ASTURIAS
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ASTURIAS(アストゥーリアス)は、大山曜を中心とするプログレッシブ・ロックユニットである。
名前の由来は、イサーク・アルベニスによる「スペイン組曲」の第二曲「ASTURIAS」から。
略歴
デビューから活動休止まで
アストゥーリアスは初期のマイク・オールドフィールドやエグベルト・ジスモンチ等の影響を受けた大山曜のソロプロジェクトとして、1988年にキングレコードのプログレ系レーベルからデビュー。多重録音の手法を使って3枚のアルバムをリリースし、その後活動休止へと至る。
2003年の活動再開以降
10年近く活動を休止していた大山は、楽曲制作の中で知り合った北辻みさ(ヴァイオリン奏者、現在は脱退)、筒井香織、川越好博とともにアコースティック編成によるユニット「ACOUSTIC ASTURIAS(アコースティック・アストゥーリアス)」を結成。翌年にはミニアルバム「Bird Eyes View」をリリースし、本格的な活動を再開した。
その後は積極的にライブ活動を行っており、海外へも6回のツアーを果たしている。
三種類の編成
現在、多重録音によるASTURIAS名義のものと、アコースティック楽器による編成のACOUSTIC ASTURIAS(アコースティック・アストゥーリアス、通称「アコアス」)、ロックバンド編成によるElectric Asturias(エレクトリック・アストゥーリアス、通称「エレアス」)の三つの形態が存在する。
アストゥーリアス名義の初期の三作には、当時ZABADAKで活動していた上野洋子などもゲストとして参加している。2008年11月には、アストゥーリアスとして15年ぶりとなる新作「In Search of The Soul Trees/樹霊」をリリースした。
ACOUSTIC ASTURIAS
アコースティック・アストゥーリアスは、文字通りアコースティック楽器によるチェンバー編成(4人)である。異なる点はその編成のみならず、大山の曲とともに筒井や川越の楽曲も演奏している点が挙げられる。
2006年11月には、avex ioからメジャーデビューという形でアルバム「Marching Grass On The Hill」を、2011年4月には、自主製作盤としてアルバム「Legend of Gold Wind」をリリースした。
Electric Asturias
2009年に結成された。ジャズロックバンド「FLAT122」から2名が参加している。2011年9月には、1stアルバムとなる「FRACTALS」を、2014年12月には、2ndアルバムとなる「ELEMENTALS」をリリースした。2017年1月には、アメリカのプログレフェスティバル「RoSfest」参加時の演奏を収めた初のライブDVD「LIVE IN USA」をリリースした。2019年1月に、3rdアルバム「TRINITY」をリリース。世界最大のプログレフェスティバル「Cruise to the Edge」には3度出場を果たしている。
経歴
- 1987年
- 作編曲家、マニピュレーターの大山曜が多重録音でデモテープを制作。
- 1988年
- 11月 - キングレコード・クライムレーベルより1stアルバム『Circle in the Forest』をリリースしデビュー。
- 1990年
- 2月 - キングレコード・クライムレーベルより2ndアルバム『Brilliant Streams』をリリース。
- 1993年
- 11月26日 - キングレコード・クライムレーベルより3rdアルバム『Cryptogam Illusion』をリリース。
- 2003年
- アストゥーリアスの室内楽編成版としてアコースティック・アストゥーリアスを結成。ガットギター、ピアノ、ヴァイオリン、クラリネット&リコーダーの4人編成で活動を開始。
- 2004年
- 1月 - アコースティック・アストゥーリアスの1stミニアルバム『Bird Eyes View』をリリース。
- 3月 - 「NTT 東日本・Lモード・富良野篇」のCM音楽を担当。
- 2005年
- 3月 - アコースティック・アストゥーリアスとしてメキシコで開催されたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「BajaProg 2005」に出演。
- 2006年
- 2008年
- 11月 - アストゥーリアス名義としては15年ぶりとなる4thアルバム『樹霊 - In The Seach Of Soul Trees-』をリリース。
- 2009年
- ロックバンド編成のエレクトリック・アストゥーリアスを結成。
- 2010年
- 4月 - エレクトリック・アストゥーリアスとしてポルトガルで開催されたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「Gouvea Art Rock 2010」に出演。
