Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

JIPSとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > JIPSの意味・解説 

JIPS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/15 05:25 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

JIPS(ジップス Japanese Information Processing System)はNECが開発した日本語処理システムの名前である。実際上は、『JIPS』という用語は、そのシステム上で使われる漢字コードの事を指していることが多いため、本稿ではその漢字コードについて説明する。

概要

『JIPS』にて使われる漢字コードは、JIS C 6226-1978をベースに拡張文字を9区〜13区に登録し、さらにGR域に『G1集合』と呼ばれる拡張文字群を登録した符号化文字集合である。

  • 上記そのものを表すJIPS(J)
  • JIPS(J)の上1バイト、下1バイトをそれぞれEBCDICに変換して得られるJIPS(E)
  • JIPS(J)の上1バイトをASCII文字と被らないようにシフトしたNEC内部コード(J)
  • NEC内部コード(J)の上1バイト、下1バイトをそれぞれEBCDICに変換して得られるNEC内部コード(E)

の4つのバリエーションがある。

でそれぞれ用いられる。

なお、NEC内部コード(J)を使用していた業務用マシンとして、『NTOS』および『PTOS』がかつて存在した。

JIPSの外字

1面(G0)84〜94区と2面(G1)64区〜94区に1,034+2,914=3,948文字をユーザ外字領域として利用できる。これはeucJP-MSが、1面(G1)84〜94区と2面(G3)84〜94区に合計2,068文字のユーザ外字領域を持っていることと似ている。

ただし、JIPSの1面(GO)はGL表現であり、eucJP-MSの1面(G1)はGR表現である。そして、JIPSの2面(G1)はG0からシフト符号無しで面切り替え出来るのに対し、eucJP-MSの2面(G3)はG1からシングルシフトで切り替える点が違う。

脚注

[脚注の使い方]

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「JIPS」の関連用語

JIPSのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



JIPSのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのJIPS (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS