AVL木
【英】AVL tree
AVL木とは、2分木の中でも、どの節点においても、左右の部分木の高さの差が1以下の平衡(バランスが取れた)木のことである。
2分木に何の工夫もなしに単純にデータを追加していくと、最悪の場合には、一本道の木構造になってしまい、木とする意味がなくなる。そこで、左右の木の偏りを修正する手法として、データの追加・削除で高さの差が2以上となりバランスが崩れると、木の再構成を行うことでAVL木を構築するという手法が考案された。
なお、AVLの名称は、上記手法を考案した2人の数学者であるAdelson-VelskiiとLandisにちなんで命名された。
AVL木
AVL木
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