- 2011年
- 4月 - アコースティック・アストゥーリアスの2ndフルアルバム『Legend of Gold Wind』をリリース。
- 9月 - エレクトリック・アストゥーリアスの1stアルバム『Fractals』をリリース。
- 2012年
- 2月12日 - エレクトリック・アストゥーリアスとしてユニヴェル・ゼロの来日公演にオープニングアクトとして出演。
- 2013年
- 2014年
- 3月 - アストゥーリアスの4thアルバム『樹霊 - In The Seach Of Soul Trees-』の紙ジャケリミックス仕様をリリース。
- 4月 - エレクトリック・アストゥーリアスとして「Cruise to the Edge 2014」に出演。
- 12月 - エレクトリック・アストゥーリアスの2ndアルバム『Elementals』をリリース。
- 2015年
- 10月 - アストゥーリアスの5thアルバム『欠落 -Missing Piece Of My Life-』をリリース。
- 2016年
- 11月 - アストゥーリアスの6thアルバム『極光 -At The Edge Of The World-』をリリース。
- 2017年
- 2018年
- 8月 - アストゥーリアスの7thアルバム『天翔 -Across The Ridge To Heaven-』をリリース。
- 10年 - アコースティック・アストゥーリアスとして羽田で開催されたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「PROG FLIGHT @ HANEDA 2018」に出演。
- 2019年
- 1月 - エレクトリック・アストゥーリアスの3rdアルバム『Trinity』をリリース。
- 2月 - エレクトリック・アストゥーリアスとして「Cruise to the Edge 2019」に出演。スポックス・ビアードの奥本亮と共演。
- 5月30日 - アコースティック・アストゥーリアスとしてフランスで開催されたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「ProgSud 2019」に出演。
- 11月23日 - エレクトリック・アストゥーリアスとして羽田で開催されたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「PROG FLIGHT @ HANEDA 2019」に出演。
- 2020年
- 2021年
- 11月3日 - エレクトリック・アストゥーリアスとして羽田で開催されたプログレッシブ・ロック・フェスティバル「PROG FLIGHT @ HANEDA 2021」に出演。
- 2022年
- 1月29日 - 第一期アコースティック・アストゥーリアスの解散を発表。
- 2023年
- 10月 - エレクトリック・アストゥーリアスの4thアルバム『Dimensions』をリリース。
メンバー
Astuiras
- 大山曜 - コンピューター・プログラミング、シンセサイザー、ギター、ベース、パーカッション
過去のメンバー
- 津田治彦 - ギター
- 花本彰 - キーボード
- 桜井和美 - ドラムス、パーカッション
Acoustic Asturias
- 大山曜 - ギター (2003年 - 現在)
- 北川とわ - ピアノ (2023年 - 現在)
- 星野沙織 - ヴァイオリン (2023年 - 現在)
- 関口太偲 - ピアノ (2023年 - 現在)
- 佐野まゆみ - チェロ (2023年 - 現在)
過去のメンバー
- 川越好博 - ピアノ (2003年 - 2021年)
- 筒井香織 - クラリネット、リコーダー (2003年 - 2021年)
- 北辻みさ - ヴァイオリン (2003年 - 2005年)
- 藤本美樹 - ヴァイオリン (2005年 - 2006年)
- 伊藤恭子 - ヴァイオリン (2006年 - 2010年)
- テイセナ - ヴァイオリン (2010年 - 2021年)
- 西村健 - ギター (2018年 - 2021年)
- ヌビア - チェロ (2022年 - 2023年)
Electric Asturias
- 平田聡 - ギター (2009年 - 現在)
- テイセナ - ヴァイオリン (2009年 - 現在)
- 田辺清貴 - ドラムス (2009年 - 現在)
- 大山曜 - ベース (2009年 - 現在)
- 中村エイジ - キーボード (2021年 - 現在)
過去のメンバー
- 川越好博 - キーボード (2009年 - 2019年)[1]
Quartet Asturias
- テイセナ - ヴァイオリン (2020年 - 現在)
- 森田綾乃 - ヴァイオリン (2020年 - 現在)
- 世川すみれ - ヴィオラ (2020年 - 現在)
- 清水亜裕美 - チェロ (2020年 - 現在)
