MP4/1C
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 02:41 UTC 版)
「マクラーレン・MP4/1」の記事における「MP4/1C」の解説
新たに施行されたフラットボトム規制により、今までとは違ったマシンデザインが求められるようになった。ブラバムのようにほとんどサイドポンツーンをなくしてしまうチームもあったが、バーナードはサイドポンツーンを残し「コークボトルライン」と呼ばれるポンツーン後端を絞り込んだ形状を考案した。こうすることによりリヤタイヤ付近の気流の流れを改善することができた。マシンデザインはバーナードによって洗練されていたが、いかんせんコスワースDFVやその後継であるDFYエンジンは、新勢力となりつつあったターボエンジンに比べると非力だった。エンジンの面で足を引っ張られたマクラーレンとしては早急にターボエンジンを獲得する必要性に迫られたが、共同チームオーナーであるマンスール・オジェ率いるTAGを通じポルシェとの提携に成功した。
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