Intel 80387
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/20 20:33 UTC 版)
Intel 80387は、インテルの32ビットCPUである80386用の数値演算コプロセッサ。インテル最初のIEEE 754対応品となった(8087、80287はIEEE 754との間に非互換の部分を有する)。原理的にはこれ以前のプロセッサである8087や80287と同じである。80386を搭載したコンピュータには、80387を挿すことができる専用のソケットが用意されていた。80386SX用には80387SXがある。 80387では、FSIN, FCOS, FSINCOS, FPREM1, FUCOM, FUCOMP, FUCOMPP命令が追加された。 コプロセッサとのインターフェイスには特許が取得されていなかったため、IDTやサイリックスが、さらに高速に演算を行う互換品を製造していた。 i387 i387SX i386DXとi387DX 16ビットバレルシフタとCORDIC(英語版)ユニット付きi387マイクロアーキテクチャ
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