ディスコグラフィー
Asturias
リリース日 | タイトル | 規格品番 | レコード会社 | |
---|---|---|---|---|
1st | 1988年10月21日 | Circle in the Forest | K32Y-2155 | キングレコード |
2nd | 1990年2月21日 | Brilliant Streams | KICP-9 | キングレコード |
3rd | 1993年11月26日 | Cryptogam Illusion | KICP-355 | キングレコード |
コンピレーション | 1999年11月26日 | 癒しの時間 静寂の湖水〜サウンド・スケッチ | KICP-707 | キングレコード |
4th | 2008年11月8日 | 樹霊 -In Search Of The Soul Trees- | PRF-049 | POSEIDON Records / MUSEA |
5th | 2015年10月28日 | 欠落 - Missing Piece Of My Life- | AS-0006 | |
6th | 2016年11月18日 | 極光 -At The Edge Of The World- | AS-0007 | |
7th | 2018年8月1日 | 天翔 - Across The Ridge To Heaven- | AS-0009 |
Acoustic Asturias
リリース日 | タイトル | 規格品番 | レコード会社 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2004年1月21日 | Bird Eyes View | AS-0001 | |
FGBG4583.AR | Musea Records | |||
PRF-023 | Poseidon Records | |||
HBMS-007 | HOBiRECORDS | |||
2nd | 2006年11月8日 | Marching Grass on the Hill | IOCD-20184 | avex io |
3rd | 2011年4月10日 | Legend of Gold Wind | AS-0002 | |
4th | 2024年10月23日 | Somewhere Not Here | AS-0013 |
Electric Asturias
リリース日 | タイトル | 規格品番 | レコード会社 | |
---|---|---|---|---|
1st | 2011年9月4日 | Fractals | AS-0003 | |
2nd | 2014年12月17日 | Elementals | AS-0005 | |
映像作品 | 2017年1月27日 | Live in USA | AS-0008 | |
3rd | 2019年1月30日 | Trinity | AS-0010 | |
4th | 2023年10月4日 | Dimensions | AS-0011 |
音楽の特徴
一般的にはプログレとして紹介されており、大山のアストゥーリアスに対する自己認識も、デビュー以来一貫して同様である。他方で一部の楽曲のイメージから、ニューエイジ・ミュージックに近い音楽として見る向きもあり、レコード会社もそのような点をアピールする場合がある。
大山は2005年初頭にアルゼンチンのプログレ系ウェブサイト「Nucleus」からインタビュー[2]を受けているが、その際に自らの音楽の特徴を以下の三点に要約して説明している。
- インストゥルメンタルが中心。難解さを目的とはしておらず、できる限りリスナーにとって分かりやすいものとなっている。即興演奏的要素はほとんどなく、また、アバンギャルド的でもない。
- 神秘的、シリアスであるとともにクールで美しい雰囲気を持ちあわせ、なおかつドラマティックである。
- クラシック的な器楽と電子楽器が融合している。
また、このインタビューの中で大山は、「作曲の際には、よく自然の情景を想像します。文学からインスピレーションを受けることもあります」と語っている。
脚注
- ^ “川越 好博 - 【Electric Asturias 脱退について】” (2019年12月21日). 2020年7月19日閲覧。
- ^ “Deep Beauty”- Interview with the Multi-player Yoh Ohyama (サイト消滅のため、インターネットアーカイブのログをリンク)
外部リンク
- Alphonte(筒井香織)
- ひとくちピアノ(川越好博)
- テイセナのArtlessな日々
- FLAT122 - ウェイバックマシン(2007年5月10日アーカイブ分)
アストゥリアス州
アストゥリアス州 Principado de Asturias Principáu d'Asturies | |||
---|---|---|---|
スペインの自治州 | |||
| |||
