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罪障とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 宗教 > 仏教 > 教義 > 罪障の意味・解説 

ざい‐しょう〔‐シヤウ〕【罪障】

読み方:ざいしょう

仏語往生成仏妨げとなる悪い行為。「—消滅


(罪障 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/04 13:41 UTC 版)

(ごう)、業報(ごうほう)、業力(ごうりき)、応報(おうほう)、[要出典]カルマ: कर्मन् karman[注釈 1])に由来し、行為、所作、意志によるの活動、意志による身心の生活を意味する語[2]。原義においては単なる行為(action)という意味であり、「良い」「悪い」といった色はなく、暗いニュアンスもない[3]


注釈

  1. ^ 原語の karman は、サンスクリットの動詞語根「クリ」(√kṛ)、為す) より派生した[1]羯磨(かつま)と音写する[2]
  2. ^ 原始仏典である阿含経典(二カーヤ)において、ウパニシャッドは言及すらされておらず、まったく存在していなかったと考えるからである[要出典]。登場するヴェーダも三つまでである[要出典]
  3. ^ ただし、業因には、煩悩などの「業を起こさせる原因」という意味もあり、因業には「因と業」すなわち「主と助」という意味もある[2]
  4. ^ 業とその苦である報いのことを業苦という場合もある[2]
  5. ^ 非善非悪の無記業は業果を引く力がない[2]
  6. ^ 経量部大乗仏教では、身・語を動初(どうほつ)する(意志)の種子(しゅうじ)のことを指して業道という場合もある[2]

出典

  1. ^ 宮元啓一「インドにおける唯名論の基本構造」『RINDAS ワーキングペーパー伝統思想シリーズ19』、龍谷大学現代インド研究センター、2014年、6-8頁。 }
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq 総合仏教大辞典 1988, p. 363-365.
  3. ^ スマナサーラ 2014, 11%.
  4. ^ a b 広辞苑 1986, p. 789.
  5. ^ Parvesh Singla. The Manual of Life – Karma. Parvesh singla. pp. 5–7. GGKEY:0XFSARN29ZZ. https://books.google.com/books?id=1mXR35jX-TsC&pg=PP5 2011年6月4日閲覧。 
  6. ^ Halbfass, Wilhelm (2000), Karma und Wiedergeburt im indischen Denken, Diederichs, München, Germany
  7. ^ スマナサーラ 2014, No.91/359.
  8. ^ a b c d e f g h i 岡田 2002, pp. 120–121.
  9. ^ スマナサーラ 2014, 16%.
  10. ^ スマナサーラ 2012, No.893/1930.
  11. ^ 志賀浄邦「インド仏教復興運動の軌跡とその現況」『京都産業大学世界問題研究所紀要』第25巻、2010年、23-46頁、NAID 110007523445 
  12. ^ 長友泰潤「原始仏典に見る人間観 : チャラカ・サンヒターの人間観との比較研究」『南九州大学研究報告. 人文社会科学編』第44巻、2014年、21-28頁、NAID 40020099536 
  13. ^ a b c d e f g チャンディマ・ガンゴダウィラ『新しい生き方を切り拓く7つの実践 『小業分別経』』Sukhi Hotu、2020年、22%。ASIN B0852RN3Q3 
  14. ^ 馬場 2018, pp. 121–122.
  15. ^ a b c d e f 岩波仏教辞典 1989, p. 314.
  16. ^ a b c 岩波仏教辞典 1989, p. 246.
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  24. ^ 櫻部・上山 2006, p. 117-18.
  25. ^ a b 岩波仏教辞典 1989, p. 788.
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  50. ^ Tingay, 宮坂清訳 2009, pp. 428–434.
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  54. ^ 大田 2013. 位置No.1173/2698
  55. ^ 大田 2013. 位置No.1165/2698



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