DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)
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「DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)」 | ||||||||
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TM NETWORK の シングル | ||||||||
初出アルバム『CHILDHOOD'S END』 | ||||||||
B面 | 1974〜16光年の訪問者〜 (CHILDREN'S LIVE MIX) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 12インチレコード | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | EPIC・ソニー | |||||||
作詞・作曲 | 小室哲哉 | |||||||
プロデュース | 小室哲哉 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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TM NETWORK シングル 年表 | ||||||||
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「DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)」(ドラゴン・ザ・フェスティバル ズー・ミックス)は、TM NETWORK4枚目のシングル。1985年7月21日に発売された。
制作
アルバム『CHILDHOOD'S END』からのシングルカットで、初の12インチシングルとしてリミックス・ヴァージョンでリリースされた。
12インチシングルにした理由は、レコード会社から「リミックスで遊んでみないか?」という提案によるもの。木根尚登は、単純に曲の長さが7分あるからと答え[1]、小室哲哉は7インチシングルとアルバムでは制約があるが、12インチは自由とコメントしている[1]。アルバム・ヴァージョンの方が地味という反応が多かったので、物足りなさを感じた人への返事だと小室は雑誌「GB」1985年8月号のインタビューで答えている[1]。
12インチシングルとはLPと同じ大きさの版面をシングルとして用いたもので、通常のシングルよりも長時間・高音質の録音が可能なメディアであり、80年代半ばに日本で流行した。
アルバム・ヴァージョンと比べ、大幅にアレンジされており、1Aメロ「輝くよアマゾンからの風…」の歌い出しがカットされている。ライブ等は基本的に12インチ・シングル・ヴァージョンを基本に演奏されているが、先述の1Aメロの歌い出しはカットされていない(『TMN 4001 GROOVE』など)。このアレンジヴァージョンは「LIVE HISTORIA T 〜TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015〜」に収録されている。
音楽性
DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)
作詞・作曲は小室哲哉で、歌詞は南米探検、黄金郷を求めてアマゾンを彷徨う冒険家たちをイメージした内容となっている。
公表はされていないが、小室の中にはストーリーがあるらしく、かつて小室がそのストーリーを2時間くらいかけて話し込んだら、宇都宮と木根は着いていけず眠ってしまったという。
アルバム・ヴァージョンも音は凝っているつもりだったが、アルバムヴァージョンと全然違う個性を持っている。12インチシングルは誰が聴いても「オッ」となるように、表面に出る凝り方をしたと小室は言っている[1][1]。
この曲を作った後に、「ネバーエンディングストーリー」を見て、何か共通するものを感じたと小室はコメントしている[2]。
E-mulatorやミラージュなどのサンプラーがないと普通の曲になってしまうと小室は言っている[2]。
音楽雑誌「GB DELUXE」1987年夏号のインタビューによると、ライブとは全然違うアレンジで、レコードの針が飛んだという苦情が多かったと木根は言っている[3]。
本作で始めてサンプリングの技術を取り入れた。ナイル・ロジャースの作品群・デュラン・デュランの「The Reflex」のミキシングに触発されて、それらを意識した[4]。
Magic Word
ライブ会場限定で演奏される、間奏中に演者たちが歌うコーラス。初期ツアー「FANKS "FANTASY" DYNA-MIX」頃ではコーラスを観客にも憶えてもらうためコールアンドレスポンスを行っていた。 ツアー参加客のみ楽しめる隠しギミックとして、当時はLDやVHSで発売されていた「FANKS the LIVE」シリーズにも収録されていなかった。後にTMN終了時の「TMN final live LAST GROOVE 5.18」、「LIVE HISTORIA T」などに収録されている。
Guanabara(グァナバラ),Rio Grande(リオグランデ),Guarapiranga(ガラビアンカ),Estrella(エストレイア),Espirito(エスピリート),Juiz de Fora(ジェステフォーラ)
1974〜16光年の訪問者〜(CHILDREN'S LIVE MIX)
これはライブコンサート「ELECTRIC PROPHET」で演奏したライブバージョンのアレンジをスタジオ録音した。両曲とも7分を超えている。
収録曲
全作曲・編曲: 小室哲哉。 | |||
# | タイトル | 作詞 | 時間 |
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1. | 「DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)」 | 小室哲哉 | |
2. | 「1974〜16光年の訪問者〜 (CHILDREN'S LIVE MIX)」 | 西門加里 | |
合計時間: |
収録アルバム
DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)
- CHILDHOOD'S END(オリジナルバージョン)
- Gift for Fanks
- TIME CAPSULE all the singles
- TM NETWORK THE SINGLES 1(Disc 1にシングルバージョン、初回限定盤のみ付属のDisc 2にライブバージョンが収録)