標語: Hoc signo tuetur pius, Hoc signo vincitur inimicus | |||
州歌: Asturias, Patria querida | |||
![]() | |||
州都 |
![]() 北緯43度21分45秒 西経5度51分01秒 / 北緯43.36250度 西経5.85028度 | ||
最大都市 |
![]() 北緯43度31分00秒 西経5度42分00秒 / 北緯43.51667度 西経5.70000度 | ||
公用語 | カスティーリャ語 | ||
• その他の言語 | アストゥリアス語、ガリシア語[注釈 1] | ||
行政単位 | 自治州 | ||
• 国 |
![]() | ||
国会(下院) 国会(上院) 州議会 州首相 |
8議席 6議席 45議席 Javier Fernández(FSA-PSOE) | ||
下位行政区画 |
78自治体 18司法管轄区 | ||
面積 | 第10位 | ||
• 総計 | 10,603.57 km²(2.1%) | ||
人口 (2011) | 第13位 | ||
• 総計 | 1,081,487 人¹ | ||
• 人口密度 | 102 人/km² | ||
住民呼称 |
asturiano/-na[2] asturianu/-na | ||
GDP(名目) | 第13位 | ||
• 総計 | 23.175 mill. € (2011)[3] | ||
• 一人当たり | 21,976 €[3] | ||
HDI | 0.900 (第9位) | ||
ISO 3166-2 | ES-AS | ||
自治州憲章 | 1982年1月30日 | ||
祝祭日 |
9月8日 (アストゥリアスの日[4]) | ||
公式サイト | |||
1全スペインの2.34% |
アストゥリアス州(アストゥリアスしゅう、西:Principado de Asturias、アストゥリアス語:Principáu d'Asturies)は、スペインを構成する自治州の一つ。原語名はアストゥリアス公(Príncipe de Asturias)の領土を意味する。アストゥリアス州はアストゥリアス県1つからなる一県一州の自治州である。州都はオビエド。
イベリア半島の北部に位置し、東はカンタブリア州、南はカスティーリャ・イ・レオン州、西はガリシア州に接し、北岸はカンタブリア海に面している。
地理
地勢

アストゥリアス州の地理の特徴は、起伏の多い海岸線と、内陸の険しい山地である。海岸線は長く、多くの砂浜、入り江、海岸洞窟がある。険しい崖に区切られた美しい砂浜は、リゾート地となっている。山地では、登山、ハイキング、スキー、ケイビングが楽しめる。
州の西から東に連なるカンタブリア山脈は、南のレオン県との自然県境になっている。山脈のうち州東部の部分は、ピコス・デ・エウローパ(直訳では「ヨーロッパの頂」)と呼ばれ、最高峰は2,648mのトレセレド山である。この地域は、アストゥリアス、カンタブリア、カスティーリャ・イ・レオンの3州にまたがるピコス・デ・エウローパ国立公園として保護されている。
気候
アストゥリアスを含むスペイン北部の気候は、中央部や南部に比べて変化に富んでおり、エスパーニャ・ベルデ(緑のスペイン)と呼ばれる。夏は温暖で湿度が高く、晴天が多いが雨も降る。冬は厳しくはないが、急激に冷えることもある。内陸の山地では11月から5月まで雪が降る。年間の降水量は900mm程度で、内陸ほど増える。
人口
アストゥリアス州の人口推移 1900-2010 |
![]() |
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[5]、1996年 - [6] |
歴史

アストゥリアスはカンタブリアとともに、険しい地形のためにローマ時代、西ゴート時代を通じて中央の実効支配の及ばない地域であった。8世紀初頭にイスラム勢力に征服されたが、718年ごろに伝説的な王ペラーヨがコバドンガの戦いで初めてイスラム軍を破ったといい、のちにこの勝利がレコンキスタの出発点と見なされるようになった。ペラーヨを祖とするアストゥリアス王国はカンガス・デ・オニス、のちにオビエドを首都とし、10世紀にレオンに遷都してレオン王国となった。
1388年、カスティーリャ王フアン1世は、王子エンリケ(エンリケ3世)に「アストゥリアス公」(Príncipe de Asturias)の称号を与えた。これが、カスティーリャ王国、のちスペイン王国の王位継承者の称号となり、現在のレオノール王女まで続いている。
19世紀からは炭鉱の開発が進み、鉱工業が発展した。20世紀前半には、アストゥリアスは労働運動の牙城となった。1933年にスペインに右派の政権が誕生すると、1934年10月に労働者が「アストゥリアス革命」を起こした。ひと月の間、三つの異なる勢力が別の地域を治めていた。これを当時無名の将校だったフランコ指揮の政府軍が鎮圧した。フランコはこの時モロッコ兵を使った。国外兵を使うことはフランコの常套手段となる。
