1. ^ は異体字であり新字体ではない。
  2. ^ 乗り物の「かご」も同一語源で、駕籠の文字が宛てられている。

出典

  1. ^ 世界大百科事典 第2版
  2. ^ 『はじめてでも 素敵にできる 野山の素材でかごを編む つる・樹皮・竹皮・わらでつくる』
  3. ^ 森永よし子『ワイヤーでかごを作る―私だけのお気に入りを手作りで』
  4. ^ 『手づくり Lesson はじめてでも作れる エコクラフトのかご&バッグ 』(アサヒオリジナル)
  5. ^ 寺西恵里子 『チラシで作るバスケット』 (別冊NHKおしゃれ工房)
  6. ^ a b "Hopi Basketry." Northern Arizona Native American Culture Trail. (retrieved 13 Nov 2011)
  7. ^ basket, n.”. oed.com. 18 March 2015閲覧。

関連項目

参考文献

外部リンク


出典:『Wiktionary』 (2021/07/24 09:41 UTC 版)

発音(?)

熟語


出典:『Wiktionary』 (2021/07/24 09:22 UTC 版)

発音(?)

熟語




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