HTA
別名:HTMLアプリケーション
HTAとは、ダイナミックHTML(DHTML)の機能を利用して、Windows向けのアプリケーションを作成する技術のことである。Internet Explorer 5.0から利用可能となっている。
HTAはHTMLの機能をベースとしているので、テキストエディタなどでHTMLを記述する感覚でアプリケーションの作成が可能である。例えば、Visual Basicなどで開発するアプリケーションのプロトタイプなどを簡易に作成する、といったことが可能である。HTMLファイルの拡張子を「.html」から「.hta」に変更することで、Internet ExplorerはHTAのファイルとして認識する。
なお、HTA固有のタグもいくつか定義されており、HTMLのヘッダー領域に記述することで細かなスタイルの指定などが可能である。
参照リンク
HTML Applications 概要 - (マイクロソフト)
HTA Developers Center - (Microsoft TechNet)
HTML Application
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 00:35 UTC 版)
「ダイナミックHTML」の記事における「HTML Application」の解説
HTML Application(HTA)はダイナミックHTMLの機能を利用して Microsoft Windows のアプリケーションを作成する仕組みである。ダイナミックHTMLの登場によってインタラクティブなウェブページを容易に作成できるようになったが、HTAはそれらの仕組みを通常のアプリケーションの作成に応用する試みである。HTAの作成は、単にHTMLファイルの拡張子を「.hta」にするだけである。ダイナミックHTMLに対するHTA固有の拡張はHTA:APPLICATION要素、ActiveXやローカルファイルへのアクセスに制限がないことなどである。実行には Internet Explorer 5.0 以上が必要である。 HTA から別のリソースに HTTP リクエストを送出する際には HTTP_REFERER として HTA のファイル自身のフルパスを用いるウェブブラウザが存在するため[要出典]、ファイルのフルパスにパソコンのアカウント名などの隠蔽したい情報が含まれている場合には注意が必要である。
※この「HTML Application」の解説は、「ダイナミックHTML」の解説の一部です。
「HTML Application」を含む「ダイナミックHTML」の記事については、「ダイナミックHTML」の概要を参照ください。
「HTML Application」の例文・使い方・用例・文例
- HTML Applicationのページへのリンク