アストゥリアスは19世紀の県制度導入によって「オビエド県」となっていたが、1978年憲法によって自治州制度が導入されると、1981年12月30日に一県一州としてアストゥリアス自治憲章が承認された。一県一州となったのは、レコンキスタの出発点という歴史や、産業発展に対する自信によっている。
言語
アストゥリアス州の公用語はカスティーリャ語[注釈 2](スペイン語)だが、アストゥリアス州の固有の言語はアストゥリエス語(アストゥリアス語、伝統的にはバブレと呼ばれた)で、州固有の言語として法律で保護されている[注釈 3]。アストゥリエス語の日常的話者はおよそ10万人で[7]、そのほかに第2言語等で言語能力を有する者が45万人以上いるとされる[8]。話者の多くが山間部の集落に居住する。
アストゥリエス語は、俗ラテン語から変化したロマンス語(イベロ・ロマンス語)の一種で、これはイベリア半島の諸言語同様である(バスク語を除く)。カスティーリャ語からの派生ではなくカスティーリャ語と同列だが、しばしばカスティーリャ語(スペイン語)の方言として扱われている。
州西部エオ=ナビア地域ではガリシア語が話されている。
行政区画
主な自治体 (2010年)
アストゥリアス州には78の自治体がある。最大の都市はヒホン。
順位 | 自治体 | 人口[6] |
1 | ヒホン | 277,198 |
2 | オビエド | 225,155 |
3 | アビレス | 84,202 |
4 | シエーロ | 51,730 |
5 | ラングレーオ | 45,397 |
6 | ミエーレス | 43,688 |
7 | カストリジョン | 22,832 |
8 | サン・マルティン・デル・レイ・アウレリオ | 18,549 |
9 | コルベーラ・デ・アストゥリアス | 16,109 |
10 | ビジャビシオーサ | 14,840 |
コマルカと自治体
コマルカ | 構成自治体(太字は中心となる自治体) | 数 | 人口(人)[6] | 面積(km²) |
---|---|---|---|---|
アビレス(es) | アビレス、カンダーモ、カストリジョン、コルベーラ・デ・アストゥリアス、クディジェーロ、ゴソン、イージャス、ムーロス・デ・ナロン、プラビア、ソト・デル・バルコ | 10 | ||
カウダル(es) | アジェール、レーナ、ミエーレス | 3 | ||
エオ=ナビア(es) | ボアル、カストロポル、コアーニャ、エル・フランコ、グランダス・デ・サリーメ、イジャーノ、ナビア、ペソス、サン・マルティン・デ・オスコス、サン・ティルソ・デ・アブレス、サンタ・エウラリア・デ・オスコス、タピア・デ・カサリエーゴ、タラムンディ、バルデス、ベガデーオ、ビジャヌエバ・デ・オスコス、ビジャジョン | 17 | ||
ヒホン(es) | カレーニョ、ヒホン、ビジャビシオーサ | 3 | ||
ナロン(es) | カソ、ラングレーオ、ラビアーナ、サン・マルティン・デル・レイ・アウレリオ、ソブレスコビオ | 5 | ||
ナルセーア(es) | アジャンデ、カンガス・デ・ナルセーア、デガーニャ、イビアス、ティネーオ | 5 | ||
オリエンテ(es) | アミエーバ、カブラーレス、カンガス・デ・オニス、カラビア、コルンガ、ジャーネス、オニス、パーレス、ペニャメジェーラ・アルタ、ペニャメジェーラ・バッハ、ピローニャ、ポンガ、リバデデーバ、リバデセージャ | 14 | ||
オビエド(es) | ベルモンテ・デ・ミランダ、ビメーネス、カブラーネス、グラード、ジャネーラ、モルシン、ナバ、ノレーニャ、オビエド、プロアーサ、キロス、ラス・レゲーラス、リベーラ・デ・アリーバ、リオーサ、サラス、サント・アドリアーノ、サリエーゴ、シエロ、ソミエード、テベルガ、ジェルネス・イ・タメーサ | 21 | ||
計 | 78 |
司法管轄区

- カンガス・デ・ナルセーア司法管轄区 - カンガス・デ・ナルセーア、デガーニャ、イビアス[10]
- レーナ司法管轄区 - アジェール、レーナ、キロス[11]
- カンガス・デ・オニス司法管轄区 - アミエーバ、カンガス・デ・オニス、オニス、パーレス、ポンガ、リバデセージャ[12]
- アビレス司法管轄区 - アビレス、カストリジョン、コルベーラ・デ・アストゥリアス、ゴソン、イージャス[13]
- グラード司法管轄区 - ベルモンテ・デ・ミランダ、グラード、プロアーサ、サラス、ソミエード、テベルガ、ジェルネス・イ・タメーサ[14]
- シエロ司法管轄区 - ビメーネス、ノレーニャ、サリエーゴ、シエロ[15]
- カストロポル司法管轄区 - カストロポル、エル・フランコ、グランデス・デ・サリーメ、ペソス、サン・マルティン・デ・オスコス、サン・ティルソ・デ・アブレス、サンタ・エウラリア・デ・オスコス、タピア・デ・カサリエーゴ、タラムンディ、ベガデーオ、ビジャヌエバ・デ・オスコス[16]
- ヒホン司法管轄区 - カレーニョ、ヒホン[17]