- TM NETWORK ORIGINAL SINGLES 1984-1999
- TM NETWORK ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999 (オリジナル・カラオケ)
- LIVE HISTORIA T 〜TM NETWORK Live Sound Collection 1984-2015〜 (ライブバージョン)
1974〜16光年の訪問者〜(CHILDREN'S LIVE MIX)
- Welcome to the FANKS! (Disc 3)
- TM NETWORK THE SINGLES 1 (初回限定盤のみ付属のDisc 2)
- ELECTRIC PROPHET (ライヴ・ヴァージョン)
脚注
- ^ a b c d e ソニーマガジンズ刊 TMN FINAL 4001 P.89 ISBN 4-7897-0888-8
- ^ a b バンドスコア『VISION MELODIES』ISBN 4-915591-52-2 のP.123
- ^ ソニーマガジンズ刊 TMN FINAL 4001 P.146 ISBN 4-7897-0888-8
- ^ ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1992年3月号52Pより。
- ^ “TM NETWORK / ドラゴン・ザ・フェスティヴァル”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2021年9月7日閲覧。
DRAGON THE FESTIVAL (Zoo Mix)
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「Dragon The Festival (Zoo Mix)」 | ||||||||
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TM NETWORK の シングル | ||||||||
初出アルバム『CHILDHOOD'S END』 | ||||||||
B面 | 1974 (Children's Live Mix) | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 12インチレコード | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | EPIC・ソニー | |||||||
作詞・作曲 | 作詞・作曲:小室哲哉 | |||||||
プロデュース | 小室哲哉 | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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TM NETWORK シングル 年表 | ||||||||
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「Dragon The Festival (Zoo Mix)」(ドラゴン・ザ・フェスティバル ズー・ミックス)は、TM NETWORKの4枚目のシングル。
内容
アルバム『CHILDHOOD'S END』からのシングルカットであり、12インチシングルとしてリミックスバージョンでリリースされた。
レコード会社から「リミックスで遊んでみないか?」という提案により製作。大幅にアレンジされており、1Aメロ「輝くよアマゾンからの風…」の歌い出しがカットされている。ライブなどでは基本的にシングルバージョンをベースに演奏されているが、先述の1Aメロの歌い出しはカットされていない(『TMN 4001 GROOVE』など)。歌詞は南米探検、黄金郷をイメージした内容となっている。
本作で始めてサンプリングの技術を取り入れた。ナイル・ロジャースの作品群・デュラン・デュランの「The Reflex」のミキシングに触発されて、それらを意識した[1]。
カップリングの「1974」はライブバージョンのアレンジをスタジオ録音したもの。両方の曲とも7分を超えている。
収録曲
収録アルバム
- CHILDHOOD'S END(オリジナルバージョン)
- Gift for Fanks
- TIME CAPSULE all the singles
- TM NETWORK THE SINGLES 1(Disc 1にシングルバージョン、初回限定盤のみ付属のDisc 2にライブバージョンが収録)
- TM NETWORK ORIGINAL SINGLES 1984-1999
- TM NETWORK ORIGINAL SINGLE BACK TRACKS 1984-1999 (オリジナル・カラオケ)
脚注
- ^ ソニー・マガジンズ刊『WHAT's IN?』1992年3月号52Pより。
「DRAGON THE FESTIVAL (ZOO MIX)」の例文・使い方・用例・文例
- DRAGONBALL EVOLUTION
- 命題と論理演算子『AND』『OR』『IF THEN』『EXCEPT』『NOT』を結合するジョージ・ブールによって考案された組合せ手順の、または、命題と論理演算子『AND』『OR』『IF THEN』『EXCEPT』『NOT』を結合するジョージ・ブールによって考案された組合せ手順に関する
- 新顔の中では,KICK THE CAN CREW,w-inds.そしてRAG FAIRが白組(男性チーム)での出場だ。
- 「踊る大捜査線THE MOVIE 2―レインボーブリッジを封鎖せよ!」が特に人気で,実写の日本映画としてこれまでで最高の収益を得た。
- しかし,「プリンセス&プリンスON THE アイス」というタイトルのCD は,2月22日に発売されてからすでに1万5000枚以上を出荷している。
- 隠し砦(とりで)の三悪人 THE LAST PRINCESS
- 交渉人 THE MOVIE
- 5月に公開予定の映画「座(ざ)頭(とう)市(いち) THE LAST」に出演している。
- THE LAST MESSAGE 海猿
- 荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE
- 踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
- それらの映画の1本である2003年に公開された「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」は,現在でも日本の実写映画の興行収入歴代1位である。
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