IRIX
IRIX
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開発者 | SGI |
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OSの系統 | UNIX |
開発状況 | 開発終了 |
ソースモデル | クローズドソース |
最新安定版 | 6.5.30 / 2006年8月16日 |
対象市場 | ワークステーションサーバー |
プラットフォーム | MIPS |
カーネル種別 | モノリシックカーネル |
既定のUI | IRIX Interactive Desktop |
ライセンス | クローズドライセンス |
ウェブサイト | SGI IRIX |
IRIX(アイリックス)とは、シリコングラフィックス (SGI) によって開発された、BSD機能拡張を施したSystem Vをベースとする、32ビットおよび64ビットのMIPSアーキテクチャのワークステーションおよびサーバ用UNIXオペレーティングシステム (OS) である。
概要
UNIXを基盤としているため、非常に可用性が高く、IRIXが持つXFSファイルシステムは、業界内ではもっとも先進的なジャーナリングファイルシステムと見られている。3Dグラフィックスやビデオ、広帯域データ転送を伴う処理に特に強い。
メインのデスクトップ環境にGUIを備えた初期UNIX OSのうちのひとつであり、その非常に高い3Dグラフィックスのパフォーマンスのために、コンピューターアニメーション業界や科学技術計算の結果を視覚化する用途に広く用いられている。広く使われている3次元コンピュータグラフィックス技術であるOpenGLは、IRIXで使われていたIRIS GLという技術が元になっている。
見た目をカスタマイズできる4Dwm ウィンドウマネージャとMotif ウィジェット・ツールキットを備えた、IRIX Interactive Desktop(旧称「IndigoMagic」)を使用している。
現状
2006年8月16日にリリースされたIRIX 6.5.30が(2008年9月16日現在においても)最新バージョンである。
SGIが2006年5月に連邦倒産法第11章の適用を申請したことによる、事業の縮小と開発費の削減に伴い、MIPS系を対象としたIRIXの機能拡張の停止とMIPS搭載のIRIXサーバの販売停止を2006年9月10日に公表した。
外部リンク
IRIX
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IRIXへの移植は、1994年の夏にデイブ・D・テイラーが実施した。本移植はIRIX 5.2以降で実行するように設計されていた。IRIX Doomは当初、リリースされていないMS-DOSバージョン1.5に基づいていたが、その後の更新ではバージョン1.6および1.8に基づいていた。SGIの高度なグラフィックハードウェアを利用するための努力は行われていない。他の多くの移植と同様に、ゲームは完全にソフトウェアレンダリングモードでレンダリングされた。
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