- ラビアーナ司法管轄区 - カソ、ラビアーナ、サン・マルティン・デル・レイ・アウレリオ、ソブレスコビオ[18]
- オビエド司法管轄区 - ジャネーラ、オビエド、ラス・レゲーラス、リベーラ・デ・アリーバ、サント・アドリアーノ[19]
- ジャーネス司法管轄区 - カブラーレス、ジャーネス、ペニャメジェーラ・アルタ、ペニャメジェーラ・バッハ、リバデデーバ[20]
- ミエーレス司法管轄区 - ミエーレス、モルシン、リオーサ[21]
- ラングレーオ司法管轄区 - ラングレーオ[22]
- ティネーオ司法管轄区 - アジャンデ、ティネーオ[23]
- バルデス司法管轄区 - ボアル、コアーニャ、イジャーノ、ナビア、バルデス、ビジャジョン[24]
- プラビア司法管轄区 - カンダーモ、クディジェーロ、ムーロス・デ・ナロン、プラビア、ソト・デル・バルコ[25]
- ビジャビシオーサ司法管轄区 - カラビア、コルンガ、ビジャビシオーサ[26]
- ピローニャ司法管轄区 - カブラーネス、ナバ、ピローニャ[27]
政治
- 2011年アストゥリアス州選挙(Elecciones a la Junta General del Principado de Asturias de 2011)
2011年5月22日の自治州選挙 | |||||
政党 | 得票数 | 得票率 | 獲得議席 | ||
FAC | 177,588 | 29.75% | 16 | ||
FSA-PSOE | 177,714 | 29.77% | 15 | ||
PP | 118,930 | 19.92% | 10 | ||
IU-LOS VERDES | 61,513 | 10.30% | 4 |
政党
- アストゥリアス市民フォーラム(FAC、Foro de CiudadanosまたはForo Asturias) - アストゥリアスの地域政党。アストゥリアス国民党が分裂することによって2011年1月19日に結党された。2011年5月22日の自治州選挙で177.588票を獲得(得票率29.75%)16議席を獲得。同州の政治勢力第一党となった。
文化
美術
- フアン・カレーニョ・デ・ミランダ(1614-1684)-バロック期の画家。
文学
- ガスパール・メルチョール・デ・ホベジャーノス
- レオポルド・アラス
- アルマンド・パラシオ・バルデス
- コリン・テジャード
スポーツ
- フェルナンド・アロンソ (1981- ) フォーミュラ1パイロット
食文化
世界遺産
オビエドなどにはアストゥリアス王国時代の教会が残されている。西ゴートの様式を受け継いだ8世紀から10世紀の建築物で、「オビエドとアストゥリアス王国の建築物」(1985年、1998年拡大、文化遺産)としてユネスコの世界遺産に登録された。
脚注
注釈
- ^ ガリシア語の東部方言のひとつで、エオ川とナビア川で挟まれた地域で話されている。アストゥリアス州の言語政策に関する法律である「1998年3月23日の法律第1号バブレ/アストゥリアス語の使用と奨励」では、アストゥリアス・ガリシア語(gallego/asturiano)という名称が使われているが、近年エオナビア語という名称も提唱されている。これらの名称を巡って一部政治問題化している。
- ^ スペイン1978年憲法では序文第3条第1項に公用語の規定があり、"El castellano es la lengua española oficial del Estado."。訳文は「カスティーリャ語は国家の公的なスペインの言語である。」という記述で、言語名としては"el castellano"(カスティーリャ語)が使用され、"el español"(スペイン語)という語は使われず、また表現もかなり持って回ったような表現が使われている。また、同条第2項では"Las demás lenguas españolas serán también oficiales en las respectivas Comunidades Autónomas de acuerdo con sus Estatutos."とあり、「そのほかのスペインの言語も自治憲章での決定(合意)に基づきそれぞれの自治州内において、公用語とすることができる(表現は未来時制が使われ、~なるであろうとある)」とある。アストゥリアス州ではアストゥリエス語に対してそのような手続きをとっていない。原文については以下で見ることができる:Agencia Estatal Boletín Oficial del Estado, Ministerio de la Presidencia, Gobierno de España (スペイン語), Constitución española, オリジナルの2013年2月28日時点におけるアーカイブ。 2013年5月12日閲覧。
