CherryPy
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/07 17:27 UTC 版)
開発元 | CherryPy team |
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最新版 |
18.8.0[1] ![]() |
リポジトリ | |
プログラミング 言語 | Python |
対応OS | クロスプラットフォーム |
種別 | Webアプリケーションフレームワーク |
ライセンス | BSD License |
公式サイト |
cherrypy |
CherryPy は、Pythonプログラミング言語を用いたオブジェクト指向のWebアプリケーションフレームワークである。
HTTPプロトコルを(Adapterで)ラップすることによるWebアプリケーションの素早い開発を目的として設計されている。しかし、低レベルの位置にとどまり、RFC 2616で定義されている以上の機能は提供しない。
CherryPy は Web サーバそのものとして動作することもでき、また(Apache 2 などを含む)WSGI環境であれば、外部から起動させることもできる。CherryPy は、出力を表示させるためのテンプレートや、バックエンドへのアクセス、認証プロトコルなどの処理は行わない。フレームワークは、7つの関数をもつ簡潔なインタフェースからなるフィルターによって拡張可能である。これらは、リクエスト/レスポンス処理中の定義された場所で呼び出される。
Python インターフェイス
プロジェクトの創設者Remi Delonの目的の一つが、CherryPy を可能な限りPythonらしくすることであった。これにより開発者がこのフレームワークを標準の Python モジュールとして使用することができ、(技術的な観点からは)アプリケーションが web 用であることを忘れることができる。
たとえば、よくある Hello World は CherryPy では以下のようになる:
import cherrypy
class HelloWorld(object):
@cherrypy.expose
def index(self):
return "Hello World!"
cherrypy.quickstart(HelloWorld())
関連書籍
- CherryPy Essentials: Rapid Python Web Application Development, First Edition (March 2007), ISBN 978-1-904811-84-8
関連項目
- CherryTemplate - CherryPy 向けのテンプレート言語
- TurboGears - CherryPy は TurboGears の主要コンポーネントである
参照
- ^ “Release v18.8.0” (18 7月 2022). 18 7月 2022閲覧。
外部リンク
CherryPy
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/16 14:28 UTC 版)
「TurboGears」の記事における「CherryPy」の解説
Controller として利用 - (TurboGearsでは)テンプレートに対してデータを返却するイベントハンドラを記述することでWebアプリケーションをプログラム可能にするミドルウェア。同じデータをJSONデータストリームとしてAjax的な方法で取得することもできる。
※この「CherryPy」の解説は、「TurboGears」の解説の一部です。
「CherryPy」を含む「TurboGears」の記事については、「TurboGears」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
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