観劇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:21 UTC 版)
歌舞伎座での興行はひと月を単位とし、月毎に演目が変わる。各月の興行は月末の数日を除いた25日間であり、通常興行中に休演日は無い。 基本的に2部制(3部制のときもある)で、午前の部と午後の部からなる。各部は複数の演目から構成されている場合も多いが、観劇の料金は部単位であり、これら演目の料金をセットで支払う必要がある(前述の一幕見席は例外)。 午前の部は午前11時から午後4時頃まで、午後の部は午後4時半から午後9時頃までである。(終了時間は公演内容によって異なる。)したがって午前の部では昼食、午後の部では夕食の時間をはさむ事になるが、食事をするには幕間(最大30分)に内部の食堂を利用するか、弁当を持参する(もしくは木挽町広場等で買う)必要がある。 歌舞伎座内では歌舞伎鑑賞の助けとして「筋書」の販売や、「イヤホンガイド」と「字幕ガイド」の貸し出し(いずれも有料)を行っている。「筋書」は各演目の(上演する場面の)あらすじを書いた冊子(プログラム)である。「イヤホンガイド」は上演中にイヤホンを用いて「あらすじ・配役・衣裳・道具・独特な約束事など」を聞く事ができる。また各演目は人気場面のみの上演となる(いわゆる見取り方式)が、イヤホンガイドは幕間に上演場面の前後のあらすじの解説も行う。「字幕ガイド」は役者がしゃべっている台詞を字幕で表示してくれる。
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