- ^ アストゥリアス自治州憲法ではアストゥリエス語(アストゥリアス語)はバブレという名称で序文第4条で言及されている。同条第1項では、「バブレ(アストゥリエス語のこと)は保護を受けるであろう。」とあり、同第2項では「州の法律がバブレの保護、使用と奨励を規定するであろう」とある。原文は以下で見ることができる:Junta General del Principado de Asturias (スペイン語), El Estatuto de Autonomía, オリジナルの2009年1月16日時点におけるアーカイブ。 2013年5月12日閲覧。1998年3月23日の法律第1号バブレ/アストゥリアス語の使用と奨励(Ley 1/1998, de 23 de marzo, de uso y promoción del bable/asturiano)の第1章一般的規定(総則)第1条伝統言語で「バブレ/アストゥリアス語はアストゥリアスの伝統言語として保護を受けるであろう。アストゥリアス自治州(政府)はその使用と普及、教育を促進(奨励)するであろう」と定められた。原文は以下で見ることができる: (スペイン語) Boletín oficial de Principado de Asturias, Principado de Asturias, (1998-03-28) 2013年5月12日閲覧。
- ^ 第16管轄区は自治体ソト・デル・バルコと、それ以外の自治体とに分けられる下位区分が存在する
出典
- ^ http://www.asturias.es/Asturias/descargas/imagen_institucional/estatuto.pdf
- ^ DRAE: asturiano, na.
- ^ a b Contabilidad Regional de España.(スペイン国立統計局)
- ^ Ley 5/1984, de 28 de junio, por la que se instituye el Día de Asturias
- ^ Poblaciones de hecho desde 1900 hasta 1991. Cifras oficiales de los Censos respectivos.
- ^ a b c Cifras oficiales de población resultantes de la revisión del Padrón municipal a 1 de enero.
- ^ “Asturian, Language of the World” (英語). Ethnologue. 2013年5月12日閲覧。
- ^ “Lengua Asturiana” (スペイン語). PROEL. 2013年5月12日閲覧。
- ^ Partidos judiciales de la provincia de Asturias
- ^ Cangas del Narcea, partido judicial nº1 de Asturias
- ^ Lena, partido judicial nº2 de Asturias
- ^ Cangas de Onís, partido judicial nº3 de Asturias
- ^ Avilés, partido judicial nº4 de Asturias
- ^ Grado, partido judicial nº5 de Asturias
- ^ Siero, partido judicial nº6 de Asturias
- ^ Castropol, partido judicial nº7 de Asturias
- ^ Gijón, partido judicial nº8 de Asturias
- ^ Laviana, partido judicial nº9 de Asturias
- ^ Oviedo, partido judicial nº10 de Asturias
- ^ Llanes, partido judicial nº11 de Asturias
- ^ Mieres, partido judicial nº12 de Asturias
- ^ Langreo, partido judicial nº13 de Asturias
- ^ Tineo, partido judicial nº14 de Asturias
- ^ Valdés, partido judicial nº15 de Asturias
- ^ Pravia, partido judicial nº16 de Asturias
- ^ Villaviciosa, partido judicial nº17 de Asturias
- ^ Piloña, partido judicial nº18 de Asturias
参考文献
- 『新訂増補 スペイン・ポルトガルを知る事典』平凡社、2001年、7-8頁
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
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